昨晩もお月見(月面反射通信=EME)をしました。仰角が40°位になる午後8時頃から無線小屋に籠りました。11時過ぎには月没するので、短時間勝負です。
N0UKのチャットを見ていましたが、動きが鈍いです。8時半頃になってやっとCQを出す局が現れましたが、なかなかデコードできる局が現れませんでした。8時50分頃になって、やっとPA0VのCQをデコードできたので、呼ぶと応答がありました。久しぶりのQSOです。しかも彼とは1stQSO(Initial QSO)で、ゴロの良い#77initQSOでした。
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今回の実験では、V-polとH-polに別々のリグを接続しました。主に使用するV-polにはIC9700(送受兼用)をH-polにはIC-705を接続しました。上の画像はV-pol側ですが、H-pol側でもPA0Vの信号は受信できていて、1147ZのCQは-23dBでした。アンテナの偏波面以外にもリグが違うなどの要因があるので、一概に5dBの違いについて云々できないと思いますが、H-polの方が弱いということは確かです。
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その後、以前QSOしたことのあるIK2DDR FrancescoやI3MEK MarioとQSOできました。それ以外の局はデコードすらできませんでしたので、やはり4パラにするなどして、受信性能を改善する必要がありそうです。
昨晩は、お月見をメインに考えていましたが、ひょっとしたらFT8WWが出てくるんじゃないかと思って14085kHzにダイヤルを合わせてワッチしていました。すると、狙い通り21時34分(1234Z)にCQを出して来ました。-1dBと強力な信号でしたので、直ぐにコールしましたが、なかなかコールバックがありませんでした。10分位呼んで様子を眺めることにしました。JA局の物凄いパイルアップだったので、100Wでは勝ち抜き出来そうになかったことと、応答の仕方がいつかのT33Tのように雑でRR73が貰えていない局が多く、パイレーツの可能性があると思ってEMEの方に注力しました。
22時15分頃に、もう一度ワッチすると丁寧にRR73を返していたのでコールを再開すると、4回目でコールバックがありました。ラッキー!
このブログを書き終えた頃にClublogで答え合わせすると、OKになっていました。
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