博士の愛した数式 小川洋子 2006年02月20日 10時43分48秒 | 本 博士の愛した数や数式の魅力が伝わって来ます。 こんなふうな授業だったら数学好きな人は増えるかも。 人はどんな状況でも生きるに値するし、人を幸せにすることも できる。悲しいとは思いませんでした、博士の愛したものは ル-トに受け継がれていくようで、爽やかな後味でした。
なるほどの対話 河合隼雄 吉本ばなな 2006年02月20日 10時21分22秒 | 本 自分というものを広く考えれば、一人じゃないんですよ。 深いところへ行ったらみんないるんです。 浅いところでガチャガチャ好きなことやってるのは、別に 自己実現なんて言う必要もない。ただ好きなこと、 やっとりまんなあってなもんで。 河合隼雄さんの語り口が好きです。
茨木のり子さん☆ 2006年02月20日 08時35分32秒 | 本 憧れの方でした。 「じぶんの耳目 じぶんのニ本足のみで立っていて なに不都合のことやある」 「初々しさが大切なの 人に対しても世の中に対しても 人を人とも思わなくなったとき 堕落が始まるのね」 「極小の一分子でもある人間が ゆえなくさびしいのもあたりまえで あたりまえすぎることは言わないほうがいいのでしょう」 好きな詩がいっぱいあります。 御冥福をお祈りします。 ☆ ☆ ☆