雪で愛車が（涙）

　悪い事は続くものです。
　
　夕べ、八蔵さんの会社に午前1時にお迎えに行きました。
　帰宅したら急いで夕飯を食べ、お風呂に入る。
　お布団に入った時は2時を回っていました。
　夜どんなに遅くても6時には起きなくてはならない。
　ここんとこ平均睡眠時間は4時間。
　常に眠い状態です。
　
　朝。
　会社に八蔵さんを送った後、一人っきりの温かい車内。
　帰り道は必ず眠くなります。
　KARAの『ララララララ…（ミスター）』（注：音出るよ）を音量ガンガンに流し『ヘイ今すぐにミスター抱きしめてミスター捕まえてミスタァ～ララララララぁ～』と歌っても…
眠くなる。
　時々、音楽に合わせKARAの腰降りダンスをするも…
眠くなる。
　（あの腰ふりすっごいキレイだよね）。

　寝不足の日々が続いているのでマーヤ体がすっきりしません。
　朝の片づけをして、日課のパソコンの前に座るといつのまにか寝ている。
　マーヤだけ寝たら八蔵さんに悪いと思いつつ…。
　でも、今日は限界。
　お布団に入り寝ていました。

　寝ていると、社宅の扉をコンコンとノックする音。
（社宅はインターフォンも壊れている（鳴ったり鳴らなかったりする）ので、鳴らない場合はノックして貰うようになっている）。

　
　マーヤ：『はぁ～い』

　玄関を開ける前に鏡で顔チェック。
　すっごい顔。
　自分の顔をみながら『若くなりたいだなんて…良く言ったもんだ』と自分に飽きれた。

　
　扉をあけると社宅の奥様。

　今見たマーヤの顔とは違って奥様らしいさわやかな笑顔。
　女性はこうでなくっちゃいけない…と内心反省しつつ会話する。
　　　　
　
　奥様：『今ね、社宅の屋根の雪が落ちてきて、マーヤさんの車直撃よぉ～』
　　　　『すごい音がしたから車が動くか見てみて』


　マーヤ：『えっ。ホントですか？』
　　　　　『有難うございます、見てみます』　　　　

　
　　寒いから駐車場まで下りるのは面倒臭いし、奥様が笑っていたので大した事は無いだろうと思い（確認したらまた寝ようと思った）部屋の窓を開け車を見下ろす。

　

　　『うっそぉ～』。

　丸いボンネットがぼっこり凹んでる。

　落ちたのは雪？
　人間？

　仕方ないから上着を着て、車に近寄ってみると、ボンネットの扉のフタが開いているんですけど。


　人をはね飛ばした後の様な凹み…。

　
　
　暫く車を見て、一番最初に浮かんだのは
　『修理代金はいくらになるんだ？』ってこと。
　庶民。
　

　八蔵さんに電話しても無駄だと思いつつ電話する。
　案の定…電話に出ない。
　どうしたらいいのかね？
　とりあえず凹んだボディの写メを撮ってメールを送っておいた。


　途方にくれボンネットの凹みを見ていたら、寝不足の脳みそが勝手に妄想。
　人気の少ないひっそりとした社宅。
　呆然とたたずむマーヤ。
　凹んだボンネット。
　あたりを見渡す。
　誰も通らない。
　ひき逃げしてきて、人けのないこの駐車場に車を隠して止めている………私。
　警察が血眼になって捜査している。
　見つかるのは時間の問題だ。
　
　ドラマの見すぎだ。
　寝不足すぎだ。


　『でも＆でも。いいネタができた』
　『ブログに載せよっ』
　
　上から。


　車の中から。


　斜め横から。


　写真を撮っていると八蔵さんから折り電。

　八蔵さん：『あぁ～、見た。すっごいねぇ～』とショックを通り越して笑ってる。

　何故か二人で大爆笑。
　寝不足で頭も壊れつつあるアホな二人。
　笑いしか出てこなかった。


　八蔵さんもお仕事で色々あって、私も色々あって、二人で『頑張ろうね』って毎日呪文のように言い合っているのに、またこんな事が。
　屋上を見上げると、うちの車の上だけ雪が落ちてる。

