Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

Back to Okinawa

2012年07月02日 | 那覇、沖縄
 週末、授業や稽古のために沖縄に戻った。梅雨明けの知らせはだいぶ前に聞いていたし、この一週間、沖縄の知人たちから発信されるフェイスブックに添付された真っ青な沖縄の空や海を十二分に堪能していたのだけれど、やっぱり戻る数日前からちょっぴりソワソワ。去年までは「暑い、暑いよ、本土はいいな」なんて口癖のように言っていたはずなのに、住む場所が変わったらこの通り。ほんと、主義主張のない奴!
 日本人が沖縄にイメージするものは「青い空、澄み切った海、白い砂浜とそこに並ぶパラソル、ヤシの木…」そんなことを沖縄にいるときに学生たちとよく話した。そして授業の最後には「それだけじゃ、沖縄の観光は発展しないよね。やっぱりゲストが沖縄文化をイメージしなくては、単に南のリゾート地のイメージだもの」なんて偉そうなことを言って、文化観光や政策のことを講義した。でも、沖縄を離れた自分だって梅雨明けの青い空を期待してるじゃん。
 沖縄の空は期待を裏切らなかった。空港に降りると、その地方の独特な香りを感じるけれど、沖縄のなつかしい香り。「戻ってきたよ」って思い切り叫びたい気分だった。たった二日間の滞在で忙しかったけれど「おめでたい話」もあったし、帰ってよかったと思える沖縄滞在。でもたくさんの課題も与えられて、今日から取り組まなければ。まだまだ沖縄は戻るところ。浜松は行くところ。いつ逆転するのかな。いつか逆転しちゃうのかな…。