相変わらず八蔵さんはお仕事の日々
。
今日も休日出勤で家にいません
。
信州帰省①のつづき
温泉のあと、夕飯をどこで食べようか
と車の中で相談。
一年前に行った同級生のお店
に行こうか？と話しが出た。
今日はマーヤパパも一緒。
以前行った時に
こだわりの日本酒
が置いてあったので、マーヤパパと一緒に飲もうかな
…ってふっと思った。
そう…。
ホントに突然思い立った。
（この後に、まさかあんな偶然の再会が待っているなんて思いもしなかった
）。
マーヤママ：『お盆だし
とりあえずお店が開いているか
だけ電話して聞いてみる
』
って言ったのに
、名前名乗って予約してるし
。
ん
？やばい
。
我に返るとあたい温泉出たばかりですっぴん
。
同級生に会うのにすっぴんはまずいでしょ
。
って言うかイヤでしょ
。
でも＆でもマスカラも
口紅も家においてきちゃった
。
マーヤママに貸して貰おうと思ったけど、マーヤママも持ってない
。
この暑さ
。
温泉出た後にドライヤーしたら汗かくでしょ
。
だから髪も乾かさず、適当にクルクル巻いてゴムでまとめただけ。
完全にお家モードのボサボサ頭
。
まぁ～
夜だし、同級生のＦ君はカウンターの中だから大丈夫か
…と自分に言い聞かせるも、気になるこの身なり
。
揺れる車の中
、小さな鏡を頼りに持ち合わせの少ないメイク道具で必死に最後の抵抗
。
髪の毛を適当にまとめなおして、
マーヤ：『この髪の毛変じゃない
？』
マーヤママ：『アハハ
…』と笑うだけ。
マーヤ：『やっぱり変だよね
』
小さな
手鏡で直して、再び
マーヤ：『どう
？』
って聞くと、
マーヤママ：『余計変になった
。さっきの方がまだ良かったね
』
って他人事のように笑う
。
再び直すもお店に到着
。
車から降りて八蔵さんに、
マーヤ：『マーヤの髪の毛、大丈夫
？へん
？』
って聞くと、
八蔵：『変
』
と、バッサリ
。
もう、お店に入るや否やお手洗いに直行
。
鏡の前に立って直そうとするも、乾きかけの髪の毛は手直しできない状態
。
諦めました
。
マーヤ：『まぁ～できるだけ顔を見られないようにすればいいか
』
と
お手洗いから出ると、背中で
『○○さん
』とマーヤの旧姓で呼ばれた
。
振り向くと、男の人が３人こっちを見ている
。
ん
？
見慣れない顔。
…
。
マーヤの友達に男の友達なんていない。
ん
？
だれだっけなぁ～
？
あっ
。
男の人だから八蔵さんの
野球関係だ。
野球で戦った対戦相手…の誰かの顔
？…じゃないし
。
（相手は自分の事を知っていて挨拶されたのに、相手を思い出せなくて、名前が出てこなくて焦る時ってあるでしょ？早く名前を思い出さなくちゃぁ～
って）。
（ごく最近に出会った人を思い出しても出てこない）。
（焦る
＆焦る
）。
だれ
？
誰ぇぇぇ～
？
その３人の中の一人…確かどこかで会ったような
。
いつだ
？
どこだ
？
数秒なのに色んな事を考える…。
一瞬時が止まる
。
ひょえぇぇ～。
中学の時の同級生だぁ～
。
イヤー。
嬉しいような、最悪なような…。
何を話したか覚えてないけど、挨拶した。
口から心臓が飛び出るかと思うほどバクバクした。
とにかくボサボサの髪と顔が気になって嫌だった。
本の少し会話して自分の席に戻ると、
八蔵さん：『マーヤ、歯に〝あんこ〟ついてるぞ
』。
マーヤ：『
』
そうだ…さっき車の中で温泉の売店で買った『あんころもち
』を食べたんだった
。
髪や顔の前に『あんこチェック』をすべきだった
。
今更〝あんこ〟をとっても遅いです
。
さっきマーヤ、歯を見せて大笑いした
…気がする
…。
歯についた〝あんこ〟は確実に見られたはず
。
ここまでくれば開き直ります。
『イェイ、どうにでもなれ』。
最悪な再会でした
。
一応さ…やっぱりさ…自分が納得する格好で会いたかったよね
…。
歯に〝あんこ〟なんて…コントじゃあるまいし
。
ユーミンの歌を思い出した。
それからぁ～どこへぇ～行くにも、着飾ってたのにぃ～。
どうしてなのぉ～。
今日に限ってぇ～。
安い
サンダルを履いてたぁ～。
そんな心境です
。
人生そんなもんです
。
別に普段着飾っている訳じゃないけど…似た心境です
。
しばらくユーミンの歌が頭の中で反響しておりました
。
久しぶりに会った同級生。
しかも男の子
。
まさかこんな日が来るなんて思ってもみませんでした。
１人は短大の時に会っているけど、それでも○○年ぶり。
ほかの二人は中学卒業以来。
昔も昔、大昔です
。
正直、中学の頃と変わっていて
全然わかりませんでした
。
合席で座ったとしても紹介されなければ多分わからないと思います。