　何かに憑りつかれてる？
　お祓いにいった方がいいかな？

　カラスが止まっていて、お尻だけが見えた。
　写真に撮る前に飛び立ってしまったけれど、結構フサフサしたいいお尻だった。
　　　
　
　社宅の屋根からの落雪だから…会社が車を直してくれないかな？
　会社が保証してくれなければ自分の車両保険を使うしかないよね？
　イヤ、落雪で保険は使えるのかな？

　こっちは車社会。
　関東にいた時は土日運転するか？しないか？程度だったのに毎日運転の生活に変わった。
　走行距離が増えたことで、保険代金アップ。
　こっちに来て料金アップ変更で2回も更新した。
　保険は使えば上がるよね？
　勘弁してぇ～。

　今日まだお買いものに行ってないんですけど。
　歩いてスーパーに行く？
　やだぁ～。
　
　もう、踏んだり蹴ったりですグスン。

若くなりたい

　最近ショックな事が続きます。

　八蔵さんよりマーヤの方が年上に見えるって言われたのぉ～。
　しかも続けて3回も。
　
　仮にマーヤの方が年上だったとしても、
　年下だったとしても、
『八蔵さんより年上に見える』って事がすっごく嫌なの。

　『実際年齢より年上に見える』とか、『老けて見えるね』って言われる事もショックだけど、何よりイヤなのは『八蔵さんより年上に見える』こと。
　八蔵さんが基準なんだ…。
　その事に気が付きました。
　
　『八蔵さんより若い奥さんでいたい』。

　それがマーヤの願いらしいです。
　
　最近アイラインが上手にかけない。
　肌にハリがなくなるとそうなるらしい。
　そうはいってももう○○歳。
　年を取るのは当たり前だし、仕方ない。
　それなりに美しい年の取り方をすればいい。
　そう思っていたけれど。
　八蔵さんより年上に見られた事で、その気持ちは一気に吹き飛んでしまいました。

　なんとかしなくては。

　よく年をとっていても実際より若く見える人がいるでしょ？
　その反対で年齢よりもずっとお婆さんに見える人もいる。

　もしかして、今が踏ん張りどころじゃないか…と思った。
　今頑張るか、頑張らないかで今後の自分の老け込み方が変わる気がした。

　鏡で顔を見る。
　肌がたるんでシミだらけの顔。
　イヤー。　
　もう年だよ。
　でも、ここであきらめたらマーヤは後者になる。
　諦めたくないでしょ。
　『若い奥さんだね』って言われたいでしょ。
　
　そんな訳でネットサーフィン。
　美肌系の商品って沢山あるねぇ～。
　値段もピンキリ。
　どれが自分にいいのかわからない。
　『超濃厚コラーゲン』今日までなら2,625円が980円。
　2箱以上で送料無料。
　試してダメでも納得がいく値段。
　家計に響いてもこまるし。　
　超濃厚なコラーゲンならお肌をプリップリにしてくれそう？
　よし、これにしよう。
　
　ついでに『シミトール』も一緒に購入。
　『シミを取る』＝『シミトール』。
　すっごい名前だね。
　いいのか…こんなダジャレ的な名前で。
　（でもこの名前も気に入っちゃったりなんかして）。
　ホントにシミが取れるのか？
　イヤ…悩んでいても仕方ない。
　効くかどうかは試してみないと分からない。
　買っちゃいました。
　届きました。

　ついでに髪の化粧水（これもコラーゲン）も購入。
　髪がパサパサだと老けて見えるもんね。

　八蔵さんより若く見えるようになりたいですぅ～。
　効果が出ますように。
　お願いしますぅ～。

　商売で儲かるのは男のスケベと女のエステだっけ？
　女性にとって『美』は永遠のテーマ。
　わかるような気がします。

出ちゃった

　住んでいる近くにテレビ局が数個あります。
　だから町を歩いていると時々『インタビューお願いします』って声をかけられます。
　いつもは断るんだけれど雪が降る中、傘もささずにアナウンサーの女の子が頑張っている。
　声をかけられないように遠ざかって歩いたのに、近寄ってきた。　
　イヤーン。
　無視しようと思ったけれど、とっても可愛い目＆可愛い笑顔で話しかけられちゃった……ら……………冷たい態度なんてとれないじゃん。
　アナウンサーの女の子はテレビで見るより細く、小さく、幼く…
『マッチ売りの少女』みたい。
　………。
　インタビューを受けました。
　『受験の思い出』について質問されて、なんだかトンチンカンな話をしてしまった。
　使われないだろうな…と思いました。

