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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

冬季オリンピック

2010年02月02日 | 家・わたくしごと
 バンクーバーで冬季オリンピックが始まるらしい。メディアでもしきりとオリンピックを盛り上げている。日本人の選手の情報も次々と現地から送られてくるし、テレビでもメダルを獲得しそうな選手を特集する番組を放映している。
 私の年代にとって冬季オリンピックといえば、札幌である。とにかく日本で行われたこともあって妙に盛り上がったし、ジャンプの1位から3位まで日本選手が獲得するという記録はもう二度とないだろう。三人を企画した特集はその後も、少年マンガ雑誌の巻頭にも登場した記憶がある。あの頃は、がんばれ日本!とテレビの前で大声をあげていた純情な少年だった。
 「なんだか冬季オリンピックが始まるっていう実感がないね。」と、テレビのニュース番組でバンクーバーオリンピックの話題を見ながら、かみさんに話しかけた。彼女の答えはひじょうにあっさりと、そこには事実だけを端的に述べるように、こういったのだった。
 「沖縄には雪が降らないからよ。」
 そうなんだ。やっぱり自分の住んでいる環境が「冬」でなければ、どうしても冬季オリンピックは他人事のように感じるんだ。東京は昨晩雪が降って、バンクーバー熱もヒートしていくんだろう。
 「でも、そんなこと言ったら、南半球の国はたいへんだね。だって、今は夏真っ盛りなんだしね。」
 かみさんは「そうね」といって笑ってくれた。それにしても冬季オリンピックは北半球が優先されるイベントだということを実感したのだった。

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