南無ちゃんのブログ    https://namva.net

天下御免の夢中人=南無ちゃんは、今日も元気で明るく楽しく逞しく生きてゆく。

DR-03SXをQRPpに改造

2019-12-31 19:16:39 | アマチュア無線
 アルインコの29MHz帯FMトランシーバをQRPpに改造してみました。もともと、この機種は10/5/2Wの3段階にパワーが切り替えられるようになっていますが、TSLに使うとすれば、ソーラーパネルとバッテリーがパワーソースなので、少しでも消費電力を小さくしたいところです。無線小屋と山の上との距離は直線で300m程なので、2Wもの電力は必要ないのではないかと思いQRPp改造してみました。
 付属の取扱説明書などには回路図は付属していませんでしたが、ネットで調べてサービスマニュアルを入手しました。回路図や基板の配置図などを見ると、終段部が取り外しまたは交換できるようになっています。QRPp改造するには、この終段部を取り外して(取り外さないまでも、ショートカットして)ドライブ段から直接アンテナスイッチにジャンパー配線しました。写真の右側の小基板が終段部で、黄色の電線がジャンパー配線です。


 QRPp改造後にどれくらいの電力になっているのかをダミーロードの両端の電圧をデジタルオシロで測定してみました。その結果、10V-Vppでしたので、245mWと計算で求められます。CBでも500mWなので、その半分です。これで安定的に届けば良いのですが、ダメなら元に戻すだけのことです。
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アマチュアSTLの実験

2019-12-30 20:58:03 | アマチュア無線
 放送局の場合、スタジオと送信所はかなり離れていて遠隔操作するのが普通です。昔は、この間をマイクロ回線でつないでいたようで、これをSTL(Studio to Transmitter Link)と呼んでいたようです。山の上の無線機を、これと同じような形態で遠隔操作したいと思って、実験しています。
 FMやSSBの他、JT65やFT8の信号は音声帯域の信号なので、これを無線小屋(Studio)から50MHz帯のFM波で送信して、山の上の50MHz受信機で受信して、復調した音声信号を山の上の送信機で任意の周波数に発射しようという企みです。放送局と違って、アマチュア無線の場合、送信したり受信したりしなければなりません。送信するタイミング(スタンバイ信号)を何らかの形で遠隔操作する必要があるので、トーンスケルチ(CTCSS)を使おう考えました。CTCSSのトーン信号は、最近のHF/50MHz帯用トランシーバには標準的に装備されているので、受信側だけ専用ICを用いて作りました。


 実験の結果を言うと、FMやSSBの場合には問題ないのですが、JT65やFT8の場合には、バックノイズが浮き上がってしまい、あまり良い方法とは言えません。スプリアス規制で言う、帯域外領域の不要発射に該当するノイズが規定値以上に出てしまいます。JT65やFT8などでは必要帯域幅が狭い(200Hzと50Hz)のに、3kHzもの広帯域でFM変調し、その電波を復調し、広帯域の信号(SSB)で再変調しています。このため、途中で混入するノイズは除去することができず、結果的にノイズフロアが上がってしまうようです。

 STLの逆方向、すなわち山の上から無線小屋に送る信号をTSLと呼ぶことにします。TSLには29MHz帯のFMを使って実験しました。山の上のFT991AMで受信した信号をDR-03SXで再変調します。無線小屋のIC-7700で受信した信号をパソコンのサウンド入力に入れてWSJT-Xで復調すると、それなりにデコードできます。
 良い方法だと思ったんですけど・・・不本意な実験結果になりました。FT8やJT65では問題ありますが、SSBやFM・AMならびにSSTVやFAXなどの音声帯域のモードでは、問題にならないと思います。これらのモードの場合には、必要帯域幅が広いため、ノイズはすべて必要帯域に収まってしまうからです。
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近所の方々と昼間から忘年会

2019-12-29 21:28:53 | 日記
 年末も近くになり、手持ちぶたさなオヤジ連中が集まって昼間から一杯やりました。メインディッシュは猪肉のしゃぶしゃぶでした。薄くスライスした猪肉を湯にくぐらせて、ポン酢でいただきました。猪肉のしゃぶしゃぶは初めてでしたが、なかなか行けます。

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ブドウ棚再建の工程表

2019-12-28 20:21:42 | 農業日誌
 今年7月の台風で倒壊した安芸クイーンの棚を再建しなくてはなりません。現在の棚は、倒壊直後に応急処置として立て直したもので、グネグネ曲がっていて、棚の高さが低く、ブドウの樹が未だ斜めに倒れているので、これらをちゃんと直したいのです。
 今日は天気が良かったので、久々に野良仕事に出かけて、ブドウ棚再建の準備作業をしました。具体的には、鳥対策として上部に張っていた網(防鳥ネット)を取り外しました。

 今後、どのような順に作業を進めて行けば良いのか、順序と工程を洗い出してみました。
①防風ネットの除去
②ブドウの樹を支柱で支える
③ブドウの樹を支持している紐をブドウ棚から除去する
④支線を取り外す
⑤棚の両サイドにアンカーとして1mの単管パイプ杭を合計6本打ち込む
⑥ブドウ棚の東西方向の桁(単管パイプ)を上に約20㎝移動する
⑦ブドウ棚の南北方向の桁(単管パイプ)を地上約175㎝に移動する
⑧ブドウ棚の南北方向の桁の高さを揃えて整列する
⑨ブドウ棚の東西方向の桁を高さを揃えて整列する
⑩ブドウの枝をブドウ棚に吊り、支柱を撤去する
⑪傾いているブドウの樹を矯正する
⑫トンネルメッシュを取付ける
⑬防風ネットを張る
⑭防鳥ネットを張る

 まだまだ完成するまでにはかなりの工数がかかりそうです。


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次のアンテナ工作のために

2019-12-27 19:24:35 | アマチュア無線
 2mバンドのEMEのためにQRO(出力アップ)する計画ですが、アンテナも新しくして、ゲインアップしたいと考えています。
 今使っているアンテナは、丸パイプのブームを使っていますが、エレメントをブーム貫通させていて、この穴を直線的に配置するよう加工する時に苦心しました。しかし、クロスエレメントとなると正確に90度交差させて穴をあけるのは、素人の私には無理だと諦めて、角パイプを使うことにしました。市販されているアルミ角パイプを組み合わせて7m~7.5mのブームを構成するために、35㎜角肉厚2㎜のものと30㎜角肉厚2㎜のものを組み合わせることにする予定で、とりあえず4mのアルミ角パイプを4本づつ購入しました。
 30㎜角のパイプを35㎜角のパイプに入れてみました。なんとか、この組み合わせで使えそうです。


 次の2m用アンテナの候補は、YU7EFの12エレ(ブーム長7.3m、ゲイン15.8dBi、50Ω)とDK7ZBの11エレ(ブーム長7.1m、ゲイン15.8dBi、28Ω)です。ゲインが同じなら、ブーム長が短くて、エレメントが1本少ないDK7ZBに分がありそうですが、どっちが良いのでしょうか?いずれの場合でもそのまま作るつもりはありません。なぜなら、エレメントはブーム貫通させて、CS止め輪で固定するという超簡単な方法を用いたいので、給電部はTマッチにする予定です。今後、アンテナシミュレータで検討しながら詰めて行きたいと思います。
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