Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

カロリーゼロ

2010年04月12日 | 家・わたくしごと
 数日前、重い荷物を持ったことから腰痛になり、なかなか治らない。痛みが止まったので、日曜日の午前中は家で書類作成の仕事をしたが、ちょっとパソコンに向かうとまた再発。そんな繰り返しである。パソコンに向かう姿勢と椅子の問題なのだろう。
 午後から佐敷のお風呂に行くことにした。私にとって沖縄での数少ない「癒し空間」である。腰の治療と心身の癒しができるなんて一挙両得、一石二鳥。今回はお風呂でうとうとしてしまうほど満足。朝、早起きしてウォーキングをしたからだろうか。
 畳敷きの休憩室でカロリーゼロのペプシコーラを飲んだ。人によってはやっぱり砂糖がたっぷり入ったコーラこそ「コーラの王道」と考えるだろうが、アスパルテーム・コーラでも私には十分である。とにかく重要なのことはソーダの喉越しとカロリーゼロ。そういえば、最近、コンビニのドリンクコーナーにはカロリーゼロのオンパレードである。メタボを恐れる日本人は最近、健康に気づかっているようだ。
 ところで腰の痛みだが、お風呂から戻ってからは順調である。このまま治ればいいんだけどな。だって今日はガムランの授業で、床にすわってガムランを叩かなくてはならないから。

誕生日プレゼント

2010年04月11日 | 家・わたくしごと
 かみさんと息子の2人から誕生日プレゼントをもらった。中を見てみると、運動をしながらiPodやWalkmanなどの携帯音楽プレーヤーを収納できるナイキのアームバンドである。これはひじょうに実用的なプレゼントだ。毎日ウォーキングをしながら、最近はウォークマンでラジオを聴いているから。いつもは音楽プレーヤーを上着のポケットに入れているのだが、軽くジョギングをすると飛び出してしまうのではないかと心配していたからだ。
 さっそく昨日から付けて歩き始めた。たいへん結構なリストバンドで、音楽プレーヤーの他、小銭なども入れられるので、遠くまで歩くときなどはたいへん便利だし、軽いのでほとんど気にならない。
 しかしもらってしまったわけだから、歩き続けなくてはならない。これから沖縄はどんどん夜明けが早くなり、朝も暑くなる。ということはできるだけ暗いうち(5時過ぎ)にコンスタントに起きて歩かないと、「日焼け」という別の問題にも直面するのだ。ということで、「ありがとう」と思うと同時に、「早起き」を目指し、身が引きしまる思いである。

至福の余韻

2010年04月10日 | 家・わたくしごと
 4月8日が誕生日でその夜、家族でケーキを食べたことはすでにブログに書いたのだが、実はその翌日も誕生日の心地よい余韻が続いたのだった。家族の数より多く買ったケーキが冷蔵庫にあったからである。しかも、「夜に甘いものを食べると太るし、やっぱり朝だよ」と朝食のコーヒーとともに上等なショートケーキを食べ、朝から至福の余韻にひたることができたのである。
 しかし余韻はそれで終わらなかった。なんと夜のガムラン練習で、メンバーの一人が、Pがこよなく愛する生クリームたっぷり大きなショートケーキをホールで作ってきてくれたのである。さらに、さらに!別のメンバーはアップルパイを持参してくれた。
 感動的な誕生日の余韻である。しかも、メンバーは私に気を使い、一番大きく切り分けたケーキをくれるのだから!ダイエット?そんなものはおいしそうなケーキを前にまったく意味をなす言葉ではないと食べながら思ったのだった。余韻というよりも、なんだか昨日のケーキが「前菜」で、今日の方が「メイン」みたいだな。ちなみに、かみさんは昼にも息子の学校関係の集まりでケーキをいただいたそうで、「今日はほんとうにたくさんケーキを食べたわ」と実に満足そうな微笑みを浮かべていたのであった。太らないかみさんが羨ましい次第である。

なぜ6個?

2010年04月09日 | 家・わたくしごと
 なぜケーキが6個あるのだろう。下記の1から3の選択肢の中から正しいものを一つ選びなさい。
1. 「家でパーティーをやったのよ」
2. 「きっと、一人で複数のケーキを食べようとしているのよ」
3.「きっと誰かにもらったんだよ。あんまりケーキの数が少ない箱、持っていきにくいだろう?」
 いうまでもなく、答えは2である。近所に新しいケーキ屋ができたことは知っていたが、かみさんがそこでショーケースを見ているうちに、家族の数以上のケーキを買ってきてしまったであった。これこそショーケースの魔術!
 本日だけはダイエットのことを忘れて思う存分ケーキを味わったのであった。もちろん一個だけ。でも明日に食べるケーキもすでに予約済みである。ところで次の質問。私はこの中のケーキのどれを食べたでしょう?(ヒント:昨日はPの誕生日でした。もうわかったよね。)
 

AKU48

2010年04月08日 | 家・わたくしごと
「AKU48? えっ、AKB48の間違いじゃない?」
 いやいや「AKB」ではなくインドネシア語の「AKU」である。AKUは、「私」の意。「ぼくは、48だよ。」と訳すのが、AKUのニュアンスを表現している。そう、ぼくは本日、4月8日で48歳になったのである。月日と年齢が一緒になるのは一生に一回だけ。それに月か日が二桁の人なんて、ありえない。10月15日なんて1015歳になってしまうから。
 もう1ヶ月くらい前から、「4月8日で48歳になるんだ」と家で言い続け、昨日も「明日は4月8日で僕の誕生日だ」とかみさんにいったところ、もう何度も聞かされたから「めでたくない」と冷たく言われた。別に「何かプレゼントを買ってくれ!」なんていうつもりじゃなかったんだけど、がっかり。
 まあそれはともかく、めでたい日である。4月8日で48歳。AKU48。それに今日は「はなまつり」だし、なんと釈迦の誕生した日である。ということはぼくは、お釈迦様の……?


