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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

朝食 sarapan

2010年01月10日 | バリ
 インドネシアでは朝食のことをサラパン sarapanという。私の宿泊しているホテルでは、たいてい前日の夜、部屋にフロントから「Besok sarapan apa?(明日の朝食は何にしますか?)」と電話がかかってくる。
 このホテル、朝食はパンのセット(耳を切った食パンを2枚焼いたものに、ジャムとバター、ゆで卵)、ナシゴレン(焼き飯)、ミーゴレン(焼きソバ)、ミークワ(汁ソバ)の中から一つ選び、それにコーヒーか紅茶がつく。コーヒーもネスカフェか、インドネシア式のコーヒーのどちらかを選択するのである。
 どれも食べてみたのであるが、やはりお腹にたまるのはご飯なので、たいていは写真の「ナシゴレンとコーヒーのセット」である。でもこのナシゴレン、ほんとうにちょっとだけなのだ。たぶん日本の小さなお茶碗一杯分があるかないか程度の量だ。しかしこれがインドネシアの朝食(サラバン)の基本である。そんなに「がばちょ」と朝食をとらないのだ。バリ・ハイヤットの朝食バイキングなんて見たら、きっと村のおじちゃんたちは腰を抜かすにきまっている。もちろん、昼食時間も午後12時よりずっと前倒しなのであるが……。

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