今回、バリで購入したのがこの変哲もないプラスチックの紐。細いパイプもつけてくれた。バリのガムラン関係者はすぐにこれが何だかわかるだろう。そう、青銅製の鍵板を吊るための「紐」である。
本来は牛の皮を細く切って紐状にしたものを使っていたのだが、5,6年前から徐々に牛の皮からプラスチック製の紐へと変わってしまった。驚くことに、ちゃんと太く丸いテグスを熱でつぶして平らにしているのである。いわゆる細い「きしめん」状になっている。
プラスチックは安価で、鍵板を吊り易いというのがこの変化の理由である。どちらがエコなのか、といえばそれは牛の皮なんだろうが、もはや時代の流れには逆らえぬ。私も1年前から牛の紐が切れるとプラスチックの紐に交換してきた。浜松のガムラン・アンクルンはまだすべてが牛の皮紐なのだが、これから少しずつこのプラスチックの紐へと変わっていく。ちょっぴり寂しい気もするけれど…。
本来は牛の皮を細く切って紐状にしたものを使っていたのだが、5,6年前から徐々に牛の皮からプラスチック製の紐へと変わってしまった。驚くことに、ちゃんと太く丸いテグスを熱でつぶして平らにしているのである。いわゆる細い「きしめん」状になっている。
プラスチックは安価で、鍵板を吊り易いというのがこの変化の理由である。どちらがエコなのか、といえばそれは牛の皮なんだろうが、もはや時代の流れには逆らえぬ。私も1年前から牛の紐が切れるとプラスチックの紐に交換してきた。浜松のガムラン・アンクルンはまだすべてが牛の皮紐なのだが、これから少しずつこのプラスチックの紐へと変わっていく。ちょっぴり寂しい気もするけれど…。