　いつ放送の分のお仕事なのか？聞かなかったのだけど、たまたまお買い物から帰ってきてテレビをつけたら、それらしきコーナーの前話が…。
　『もしかして出るかなぁ～』と思って、速攻録画ボタンを押して録画。
　ほんの数秒流れちゃったよぉ～。


　帰ってきた八蔵さんに見せたら大爆笑。
　八蔵さんが笑ってダメ出し。
　そりゃ突然の質問にきちんと答えられる人は少ないでしょ？
　でも、うまく話せてない部分は殆どカットされ、上手に編集されていたけどね。
　二人で笑って楽しみました。

　本日。
　録画しておいたお笑いビデオを見ていたら、いい所であたしの顔が。
　大事なビデオに上書きしてしまいました。

雪が沢山ヽ(^。^)ノ

　毎日のように雪が降ります。
　『雪が沢山降るよ』と聞いてはいたけれど、聞くのと見るのとでは大違い。
　想像していた以上に降ります。
　凄い大量の雪。
　でも、サラサラした粉雪で、とってもキレイ。

　雪が降るとみんな朝から雪かき。
　すぐに雪かきをしてしまうので、全部でどの位降ったのかはっきりわかりませんが、とにかく大量の雪。

　写真だとうまく伝えられないんだけど…。
　夜中に八蔵さんを会社にお迎えに行く時に車の屋根の雪は全部落とすの。
　（屋根の上に雪を乗せたままだと、ブレーキをかけた時に雪がフロントガラスに落ちてきて危ないから）。

　でも翌朝こんな感じです。


　5時間位でこんなに積もってます。

　何センチ？
　10センチちょっとあるかな？


　車の中に入ると雪で何も見えません。


　フロントガラスの上の雪。

　すっごいでしょ？
　昨日の夜中に雪かきしてるのに…だよ。
　
　雪で車が埋もれます。


　うちはRV車だから大丈夫だけれど、普通の車だと、ドアの部分まで雪が積もっていて、ドアを閉めると車の中に雪が入ってしまう…って社宅の奥様が言っていました。

　道路もこんな感じ。

　（写真では大した事ないように見えるけど）。
　
　屋根のない駐車場に止めている車はみんなこんな感じだよ。


　車屋さん。

　売り物の車もみんな雪に埋もれてます。

　除雪した雪が信号機より高く積まれています。


　凄いでしょ。
　ホント、凄いよ。
　毎日雪に感動してるよぉ。

女子会♪

　八蔵さんが出張でいない夜。
　社宅の奥様と社宅で『女子会』をしました。
　
　八蔵さんの送り迎えで車の運転をするから平日は飲めないの。
　だって深夜1時頃に帰宅して、それから夕飯時に晩酌したとしても、7時前には会社に送っていかないといけない。
　最低6時間？あけないと飲酒運転になっちゃう。
　だからなかなか飲めないの。
　お酒を飲む事でストレスを発散するマーヤとしては…悩みどころです。

　それぞれ〝簡単なおつまみ〟を持ち寄って18時半に集合。

　どんなに遅くなっても、酔っ払っても、帰るのは同じ社宅内。
　徒歩20歩。
　楽ちんだよぉ～。
　仮に子供や旦那さんに呼び出されても30秒以内に帰れるし。
　便利だよね。
　マーヤなんか、夕飯食べて、お風呂も入って、ジャージ着て…。
　はい。
　あとは寝るだけ。
　準備万端で宴にのぞみました。

