Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

打ち上げ?

2011年03月29日 | ヨーロッパ

 最終日の夕方、ホテルの部屋で「打ち上げ」を行う。サラミソーセージと熟成したチーズ、日本から持ってきた柿ピー、そして瓶ビールで乾杯!(一人だけど)
 
私はチーズについて詳しくないのだが、オランダの大きいスーパーには写真のような薄切りになったチーズでも20種類以上あるし、チーズだけならば100種類くらいは置いていそうである。私が「美味しい」と思うのは、時間をかけて熟成した黄色味を帯びた固めのチーズである。薄くてもものすごくコクがあるのだ。
 薄い4枚で1ユーロ80セントなので、チーズとしてはかなり高級である。一枚にすると50円くらいか。最後の日なのでちょっと贅沢。


街角の楽師

2011年03月29日 | ヨーロッパ

 アムステルダムの街のあちこちに楽師がいるのだが、そのパータンで最も多いのが、クラリネットとアコーディオンの「ジプシー音楽」である。春の街かどにちょっぴり寂しく聞こえるジプシー的な音階。
 オランダ人には街角のこんな音がもう日常なんだろう。しかし僕はどうしてもその音楽に耳を傾けてしまう。こんな音楽は研究室が授業で学生に教えるために流す以外は、決して家で聞くこともなければ、沖縄の路上で聞くこともない。非日常的すぎるからだ。


芽吹き

2011年03月29日 | ヨーロッパ

 アムステルダムの運河沿いの木々が吹いて、淡い黄緑になっています。デルフトでは並木の種類が違っていたのかもしれませんが、まだ木々は寒々していたと思います。急に春めいてきたのですね。セーターを着て、マフラーをして、ジャケットを着て歩くと汗をかいてしまいます。

 私は明日、昼にヘルシンキ経由で日本に帰国しますが、これからオランダは観光シーズンです。もうチューリップで有名な公園は開園しているそうです。私は大学教員ですから、4月から6月の春の時期、オランダに観光で行くことはできません。いつか、時間ができたとき、ゆっくり回りたいと思っています。まだまだ先のことですね。そのためには健康でいないと。

5日間の滞在中、小雨に降られたのは一日だけでした。オランダにしては珍しい青空の日々。やっぱり日頃の行いのせいかな。ぼくのこと「雨男」っていう人がいますけど、そんなことはないんだよ。