ひめちゃんがお散歩に出るときは、小雨がパラパラと降ってました
遠出はしないで、南の方に短めにお散歩です。
急いで帰りましょう
第2陣で、タバサねーちゃんがお散歩に出る頃は、雨の心配はなくなってます
赤柴の超老犬・プーちゃんの前を通ります。
プーちゃんは立ち上がって、「遊ぼうよ」
でも、珍しくタバサねーちゃんはシカトです
プーちゃん、いったい何歳なんだろう?
もしかしたら、ひめちゃんやタバサねーちゃんの両親と同世代かも
ムーハウスガーデン、ヘメロカリスがいろいろ咲き始めてます
ひめちゃんやタバサねーちゃんのママ・七海は、2004年6月19日の生まれです。
2024年6月19日は、ナナちゃんが生まれてから20年目の記念すべき日です
もし生きていたら20歳、人間換算だと96歳とか
ナナちゃんがやってきた頃の記録が「黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ カテゴリー 黒柴三四郎の独り言」にあります。
当時のメモというか記録が残っていたのです
ナナちゃんが来た
2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります
04.8.12(木)
ナナちゃんが来た
昨日の夜、おかあたんが突然「七海」ちゃんという女の子を、連れて帰ってきた。
生後五十日で、やせ気味のちっちやな黒い子だ。
ものすごい食欲だったけど、結局下痢となってしまった
僕たち先住犬がいるなど新しい環境にびっくりしたのか、熱を出してしまった
そんなわけで、おかあたんは今日はナナちゃんにはミルクだけにしている。
そういう状態なのに、水入れの水をピチャピチャ掻き出して遊んでいた
いつか洗面器のプールをお部屋に入れてもらったことがあったけど、ご飯用の水入れからビチャピチャは我が家では初めてだ
04.8.14(土)
ナナちゃん大病を乗り切る
ナナちゃんは、来た夜、ものすごい勢いでふやかしたご飯やビイフジャーキィを食べたけど、結局ものすごい下痢になってしまった
下痢はしていても、お水はいっぱい飲んでいた
「来たばかりだから神経を使っているんだ、そのうち直るさ。」と、みんなは思っていた。
でも、病状は一進一退を繰り返し、ついに何も食べられなくなった
歩くにも、ふらつくようになった
病院にと思っても、お盆とかで先生は留守だった
眠らせたら死んでしまうと恐怖を感じたおかあたんは、ナナちゃんのサークルで彼女のお腹をさすりながら夜を過ごしていた。
ふと気が付くと安らかな呼吸にもどり、くつろいだ姿があった
おかあたんは、その姿が僕の寝姿と同じだと見比べて確認した
正確には線対称だけど。
サークルのそばで横になったおかあたんが一寝入りして起きると、ナナちゃんも目を覚ました
ミルクを作ってもらって平らげた
まだ夜明け前で暗かったけど、おとうたんも起き出してきた。
僕とサマンサも起きていた。
おかあたんは、ナナちゃんに順位を教えるために、ビスケットのビスカルを「はい三四郎、次はサマンサ、次はナナちゃんね」と言って、順番にくれた。
ナナちゃんは今日は気ままに過ごして、子犬らしく「食っちゃー寝食っちゃー寝」を繰り返した
そしてまた、手で水を掻き出して水遊びをしていた
04.8.15(日)
ママの記憶
ナナちゃんは寝ているとき、チュチュピチャピチャとおっぱいを飲んでいる音を立てることがある。
ママと別れて間もないから、ママのことを覚えているんだろう
僕はもう覚えいないけど。
僕は、ずうっとずうっと、サマンサとおとうたんおかあたんといるような気がしている
僕とサマンサの間には何名かの子供がいたけど、このうちで過ごした日々は忘れているだろうな。
おかあたんがよい運に恵まれるようにと、一生懸命考えた名前とは別の名前で生きていることだろう。
七海は、ペットショップに出ないで、縁があってやって来ました。
来た時は、ちょっと具合が悪く、おまけにお盆で動物病院はお休みでした
自力で生き抜いたのです
残念ながら、この頃の写真はありません。→訂正、2004年8月の写真がありました。
かわいい生後2ヶ月のナナちゃんです。
ナナちゃんが生き抜いてくれたことで、おかあさんも今日まで生きることができました
人生ン十年、いろいろあったけれど、黒柴家族がいたから生きてこれました
ナナちゃん、ありがとう
ひめちゃん・タバちゃん、長生きしてね
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