気ままな日々を 思いつくままに

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パックインジャーナル 7月8日

2006-07-08 14:39:27 | メディアから
今日のパックインジャーナルで北朝鮮のミサイル発射の、話を1時間以上かけて、話されていた。この問題の本質は何か・・・・ がテーマでは有った なぜこの時期に行ったのか? その目的とするところは何か? その目的は達成できたのか?などがいつものメンバーにニュウーヨーク州立大学教授の霍見教授を交えて話されていた。 技術的な面から言えば今回の実験は失敗であり、着弾精度も実用に成るものでは無いことが話されていた。しかし北朝鮮の目的がアメリカを交渉の場に引きずり出すことで有ったとすれば、今回の実験は十分にその効果を発揮していると分析されていた。北朝鮮はアメリカによるマカオの銀行閉鎖による金融制裁から六カ国協議を中断し、アメリカとの二国間協議を求め続けていたが、無視されたままになっていた。それに対して、アメリカの独立記念日を狙ってテポドンⅡを発射した北朝鮮の意図は明らかで、今回の実験が成功するしないにかかわり無く、交渉に向けて裏面での作業は始まっていると解説されていた。その大きな前提としては、まずアメリカは軍事力の行使は北朝鮮に対してしない(できない)ことがあげられる。軍事力の行使が出来ないのであれば、何らかの形でテーブルにつかせなければ成らない。特に韓国・中国・ロシアの地続きの国にとっては、北朝鮮崩壊による難民の発生と破綻した国の抱え込みは悪夢であり、なんとしても北朝鮮が国として立ち行かなく事は絶対に避けたいと・・・・ もちろん日本にとっても、ベトナムで見られた、ボート難民が押し寄せてくる事態だって想定される。自国を無視するな、自国と交渉せよ、金融制裁を解除せよ という要求は特に前二つに関しては完全に今回の行為により満たされたと言えると、論じられていた。ここでわが国の今回の事態への対応にも、話題が移り、官房長官談話まで出して、果たして何をしたいのか、戦争をするのか、テーブルに着かせるのか、相手があるのに、その落し所を考えて発言しているのか、もっとも近い国である、中国・韓国・ロシアの首脳へへ電話の一つもかけられず、これらの国がこの実験をどのように評価しているかも知らずに、経済制裁だ!! 安保理決議だと騒いでどうするの・・・・ ミサイルの実験などはアメリカにしろ中国にしろロシアにしろ、日常茶飯事でやっていることで、失敗した公海上でのミサイル実験を騒ぐのは、世界の中で日本が物凄く孤立している表れでは無いかと話し合われていた。
本来 ピョンヤン宣言で示されていた、国交樹立、経済援助に伴い核開発の中止・ミサイルの発射自粛をすると言う両国の約束を、小泉首相が拉致被害者の問題と一緒にして、なんらの解決策も示さなかったことが、今日の混乱を招いている主因と成っていると・・・・・ もし 信念をもってことに当たっていれば、東アジアの安定に寄与した総理として、歴史に名を残せたのに・・・・・・ ないものねだりか・・・・・・・・・・

コメント
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