家族で食事をしようと思ったけれど、せっかく会って、こんな機会はもう滅多にないかもしれないから…と家族の者にすすめられて、同級生の席にマーヤも座らせて貰いました。
突然の事で、心臓バクバク
。
声が上ずって、手も震えているのがわかりました。
軽く興奮状態のマーヤ。
懐かしい
。
でもね、正直小学校＆中学校の同級生にはあまり会いたくなかった
。
大人になうると過去を振り返るでしょ？
昔の自分が嫌い
。
大っ嫌い
。
出来ることなら、全部キレイにさっぱり消してしまいたい。
あの頃の自分が嫌い。
だから…きっとみんなも私が嫌い…って思ってた。
同級生の印象も悪いだろうな…って。
マーヤに会いたい人なんていないだろうな…って。
そんな風にずっと思ってた。
そういう人もいると思うけど
。
でも、３人はすごく懐かしんでくれて、快くマーヤを受け入れてくれた。
マーヤに会ったのが本当に嬉しそうに見えた
。
それが嬉しかった
。
昔の話をした。
クラスで起こった事件や、誰が好きだったとか
、あんな事があった
、こんな事があった
…ずっと昔の懐かしい話。
触れたくないと思っていた中学時代。
その中学時代の話でこんなに笑える自分がいたなんて…。
話しているうちに最初はわからなかった顔に、昔の面影が少しずつ浮かび上がってきて重なりました。
中学生の頃に戻ったみたい
。
でも、結婚し、子供がいる…って写真を見せて貰ったりすると、なんかおかしな感覚に包まれる。
嫌な思い出だけかと思っていたのに沢山の楽しかった事を思い出しました
。
隣に座ったＫ君。
昔から
カメラや
放送が好きで、熱く語ってたのを思い出す。
そして、今はその昔の夢を叶え報道関係で働いていた。
すごい
。
小さいころの夢を叶える人って案外少ない。
途中で気が変わったり、挫折して諦めたり…。
自分の道を全うして今も生きている姿がステキだった
。
マーヤが先生にある事で怒られた時、かかわった人が皆『知りません』って逃げちゃったんだけど、Ｋ君だけは『俺もやりました
』って手をあげた。
嘘をつかないまっすぐな人だった。
今も昔と変わらずまっすぐな目をしていた
。
変わっていない事が嬉しかった
。
もう一人のＫ君。
マーヤの隣の席だった事がある。
寡黙な人で、あまり話さない人だったけど、数学でマーヤが先生に当てられてわからなかったら
、自分のノートを静かに指さし
答えを教えてくれた。
『ありがとう』と言っても、微動だもせず、その前後で表情が変わる事はなかった。
クラスの男の子から一目置かれていて（その話をしたら違う…って言われたけど）級長になった事もある。
足が速くて勉強がすごくできた人だった。
でも、ひょうひょうとしていて、どこかつかみどころのない個性的な人だった。
そんな雰囲気は昔と変わっていなかったけど、それが今はお茶目で可愛く見えた
。
Ｈ君。
背が高く
バスケット部に所属していた。
女の子に凄く人気があった。
他のクラスの女の子も後輩も確かＨ君を好きな子が沢山いた。
あまり話したことないよね？って言ったら、
そんな事ないよ、話したよ…って言ってたけど…
。
昔そんなに話した事がなかったＨ君と、会話が途切れることなく話せるのが不思議だった。
いつも数人の男の子と授業中に顔で合図して笑っている姿を思いだす。
いっつもニコニコ笑ってた。
あれから今までずっと優しく笑い続けたんだろうね…。
温かい人柄が刻まれた、とても優しい顔になっていた。
牛乳が好きだった。
そうだ！『ロンドン』って言葉も思い出す
。
男の子が起こした問題。
女の子には詳しい情報が入ってこなかった。
『あれはどういう事だったの
？』
『なぁ～んだ、そんな事か
…』
昔聞きたかった事を今頃になって聞く。
なんてことない、くだらない事だった。
でも、そんな他愛無い話が楽しく、こんな風に笑って話せるなんて。
マーヤも自分が起こした昔の事件の事を思い切って聞いてみた
。
そしたら、３人の記憶にはそんな大きな事件として残っていなかった（ような反応だった）
。
最初、思い出せず
Ｈ君：『は
？あった？』
Ｋ君：『ほら、あったじゃん
』
Ｋ君：『あぁ～、あった＆あった、そんな事あったねぇ
』
って懐かしむような笑いだった。
（マーヤ：え？笑ってる
）。
（マーヤ：そんな笑って話せる位の記憶なんだぁ～
）。
Ｋ君：『でも、実際は○○さん（マーヤ旧姓）は間違ってなかったんだよ』
Ｋ君：『やってた事が子供なんだよ～』
Ｈ君：『なに？俺よく知らないんだけどさぁ～（笑）』
３人の笑顔を見ていたら、ずっと心の中にあった何かが取れて軽くなった。
勿論それで過去の出来事がチャラになる訳ではない。
でも、ガチガチに固まって〝しこり〟のようになっていたものが小さく溶けていくのを感じた。
