Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

「バンケン」なる省略形に関する一考察~バンバン!ケンバン♪はままつ

2012年09月28日 | バンバン!ケンバン♪はままつ

 「ねえP、ちょっと、今日のブログのタイトル固くない?学者だからって、そうそうブログのタイトルまで「読むな」みたいなタイトルつけることないやん?」
 わかっているんですけど。ちょっと「バンケン」なる省略形について考えてみたかったんです。この省略形ですが、私が勝手に作った造語ではなく、主催者が自ら総称している省略形です。なぜなら、そのチラシに「バンケン♪って呼んでね」とかわいらしく記述されているからです(引用典拠を明らかにすることは大切。写真をよく見ると発見できるぞ)。
 確かに「バンバン!ケンバン♪はままつ」は、毎回使うにはちょっぴり文字数が多いわけで、「バンケン」の方が確実に言いやすいですね。しかし視覚情報なしに「バンケン」と聞くと、日本人ならば百パーセント「番犬」をイメージするわけです。つまりそこに齟齬が生じてしまう。そこで企画者は、ワンちゃんのバン(父)とケン(子)のイメージキャラを作ったわけです。それが本日の写真。知らなかったでしょう。でも大学の売店でイメージキャラグッズは販売していません。(誤解を生まないような配慮がすばらしい)。
 ぼくは正直、省略形が嫌いです。だいぶ前のブログに書きましたが、実は巧妙にその意味を隠蔽してしまうことができるからです。「原発」なんてよく言いますけど、これ「原子力発電所」のことで、この二つを並べてみた場合、これを単なる機械的な文字の省略と捉えるのはちょっと短絡的すぎやしませんか?(他の事例をあげて比較することは大事)
 また始まったね、Pの面倒な話。理屈っぽいPの発言なんて無視しちゃっていいんですよ。省略形はね、やっぱり便利なんです。それに、「バンバン!ケンバン♪はままつ」の主催者自身が「バンケンって呼んでね」って言ってるわけだしー。ということで、結論としては、学内では無論のこと、浜松市民の皆さんも、全国に広がるこのイベントのファンの皆さんも、そして出演者のみなさんも、今日から、「バンケン」と呼ぶことにしましょう。さあ、これを読んでいるパソコンや携帯の前で大きな声で言ってみましょう。

 「バ・ン・ケ・ン」 (よくできましたー。)

 「ねえ、バンケンのチケット買った?」なんて、ちょっといい感じじゃありませんか。
 僕はね、スタッフに悪い虫はつかないように今日から「バンケン」の「番犬」になりまっせ。
 「えっ?おまえが一番危ない?」
(結論、破たんしてます。)

バンケンの公式HPはこちら  http://ban-ken.jp/

Pのブログ中の「バンバン!ケンバン!はままつ」紹介 
 http://blog.goo.ne.jp/nangtalung/e/4d532792747f130248197e5948eee151
 Pのブログで紹介した「バンバン!ケンバン♪はままつ」の出演団体 :ロバの音楽座
 http://blog.goo.ne.jp/nangtalung/e/9353b532faf88c24497bf2961df8bda5 
 Pのブログで紹介した「バンバン!ケンバン♪はままつ」の出演団体 :ヒカシュー
http://blog.goo.ne.jp/nangtalung/e/3feb67e2c68ac2e4b6bfb641a1fdb6f9 
 Pのブログで紹介した「バンバン!ケンバン♪はままつ」のイベント:(鍵盤楽器の伴奏付)サイレント映画上演とトーク
http://blog.goo.ne.jp/nangtalung/e/89619a6bdfea0a60146ed2c5ec7d9407 
 Pのブログで紹介した「バンバン!ケンバン♪はままつ」のイベント:シンポジウム「大正琴の文化史」
http://blog.goo.ne.jp/nangtalung/e/6fcca44a5b15da361c9191b38955b023
Pのブログで紹介した「バンバン!ケンバン♪はままつ」の出演団体 :栗コーダーカルテット
http://blog.goo.ne.jp/nangtalung/e/3c982540f272b5806de0871a7890a786