Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

急がなくっちゃ

2011年05月23日 | 大学
 多くの大学は少子化が進む中、受験生確保、入学者確保に躍起になっている。私が所属する大学も例外ではない。例外どころか「音楽学」は、芸術大学においては完璧に「マイナー」ジャンルであるために、相当にがんばらないといけないのだ。だって音楽は一般に演奏するものだったり、作ったり、聞いたりするものだったりするわけで、「研究する」なんてなかなか思いつかないもの。
 これから各地で大学案内などが行われる中、「リーフレットを作るように」というお達しが出る。その後、ガムラン演奏者であり、デザイナーのホセ氏の全面協力により、デザインが間に合って印刷開始。ホセ氏なくしては期日に完成でなかったリーフレットである。
 印刷屋に出すなんて予算はないため、完璧に手作りである。先週の金曜日のこと、大分に説明会に行く先生にその日のうちに渡さなくちゃいけないし、約束までの時間はわずか。間に合わないぞ!私の指令のもと、突然、降って沸いたような仕事に学科室は騒然となり、助手は大忙し。ところが焦る気持ちとは裏腹に、案外とカラー印刷はスローなのである。そんな状況を横目に、「じゃあ、ぼくは東京だからね。よろしく。」とすべてを助手に託して(押し付けて)、出かけたのだった。本当にごめんなさい。
 (月曜日談:学科室勤務の皆さん、ありがとう。印刷も間に合って、リーフレットを渡してもらえて。でも今日からまた100部以上の印刷が待っているのよ。だって週末は東京で説明会ですもの。)