遊廓→赤線
昭和5年ごろ、軒数53、娼妓数160
昭和30年、業者数約30
国道2号線沿いにある古風なビジネス旅館。ショーウィンドウのような出窓がおもしろい。
転業旅館かどうかは、なんともいえない。
鋭角の角地に建つ奇妙な物件。基礎は和風、手前は小料理屋風、右側面はカフェー風。
まとまりのない外観ながら、そのとっちらかったような装いが逆に個性になっている。
微妙なカーブを描く庇と、その上に乗る青い洋瓦が、まるで大波と小波を模したよう。
二階の手すりも個性的だ。花をイメージした模様なのか、あるいは七曜紋なのか。
[左]カフェー調の建物が並ぶ。二軒のように見えるが、実際は五軒の軒割りらしい。
[右]二階に球形の照明。こういう照明を見るたびに、よく残っているものだと感心する。
現役なのだろうか。場所が場所だけに、看板の名前が色っぽいものに思えてしまう。
建物は派手な造りではないものの、玄関の軒にカフェー風の特徴が見て取れる。
角を大きく切った和風建築。二重庇の構造が建物に重厚感を与えている。
窓や壁に大規模な改修の手が入っており、オリジナルの姿を想像するのは難しい。
帰り際に遭遇した和風建築。遊里跡と思われる場所から少し外れたところで見かけた。
表札代わりらしい照明カバーには「魚善」とある。かつては料亭だったのだろうか。
昭和5年ごろ、軒数53、娼妓数160
昭和30年、業者数約30
国道2号線沿いにある古風なビジネス旅館。ショーウィンドウのような出窓がおもしろい。
転業旅館かどうかは、なんともいえない。
鋭角の角地に建つ奇妙な物件。基礎は和風、手前は小料理屋風、右側面はカフェー風。
まとまりのない外観ながら、そのとっちらかったような装いが逆に個性になっている。
微妙なカーブを描く庇と、その上に乗る青い洋瓦が、まるで大波と小波を模したよう。
二階の手すりも個性的だ。花をイメージした模様なのか、あるいは七曜紋なのか。
[左]カフェー調の建物が並ぶ。二軒のように見えるが、実際は五軒の軒割りらしい。
[右]二階に球形の照明。こういう照明を見るたびに、よく残っているものだと感心する。
現役なのだろうか。場所が場所だけに、看板の名前が色っぽいものに思えてしまう。
建物は派手な造りではないものの、玄関の軒にカフェー風の特徴が見て取れる。
角を大きく切った和風建築。二重庇の構造が建物に重厚感を与えている。
窓や壁に大規模な改修の手が入っており、オリジナルの姿を想像するのは難しい。
帰り際に遭遇した和風建築。遊里跡と思われる場所から少し外れたところで見かけた。
表札代わりらしい照明カバーには「魚善」とある。かつては料亭だったのだろうか。