　社宅の奥様は人生の先輩＆社宅の先輩。
　愚痴もこぼしつつ、色んな事を話し、笑い…ちと涙ぐみ…。
　とても楽しい時間を過ごしました。　
　旦那さんがみんな同じ会社だから、会話にも特徴があって面白いです。
　3人でビール（350ml）9缶、ワイン1本飲んだけど足りなかった。
　楽しいとお酒がグイグイすすみ、酔わないんだよね。
　気が付くと深夜1時半。
　楽しいと時間が経つのが早いです。

　『じゃーまたねぇ～』とバイバイし、すぐ寝ました。
　お酒が入っていたので、八蔵さんがいなくて寂しいと思う事なくすぐに眠れました。


　普通のお友達だと、次に会うのは早くても1週間後位なのだけど、雪かきで何事もなかった様に『おはよう』とすぐ顔を合わせるのだから…変な感じです。
　社宅って面白い所だな…と思いました。　

八蔵さんと予行練習

　三連休。
　八蔵さんは昨日だけお休み。
　土曜＆今日も出勤。
　会社に出かけて行きました。

　昨日は『雪だるまん（卯だるまん』を作り、その後は一緒にトールをしました。

　こっちに来て半年。
　なかなか前に進まず、結果も出ず。
　でも…。
　結果には出てないけれど、頑張ってるよ。

　３箇所のカルチャーセンターに営業＆面接に行き、2箇所で講師登録ができました。
　（1か所はまだ保留中）。
　電話でアポさえ断られる事も…。
　驚いたのがこっちではあまりトールが知られてないの。
　面接に行っても『トールペイントってなんですか？』って聞かれます。
　3箇所のうち2箇所ではトールの講座がないの。
　関東ではあふれるほどお教室やセミナーがあるのに、こっちの人には人気がないのかな？

　そんな訳でトールの良さを分かって貰い、生徒さんが集まってくれるのには時間がかかりそうです。
　
　
　今月末に生徒さんを集める為の『無料体験講習会』をセンターが開いてくれる事になりました。
　そのセンターには既にトールの講座があるので、同じ講座が二つあっても意味がありません。
　（筆によって描き方が全然違うから同じじゃないよ…って説明しても無理です）。
　マーヤが講師登録するにあたり『色んな素材に描けるっていう内容なら今ある講座と違うから…』と登録して貰える事になりました。
　勿論ウッドにも描くけれど、使える身の回りの物にペイントするのが主の講座です。
　
　体験講座は『ミニポーチ』に決まったよ。
　でも、与えられた時間は2時間。
　その2時間で描きあがる作品を考えなくてはなりません。
　自宅で教えていた時は完成しなくても『時間のある時にまた来ていいですよ』って言っていたけど今回はそれができない。
　説明時間も含め、2時間で完成させるには…どうしよう。
　しかも、どんな方が体験してくれるかわからないでしょ？
　まったくの初心者が来ても2時間で描きあがる作品。
　でも、簡単すぎるデザインはきっと興味なんてもって貰えないよね…。
　
　考えた結果『ビオラのポーチ』にしました。
　
　でも、初心者の人はどの程度描けるかな？
　マーヤが始めた時はどうだったかな？
　予行練習したいな…。
　ふっと隣を見ると、テレビを見て寛いでいる八蔵さん。
　八蔵さんは絵には殆ど興味がなく、細かい事はあまり得意ではありません。

　一緒にフェルメールの絵を見に行った時。
　初めてフェルメールの絵を見た時、マーヤ不思議な体験をしたの。
　絵を見ていると、絵とマーヤの間にフェルメールが暗闇から現れた。
　フェルメールの背中とフェルメールの息づかいが聞こえたの。
　苦悩の息づかいだった。
　絵に向かい合うフェルメールが見えたの。
　あれは夢なんかじゃなく、ホントに見えた。
　もう死んだ人で、会えるはずはないに、確かにそこにいた。
　見えたの（八蔵さんは〝錯覚だよ〟って信じてくれないけど）。
　フェルメールはそんなに好きな画家じゃないけれど、とにかく感動して涙が止まらなかった。
　絵から彼の情熱を感じ、時間の経つのも忘れて観ていた。
　我に返ると、八蔵さんがいない。
　探すと、会場の隅にちょこんと座り沢山の見物客を眺めていた。
　マーヤが近寄ると『見終わった？』って聞いた。
　せっかく見にきたのに、ちょこっと流し見したら満足な人。
　それ位、絵に興味がない人（だと思う）。


