(KOSE化粧品の宣伝。YahooNews より引用。)
幼いころ私は、女性の美醜は造作(立体構造)で決まると思っていました。(いまでもそうです。)だから平面的な「塗料」である化粧品の存在意義が分かりませんでした。(美容整形なら理解できました。)
ところが、現在では化粧品は必要だと考えるようになりました。現実には存在しないような真っ赤な口紅を塗った唇を、奇妙だと思わなくなりました。これってもしかすると学習効果ではありませんか?文化的に(あるいは流行的に)それがよいとされると、よいと感じてしまう。
私の身辺の女性は外出時には必ず化粧をします。彼女らはそれがエチケットだと言います。化粧品とは文化に深く根ざしていて、ただの平面的な「塗料」とはまったく違うものですね。
※今日、気にとまった短歌
標本のホモ・サピエンスが猿たちの後ろに立ちて笑み浮かべ居り (杉並区)高橋秀