ななごの部屋(リウマチとともに)それから

リウマチとともに歩みアクテムラのおかげで安定してきた私。もっと溢れるように生きたい☆2013/1/1開店☆

宮沢賢治の勉強会

2017年04月22日 | 文芸
今日は賢治の会の集まりが、午後2時から。
「月夜のでんしんばしら」についての感想や意見を話し合った。
この作品は短編ながら、解りにくい作品で、皆さんが頭を悩ませていた。
発言も難しく、解らない部分も多い。

私は、昨日、寝しなにネットで調べて
なるほどと思うことがあった。
当時の時代背景を考えれば、
シベリアに派兵のころで、
その頃のことを描いていると思われる。

作品をみる時に、時代背景というのは大事なことだと、最近、痛感している。
以前は、作品が良ければ時代を超えて楽しめるはずだから、時代背景は関係ないと思っていたが、
作者にしてみれば、
時代に翻弄されながら、自身の作品を描き続けたわけで、命がけの闘いだったろう。

私もいい歳をして、そんなことを今、発見したわけだ。


コメント
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