　実験台にはもってこい。

　マーヤ：『あのさ、練習台になってくれない？』　　　
　
　八蔵さん：『いいよ』
　
　マーヤ：『マーヤが考えた通りにやってみるから後で感想を聞かせてね』


　そんな訳で八蔵さんに体験してもらう事にしました。

　
　私が初めて習った時は、先生がどう筆を動かして描くのか手元を凄く見たかったの。
　だから最初にマーヤが（同じ素材に）描いているのを見て貰った後に、八蔵さんに描いてもらう…って事にしました。

　初めて筆を持つ八蔵さん。　


　結構おっかなびっくりの手つき。

　体が大きいからもっと大胆に描くと思ったんだけど…違った。

　メインのビオラと葉っぱだけマーヤが下書きしておいて、小花やカンマ（コンマ）ストロークなどは自由に描く楽しさを感じてもらう為に好きな所に描いてもらうことにしました（だから下書きなし）。
　八蔵さんが描いたポーチ。

　どう？
　初めてなのにとっても上手。
　小花やカンマストロークも上手。
　八蔵さんも上手に描けた時は、


　八蔵さん：『俺ってもしかして上手い？』って楽しそうに笑ってました。

　そうだった。
　マーヤも最初はこんなだった。
　上手く描けた時は嬉しかったし、楽しかった。
　（その作品を今見ると下手すぎてびっくりしますが…）。
　
　
　左側のビオラを描いて貰った時点で、塗りムラがあったの。
　聞くと、ダブルローディング（筆に2色つけて描く方法）が難しいと言うので、右側は塗り絵のように濃い色をベタ塗りして貰ってから、ハイライトの色をサイドローディング（筆の片側だけに絵具をつけてグラデーションを付ける方法）で描いてもらいました。
　当日難しい人にはこのやり方に変更して貰って描いて貰おう…と思いました。

　一時間半で完成。
　これなら時間に余裕があるのでいいかな。　
　

　
　マーヤも八蔵さんに説明しながら、描き方の見本を素材に直接描いたのでガチャガチャ描きすぎになってしまったけれど、こんな感じに仕上がりました。

　当日は描いた作品はジャンケンで体験で来て下さった方にプレゼントしようと思います。

　と、色々決めて、これで行こうと思ったの。

　ところが八蔵さんがこんなことを言った。
　
　八蔵さん：『ダブルローディングは難しかったけれど、うまく描けなくてもそっちのやり方の方が楽しかった』
　　　　　　『右側の描き方はつまんない』
　　　　　　『直接すぐ布に描くのは抵抗がある』。