国立の大学通りの桜

2010年04月07日 | 東京
 国立駅前からまっすぐ谷保駅まで伸びる大学通りの桜。なんとなくアカデミックな香りがする桜かな。なんといっても大学は一橋大学だもの。昔は桜並木の下にたくさんの出店が並んでいたのだが、今は桜の根が傷むからという理由で国立駅周辺の出店はなくなったという。そのせいだろうか、屋台から漂う料理の匂いにかき消されることがなくなったアカデミックな桜の香りが大威張りで街中に漂っているよ。
 20年も前のことだけれど、この街に数年住んだことがある。桜の時期も幾度かこの道を歩いた。街の何が変わったのかな。よくわからない。国立駅は変わってしまったけれど、街並みは大きく変わらない街。国立の風景の変化はゆっくり、ゆっくり。
 ところでアカデミックな桜の話をもう一つ。申請していた研究費の内定をいただいた。サクラサク。
(「2010年の桜」三部作完結)

若葉台団地の桜

2010年04月06日 | 東京
 懐かしい桜。ここに団地が建てられた時のことをぼんやり記憶している。まだ小学生の頃、小さな自転車でここまでやってくるのは大冒険だった。今思えばたいした距離ではなかったのだけれど、当時は、薄気味悪い深い林をぬけてこなければならなかったのだもの。そんな道が怖くて、必死にぺダルを踏んだ。チェーンが猛速度で回っていた。
 あの頃、きっと植えられた桜。頼りないくらい細い幹だったのだろう。今から40年も昔のこと。あれからぼくは、数え切れないほどこの桜のトンネルを抜けた。歩いて、自転車で、そして250CCの愛車のバイクで。
 桜は4月の花、だから旅立ちの花、なんとなく明るく広がる未来を予見させる花。しかし、この団地に咲く桜だけは、すばらしい過去も悲しい過去も、私に過去をよみがえらせてくれる不思議な花だ。千鳥ヶ淵に咲く桜も、小金井公園に咲く桜も、道端に咲く桜も、それは植物学的に見れば同じソメイヨシノかもしれない。けれど、一人ひとりにとって、それは決して同じ桜ではない。人には、それぞれ違ったソメイヨシノが存在するのだ。

千鳥ヶ淵の桜

2010年04月05日 | 東京
 「今日は天気もいいから、千鳥ヶ淵あたりは花見の人でいっぱいだよ。」
 「これから私も九段の方に散歩がてら行ってみようと思っていたんです。」
週末、神保町の古書店を歩いているとき、店主がそんな話を常連客と交わした会話が私の耳に入ってきた。
 正直なところ、千鳥ヶ淵は「戦没者墓苑」の場所としては知っていたが、うかつにも、そこが桜の名所であることは知らなかった。まだ東京に来て桜を見ていなかった私は、その古書店での二人の会話につられて、千鳥ヶ淵に行ってみることにした。
 地下鉄の九段下周辺は桜見の客でごったがえしている。世間の人々は千鳥ヶ淵が桜の名所であることをちゃんと知っているようだ。それにしても、濠沿いには満開の桜の花が咲き乱れている。なんだかこれだけ咲いていると、「美しい」とか「きれい」とかいう表現が当てはまるかどうか疑問である。もちろん美しく、きれいなのだが、ぼくは正直なところ、かみさんが沖縄で育てた一輪、二輪の桜の花の方にずっと感動した。桜はその本数や花の数が大事なのではなく、その花の持つ季節感、その花への思いのようなものが、重要であるような気がする。何週間か前に見た鉢植えの一輪の桜の花から、十分にそれが伝わったのだから。


ダイエットその後(1)

2010年04月04日 | 家・わたくしごと
 3月17日のブログで5キロ減量を目標としたダイエット宣言なるものをした。それから約2週間以上がたったのだが、その間、謝恩会があって、たらふくご馳走は食べるは、沖縄北部旅行で豪華夕食、朝食バイキング、ガムラン関係の送別会で沖縄の居酒屋定番「揚げ物攻撃」にやられ、逆に増えたのではないかと心配したが、意外にも体重は2キロ弱減量していた。
 毎朝、8千歩を目標とした早歩きのウォーキングをほぼ毎日続けているし、週末に滞在した東京でもなるべく歩くように心がけている。入学式は明日の4月5日である。少なくても卒業式で着たスーツが、多少なりとも着やすくなっていなければならない。でも、それは明朝のお楽しみ。当面の目標はそこにあるのだから。
 しかし、もっと私にとって重要なことは、運動と減量によって血圧を下げることである。一年以上前に血圧は安定したため、降圧剤なる薬を服用する必要はなくなったが、このところ、健康診断では再び「高血圧」のレッテルが貼られているのだ。まずは薬に頼らずに血圧を下げる努力をしなくてはならない。
 血圧の後は……夏にある大きな舞台である。太っていると今度はガムランの衣装がパツパツになって演奏しにくいから。あと3キロの減量とその後の体重維持を目指して、ぼくはもうまっしぐらに突っ走っている……(ブログで公言することが案外と力になっていることを私は実感している)。