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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

セブ島

2011年03月06日 | 那覇、沖縄

 久しぶりに牧志公設市場のそばに用があり、暗くなってから国際通りに出かけた。あいかわらず、派手な土産屋がずらっと並ぶ。だいたいどこも同じものを売る土産物屋の店先では、若い店員が、「どうぞ、いらっしゃいませ」と声をかけている。
 ふとそんな土産店の一つを眺めると、その店名に目がとまった。その名は「セブ島」。セブ島とはフィリッピンの代表的なリゾート観光地の一つであり、少なくとも沖縄との関係は「青い海」、「白い砂浜」、「輝く太陽」という南国リゾートのイメージにおける「三種の神器」の点で共通する。
 私がこの島にきてから早10年だが、その間、沖縄は南国リゾート的なイメージだけを払拭し、文化観光に力を注いできたように思える。それに成功したかはとにかく、がんばってはいるのである。しかし、この店の名に象徴されるように、まだまだ沖縄は「南国のリゾート地」なのだろう。