昨日はアートセンター前のバリ人料理人が作る中華系インドネシア料理店について書いたが、本日は中華系の料理人が経営するお店、店の名前はDepot Muah 29。直訳すると「安い食堂29」となる。ちなみに決して安くはないのだが、ここは本当に旨いし、野菜の量がきわめて豊富である。ちなみに今回の滞在で紹介した六宝菜、八宝菜はすべてここのお店の「お持ち帰り」である。
まず中華系の食堂で私が嫌うのは、料理に唐辛子を入れて辛く炒めること。基本、四川料理などは別にして八宝菜などの中華は辛い食べ物ではないのだが、街の小さな食堂で注文するとインドネシア人仕様になっていてすでに辛いのである。その点、中華系の人々の作る料理は辛みがほとんどない。必要ならば自分で入れるのである。辛いものが苦手は私にはぴったりである。
私の通う店の中では最も八宝菜の値段が高いのがこのお店。ここの価格は2万ルピア(だいたい170円くらい)だが、安い店が半額以下なのでその値段の高さと高級さがわかると思う。だいたいきくらげが入っているところから他の店とは違っている。以前のブログの写真を参照。とにかく野菜を食べること、それにはこの中華系インドネシア料理屋が最適なのだ。高熱で炒めるのでお腹が痛くなる心配もほぼないわけだし。ただし、ご飯と一緒に食べるものとして料理されているので、私のように極力白飯を抜いて、おかずだけ食べるには味が濃いのが難点である。
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