南無ちゃんのブログ    https://namva.net

天下御免の夢中人=南無ちゃんは、今日も元気で明るく楽しく逞しく生きてゆく。

スペアナ見て聴いたFM放送帯

2022-01-31 14:49:07 | アマチュア無線

 スペアナにアンテナを接続してFM放送の周波数帯(76MHz~108MHz)をスキャンしてみました。使用したアンテナは、2018年1月24日のブログで「FMバンザイアンテナの製作」として紹介しているシロモノです。
 我が家は田舎の山の中に在り、送信所(金甲山)から直線で約40km離れています。そのため、カーステレオやポータブルラジオのロッドアンテナではスケルチが開いたり閉じたりという状態で、電波が弱いんだなぁ・・・と中学生の頃から感じています。
 TRX-305にFMバンザイアンテナを接続してみたところ、プリアンプが無いのに良い音で受信できました。しかし、ちゃんと受信できたのは、並みの放送局だけで、ミニFM局は雑音交じりでした。TRX-305には、電波の強度を表示するコマンドがあるので、その表示値とスペアナの測定値とを比較するために、スペアナでFM放送帯をスキャンしてみました。

 スペアナで見て一番強い信号は、-58.2dBmのNHK-FM岡山(88.72MHz)で、TRX-305の読みは-45.8dBmでした。これらを一覧表にしてみました。

 TRX-305の読取値は、スペアナの読取値に比べると、概ね20dB大きな値になっているようで、残念ながら、あまり当てにはなりません。

 私が購入したスペアナにはAM/FM復調機能があります。これでFM放送帯のスペクトルを見ながらBCLもどきのことをしてみました。今の時期は、特にEスポが出ているという訳ではありません。スペアナのRef Levelを-50dBmに設定してプリアンプを働かせると、TRX-305では聞こえなかった放送もバッチリ聞こえます。嬉しくなって、FM放送帯の端から端までスペアナでワッチしました。

 こうして作成したリストを以下に示します。久しぶりにラジオ少年をしました。昔は5球スーパーだったのに、今じゃぁスペアナでBCLだなんて、時代は変わるもんですねぇ・・・嗚呼面白かった!

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TRX-305用コントロールパネルの改良

2022-01-30 18:59:05 | アマチュア無線

 TRX-305というSDRボードで遊んでいます。購入直後(7年前)にVBで製作したコントロールパネル(SDRを操作するためのGUI)を少し手直しました。475kHz帯や135kHz帯にクイックQSYできるように、バンドボタンを追加したり、県内の中波放送局がすぐに選局できるようにしました。

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初孫の初節句祝い

2022-01-29 19:22:48 | 日記

 実は昨年7月に娘に女児が誕生し、私達夫婦にとって初孫ができました。今春は、その初孫の初節句です。今日の住宅事情では、雛段飾りは娘から却下されたので、ケース入りの夫婦雛にしました。ネットで注文していたところ、昨日配達されたので、今朝、孫の処に持って行きました。

 娘夫婦の家から自宅に帰ると、直ぐに炭窯に行って、窯開きをしました。自作の窯の方は、やっぱり予感通りNGでした。3日も焚いて、程んどが灰になっていました。

 簡単スミヤケールの方は、バッチリGooでした。コメの袋に2袋と少しありました。これだけ取れれば良しとしましょう!

 自作の窯では未だ一度もまともな竹炭ができたことがありません。今回は、やっと蓋の問題が解決したので、これから色々と実験を重ねてスキルアップするつもりです。

 早速、リベンジのために、竹を窯の高さに合わせて切りました。前回は、竹を横に寝かせて積み重ねましたので、次回は竹を縦に立てかけてみようと思います。実際に並べると、次の写真のようになりました。

 この窯では火が回るまでに時間がかかるようなので、今日の午後3時頃から焚き始めました。オーバーナイトで焚き続ければ、明日には完了するかもしれません。

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475kHz by TRX-305

2022-01-28 15:51:30 | アマチュア無線

  CQ出版のSDRボードTRX-305を使って475kHzにオンエアしようという計画の足固めのために、スペアナを使って基本波周辺のスペクトルを観測してみました。

 モードはSSB(USB)に設定し、1kHzのトーン信号を送信しました。負荷はスペアナの50Ωです。送信周波数をはじめ、各種パラメータを設定し、付属マイクのPTTを握ると送信状態になります。送信状態を保持してからスペアナをSingleモードで10回掃引して平均値を観測しました。下の図がその結果です。

 出力レベルは-13.22dBm(47.64μW)と非常に小さいので、10W出力にするにはゲイン63.22dB(約2百万倍)のアンプが必要です。USBにして1kHzのトーンを送信しているので、基本波が475.975kHzというのは妥当です。M1のある475kHzはキャリアの周波数であって、キャリア抑圧比が78.62dBであることが分かります。基本波周辺のスプリアスは-70dB以下ですし、エキサイターとして十分使えそうです。

 TRX-305の後ろにリニアリティーの良好なアンプを設ける必要があります。10W位ならA級というのもありかもしれませんが、時代遅れの感があります。中波放送のアンプがソリッドステート化されて久しいそうですが、やはりD級とかE級アンプなんでしょうね。

P.S.

 その後、資料に目を通していたところ、トランジスタ技術2014年9月号p125(第8章)に、「メインボードの出力は2dBm」との記述があることに気付きました。となると、10W出力にするには、40-2=38dBのアンプで良いことになります。コマンド設定の仕方でパワーが-13.22dBmに絞られていたんでしょうね。コマンドについても、理解を深めていく必要がありそうです。

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団扇の代わりにブロワー

2022-01-27 19:28:08 | 農業日誌

 今日も炭焼きをしました。一昨日から焚き続けている自作の炭窯の火は未だ入ったままなので、気になって朝から様子を見に出かけました。夜間は煙道を狭くしていたので消えてしまったかと思いきや、まだ煙が出ていました。窯に仕込んだK熱電対(温度センサー)にテスターを接続して、温度測定すると41°でした。殆ど消えかかっています。狭くしていた焚口を解放してやると、息を吹き返して、1時間もするとモクモクと白い煙が上がってきました。盛んに煙を吐いている時には約200℃位の温度になります。

 その間に、簡易スミヤケールの窯開きをしました。焚いていた時から失敗の予感がありましたが、やはり・・・失敗です。

 手前の方だけが焼けていて、上半分はまだ十分に炭化が進んでいません。こういうが一番まずい失敗です。灰になっていてくれた方が手間要らずなので未だマシです。炭に成りきっていない材料を取り出して、新たに竹を充填して着火からやり直しました。

 炭材である竹に着火させる時、これまでは団扇(うちわ)で煽いで空気を送り込んでいましたが、寄る年波で、手がだるいのです。そうだ!団扇の代わりにブロワーを使おう!と閃きました。モバイルバッテリーを使えば良いのです。このブロワーは籾の乾燥機に付属していたモノで50年位前の遺物ですが、送風するという機能は今も健在で、BBQの時に火起こしをする時に使っています。

 楽だぁ~!手が疲れな~い!

 今日は失敗しないように、両方の焚口に交互に空気を送り込んで、全体が均等に焼けるようにしました。

 自作の炭窯の方でも、やっと3時頃には青い煙から透明になり始めたので、精錬(ねらし)をするために、ブロワー使いました。

 精錬の後、焚口と煙道を閉鎖しました。どんな炭ができているでしょうか?楽しみです。

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