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天下御免の夢中人=南無ちゃんは、今日も元気で明るく楽しく逞しく生きてゆく。

CQ WW Contest CW

2020-11-30 09:56:56 | アマチュア無線

 土曜日の朝9時から、今朝(月曜日)の朝9時までの48時間、CQ WW Contest(CW部門)が開催されました。今年は、ブドウの収穫を終えてからアマチュア無線を再開する時期がずれてしまい、アンテナの準備などがやっと間に合いましたが、思いの他楽しむことができました。

 太陽黒点数は、サイクル25が始まったばかりにも拘わらず、28日が72、29日が81とびっくりするくらいに高くなっていたせいか、28MHzは今一でしたが、21MHzはかなりオープンしていました。CQを出して、沢山のDX局から呼ばれるというコンテストならではの醍醐味を存分に味わうことができました。

 コロナ禍の影響もあり、珍しい地域からのオンエアは期待薄だと思っていましたが、案の定その通りになりました。いつもなら、カントリーマルチを少しでも増やそうとして、珍局を呼ぶパイルアップに参加して時間を無駄にしていましたが、今年はそういう誘惑が少なかったせいもあり、その分CQによるランニングでQSO数を増やしました。その結果、1301QSOという結果になりました。2019年は955、2018年は1222、2017年は685、2016年は726なので、過去5年間で一番多いという満足のいく結果でした。

 3.5MHzや1.8MHzおよび28MHzではCQは出しませんでしたが、7,14,21MHzでは北米および欧州が開いている時間にCQを出して安定的にランニングできました。21MHzや14MHzではノイズも少なくて聞きやすい状態でした。また、1.8MHzはバンド拡張されたこともあり、オフバンドを気にせずにCWコンテストで遊べるようになりました。まぁしかし、安定的にDXがオープンするバンドではないので、このバンドに時間を割くのはどうかと感じました。聞こえる局を呼んでも届かないことが多いのです。

 私は、今年の夏頃から右耳の耳鳴りが激しくなって聞きづらいのですが、CQを出す時にはデュアルワッチ機能を使って、左右のスピーカで聞くようにしました。中々、これは良い方法だと感じました。相手の信号が弱くて聞きづらい時には、サブの周波数ダイヤルを少し回すと信号が浮かび上がるような気がするのです。

 耳が悪くても、S&Pする(Search and Pounce:交信相手を探して呼び回る)時には、CW Skimmerという強力な助っ人がいるので、N1MM Logger+と組み合わせて使うことにより、どの局と未交信なのか、カントリーマルチやゾーンマルチに値する局がどの周波数に居るのか教えてくれるのでバッチリです。周波数ダイヤルを回す代わりに、マウスでウォーターフォール画面をクリックして選局するので高速にサーチすることができます。この方法は、一度やったら止められません。

 以前は、パドルやメッセージキーヤーのスイッチを頻繁に操作していましたが、今回は殆どの操作をパソコンのキーボードとマウスでしました。偶に遅いスピードでコールサインを打つ必要がある時にだけ、パドルを使います。DXコンテストに熱中し始めた1990年後半頃のことを思うと夢のようなシステムです。昔はサラリーマンだったので、月曜日に休むこともできず、良いところでやめざるを得ませんでしたが、今朝は8時59分までCQをラニングして存分に楽しみました。これも昔の夢でしたので、まさにDream Come Trueです。

 

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