私の俳句の師は次のように言っていた。「俳句は提示の文芸である」、「俳句は物言わぬ文芸である」。
だから、「美しい」とか「嬉しい」とか言ってはいけない。できれば名詞だけを提示して、あとは読者の想像に任せる。
(例) 夏草や兵どもが夢のあと 芭蕉
動詞は使っても一句に一回。形容詞も避ける。(赤い、青いなども使用しない方がよい)。
(例外) 寒紅の店の内儀の美しき 虚子
副詞は使ってはいけない。
(例外) 梅が香にのつと日の出る山路かな 芭蕉
以上のルールを守るだけで、玄人っぽい俳句が作れます。
※今日、気にとまった短歌
ひまわりが異様にでかい夏の日に三十代の母と過ごした (奈良市)山上秋恵
だから、「美しい」とか「嬉しい」とか言ってはいけない。できれば名詞だけを提示して、あとは読者の想像に任せる。
(例) 夏草や兵どもが夢のあと 芭蕉
動詞は使っても一句に一回。形容詞も避ける。(赤い、青いなども使用しない方がよい)。
(例外) 寒紅の店の内儀の美しき 虚子
副詞は使ってはいけない。
(例外) 梅が香にのつと日の出る山路かな 芭蕉
以上のルールを守るだけで、玄人っぽい俳句が作れます。
※今日、気にとまった短歌
ひまわりが異様にでかい夏の日に三十代の母と過ごした (奈良市)山上秋恵