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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

オランダの夢

2008年11月21日 | エッグカップ

 最近進めている研究との関係で、オランダで調査がしたい資料が出てきたこともあり、この2月にオランダに行こうかどうか迷っている。私を躊躇させているものの筆頭は「寒さ」である。北海道と緯度が同じであるオランダの冬は当然寒い。いったんホテルに入ってしまうと朝からきちんと研究機関に通える自信がない。ホテルのヒーターのきいた部屋で結局はぬくぬくしてしまうのではないかという不安がある。
 そんなことを考えているせいか、明け方にオランダの夢をみた。最初に出てきた場面はタイの芸能調査にいつも一緒に行っている大学の同僚とともに横断歩道にいて、街を眺めている。とにかく予想通り寒いのだ(たぶん、明け方沖縄が寒いのが原因だろう)。横断歩道を渡りきったところにショッピングセンターがある。入ったとたんとても暖かい。(たぶん、そのとき私は無意識に布団をしっかりかけたのだろう。)なぜか私はそこで、暖色系のデザイン(少なくてもオランダカラーのオレンジ色は入っていた。)の折りたたみ傘をながめている(今日、東京に行く私は、昨晩、カバンに折りたたみ傘を入れなくてはいけないと考えていた)。
 次なる場面は、雑魚寝の旅館。オランダとは縁遠く、スキー場か山小屋のようであるが、眠っているのはみなスキー帽をかぶったヨーロッパ人ばかりである(過去に体験した「寒い場所」が蘇っている)。なぜか隣に寝ている息子に起こされて、寝ている人の足をふまないように旅館を出る。とそこは、またあのショッピングセンターである。息子が指差した店は、オランダの風車が描かれたエッグスタンドが売られている小さなお店で、ショーウィンドーの中にはエッグスタンドがたくさん並べられている(昨晩、寝る前に最近Yahooオークションで買って、飾り棚に並べたオランダ風車の描かれたデルフト焼のエッグスタンドを眺めて寝たことを思い出した)。
 夢は現実世界での体験の蘇生でもあり、また未来の予知でもあるというエリック・フロムの研究書を予備校時代に読んだことを思い出した。過去の経験はともかく、この夢の中にどんな未来予知が隠されているのか?ちなみに私は研究に行くつもりなのに、なぜ「買い物」ばかりが夢にあらわれるのか?えっ、これも予知!


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