Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

不思議な満足感

2010年11月14日 | 那覇、沖縄

 昨日のブログに書いたJICAのイベントは本日終了。今日は大学の行事などがあって午前中と片付け(ほとんど終わった後)に参加できただけでしたし、自分の本は全く売れませんでしたが、それでも不思議な満足感みたいなものがありました。
 イベントといえば、これまでは「上演」するのが普通でした。しかし今回は自分の上演とは無関係。だからこそ、イベントを支える人々や会場に足を運んでくれた人々と直接に対話ができたのです。舞台に立つとそういう時間がほとんどありませんし、上演の準備や片付けに時間がとられることから、主催者と舞台関係の人々以外とはなかなか接点がありません。
 わざわざ会場に来てくれた人々とのささいな会話を通して、少しでもインドネシアのことを伝え、知ってもらうという喜びみたいなものを感じたのだと思います。上演以外の場にも積極的に参加する意味やその役割がよくわかった二日間でした。それがこの満足感なのでしょう。不思議なもので、そんな日の疲労はいくぶん心地よいものです。