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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

台湾お菓子のホームラン王

2011年05月14日 | 台湾
 沖縄に住んでいると、結構、台湾のおみやげをもらうことが多い。その中でもっとも多いのが鳳梨酥とよばれるパイナップルケーキ。家にあれば美味しく食べるのであるが、うちの家族からは「今回、お菓子はいらない」と言われて台湾に出発した。
 家にお菓子は買わなくても、ゼミのお菓子やらガムランのお菓子は必要である。行天宮のそばの鳳梨酥が美味しいといわれる店に行き、買い物をしたのであるが、そのときに試食で出されたお菓子の一つをつまんだとき、「えっ、これは……」とその味に感動してしまったお菓子があった。おもわず食べた瞬時に「これを下さい」と言ってしまったほど、その味は私にとって「台湾のお菓子のホームラン王」だったのである。
 「翡翠 緑豆羹」なるお菓子である。これは、この店で売られるお菓子の固有名詞なのか、それともこの手のお菓子の名称なのかはよくわからない。要冷蔵のお菓子で半生のようなやわらかさがある。中華風ではなく、この味はまさに「洋風」に近い。
 「そんなに旨いって言うなら、なんで買ってこなかったんだ?」といわれそうだが、実はすでに40個も鳳梨酥を買った後の出来事だったのである。それに要冷蔵だし。次に行く機会があれば必ず買ってこようぞ!(でも空港の免税店にはこの手のお菓子を発見できなかったのは、私の観察不足なのだろうか?)