今の生活で他の人に気軽に話せないマーヤ個人の問題も気が付いたら話していた。
そんな自分にびっくりした。
マーヤ、全然ガードしてない…かまえてない。
何の躊躇もなく話していた。
不思議。
自分の中の辛い事も、なんて事のないことのように笑って話していた。
なんで？
会えて良かった。
ありがとう
。
みんな紳士になっていて、優しい男性になっていました。
でも、振り返ると中学の頃だって悪い印象の人は誰ひとりいなかった。
喧嘩やいざこざはあった。
でも、〝その人が嫌いだったか？〟と今の自分に問うと、嫌いな人なんていなかった気がする。
それを感じる事が出来て嬉しかったよ
。
マーヤは中学は部活命だった（ちなみに運動系ですよ）。
そんな事も思い出した
。
今じゃ、運動どころかちょっと歩いただけでふぅふぅ言ってるのにね
。
『昔マーヤは運動大好きだったんですよぉ～
』。
ま、誰も信じないだろうね
。
結局八蔵さんとマーヤパパ＆ママとは別々で食事をし、Ｆ君のお母さんがお店が終わったら家まで送ってくれるというので送って貰うことにした。
Ｋ君が家族写真を撮ってくれた。
素敵なアングル。
さすがカメラマン
。
同級生にカメラマンがいる…そういうのも嬉しいよね
。
八蔵さんには悪いけど、マーヤの両親を頼んでお店に残り時間の許す限りお話できました。
別れる時は、本当に名残惜しかった
。
もっと＆ずっと話していたいと思った。
本当に楽しかった
。
Ｆ君のお母さんに車で送ってもらうとき、自分の思いを話していた。
Ｆ君のお母さんも自分の昔の事を話してくださり、励まして下さった。
その言葉が優しくて涙が出た
。
何か…ずっと取れなかった傷のかさぶたがポロっと取れた気がした。
Ｆ君のお母さん、ありがとうございました
。
夢のようなひと時だった。
Ｆ君はお仕事でずっと厨房にいたので話せなかった。
でも、毎年ボランティアでお弁当の提供をしているとF君のお母さんから聞いた。
なかなかできる事ではない。
普通は自分の利益の事を考えて、人の事は後回しになる。
自分以外の誰かの幸せの為に行動しているＦ君には、今まで自分がしてきた以上の幸せが待っているんだと思う。
これからもいい人生を送るんだろうな…。
昔から優しい人だったもんね。
翌朝。
夢だったかも
…と本当に思った。
デジカメで確認すると、昨日撮った写真があった
。
夢じゃなかったんだね。
ホントに会ったんだね。
楽しかった。
携帯電話の電話帳に『同級生』ってグループができた。
４人の連絡先が入った
。
それがなんだか嬉しい
。
みんなとっても素敵な人になっていて…嬉しかったよ。
ありがとう
。
信州帰省…つづく
実家から果物が届いたよ
。
。
。
。
』。
、
』
。
。
。
。
。
。
。
。 
。
。
。
。
…。
山の家に行ってきました。
。
。
虫がいて近寄れない。
、
お小遣いで。
。
。
トールで
お花の絵を描いて隠してあげようと思いました
。
。
。
』
。
バラかな？
地ビール』。
八海山ミニケーキに、草団子、こしひかりチョコサンド。 
。
。
。
再び来店するお客さんも多いそうです。
。
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。
。
あこがちゃうわ。
』です。
、でも飾ってなくて、気さくで美しい人になりたい
。
。
、電車の最終に間に合わないから』
。
電車なんて乗らなくていいのに
着くとすごくステキなところ
…と自分自身に言い聞かせるも、
。
を思い出すのはマーヤだけでしょか？
。
。
』
。
。
…。
』って思ったけど〝おしり〟ぶつけながら
登った。
。
。
？） 
。
。
。
？まだ6時だよ。
メールを開くと、
今、追い越し車線で抜かしてったの気付いたかな？200～300m前方にいます
。
。
。
電話や
メールでやり取りして別れました。
。
』を用意しておいてくれた）お昼寝
。
家でゆっくり過ごしました。
。
）。
。
満席でした。
』を食べます。
。
』、『子供（天使）』…だと思う
。
戦争に行きたくなくて放浪をはじめたんだって…知らなかった。
お花、
、やっとの思いで買って食べたらとっても美味しかった
。
。
。
パン教室に一緒に通っていたＭちゃん
。
。
。
。
。
。
お土産
じゃんけん
』がありました
』。
。
とか使うお料理もあった
。
プレゼント券みたいな物です。
。
は何て言ったと思います
』
可愛いね
』って二人で笑いあったのに。
。
。
。
。
』も来ていたけれど、写真が撮れてませんでした
。
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