　マーヤ：『う～ん…』。
　　　　　『ダブルローディングって初心者には難しかったかな』
　　　　　『他のデザインにしようか』

　簡単に描けるバラを八蔵さんに描いて貰ったけれど、

　八蔵さん：『ビオラの方がいい（楽しい）』
　　

　上手に描ける事より、トールの楽しさを感じて貰いたいと思ったので、当日もダブルローディングで行く事にし、考えてやり方を少し変える事にしました。

　少しお疲れ気味の八蔵さん。
　マーヤが２回目のやり方を色々考えている間、

　八蔵さん：『俺少し寝るから起こしてね』
　
　と、こたつでお昼寝。
　
　しばらくすると起き上がり、

　八蔵さん：『俺もう一回やってあげるよ』

　
　そんな訳で、2回目の予行練習に協力して貰いました。

　今度はマーヤは素材に描かず、紙に見本を描くだけにしました。
　それ以外は生徒さんの描く様子を見る事に。
　ある程度練習して貰ってから、各自のペースで素材に描いてもらう…ってやり方にしました。
　私は練習が嫌いで、すぐ素材に描きたかった人。
　でも、八蔵さんは練習したい人。
　人それぞれ。
　だから、練習したい人は練習して、すぐ描きたい人は描いて貰う。
　各自のペースで自由に描いてもらう…ってやり方にしました。
　ただ心配なのが時間。
　自宅教室でもそうだったけれど慎重な性格の人は練習ばかりして本番を書かずに終わってしまう。　
　こっちで時間配分をしてあげないときっと時間内に描きあがらない。
　本人がそれで良ければいいのだけれど、今回はある程度完成させなくてはならない。
　なので『練習を含め〇時〇分をメドに葉っぱを描きあげて下さいね』と時間設定する事にしました。

　八蔵さん、再び生徒さん役をスタート。

　ところが2回目の八蔵さんは何故かイヤな生徒さん役をするの。
　返事もしない、言う事は聞かない、マーヤがきちんと説明しながら描いている様子を見なかったくせに『描き方がわからない』って言う、最悪な生徒さんになり(きり)…マーヤも練習だとわかっていてもイライラ。
　かなり自信がなくなり、でも、ダメだったらダメでいいや…と言う開き直りの気持ちも出てきて、軽い気持ちで本番に臨めそうです。
　モンスターが来ても大丈夫だと思います。

　八蔵さんの描くのをずっと見ていることにしました。
　一生懸命紙に練習しています。



　そして2回目の完成品はこちら。

　紙に描いて練習する時間が多かったので、ビオラのツボミが描けませんでしたが、一回目よりとっても上手に描けてる。
　一回目の葉っぱは向きがぐちゃぐちゃだけど、2回目の葉っぱはとってもキレイ。
　描けば描くほど上手になっていきました。
　
　全くの初心者でこれだけ描ければ凄いよね。

　ちなみに八蔵さんが一番最後に練習で書き上げた『ビオラ』と『葉っぱ』。

　すっごく上手です。
　教え方が上手？（なんちゃって）。


　これで少しでも生徒さんが集まってくれたらいいな。

雪だるまん２号

　雪が沢山降ってるよぉ～。
　雪かきしても、雪かきしてもすぐ雪が積もる。
　でも意外と溶けるのも早いんだよ。

　昨日の朝に沢山降って雪かきしたの。
　でも夜には道路の脇に残っている位で、雪はすぐ消えちゃった。
　すっごい大量の雪がすぐ解けちゃう。
　寒暖差が激しいのかな？
　でも＆でも～。
　今朝起きたらまた大量の雪。
　積るのも＆消えるのも早い雪です。

　そんな訳で朝起きるとまず社宅の雪かき。
　その後は八蔵さんと『雪だるまん２号』を作ったよぉ～。

　八蔵さんが『頑丈に作ったから大丈夫』って言うから、二つの大玉を合体させる前に下の部分の雪だるまに乗ってみました。

　雪タイタニック。
　高いよぉ～。

　『雪だるまん２号』は今年の干支で『卯だるまん』を作ってみました。

　ジャーン。


　ちょっと右のほっぺが落ちちゃってるけど。

　キャワイイ。

　お約束の記念撮影。




　遠くからみると『うさぎちゃん』に見えるでしょ。

　楽しかったよぉ～。

マーヤを蔵王に連れてって♪

　３日の日。
　八蔵さんと『蔵王スキー場』に行って来ました。
　『家からすぐ近くにスキー場があるんだから行かなくちゃ』と10年ぶり（以上）に行って来ました。
　八蔵さんはスノーボード。
　
　
　運動神経がいい八蔵さん。
　スノボは若い頃、出張で雪国に行った際『教えてやる』と出張先の上司？に早朝無理やり起こされ＆やらされたらしい。
　でも、その1回ですぐマスターしちゃった八蔵さん。
　すごく簡単そうに滑っていたから『マーヤもスノボーやる』と言った。
　ゲレンデに行く前に室内人工スキー場『ザウス』（今はない）で練習したけれど人工雪はカチコチ。
　転ぶとすっごく痛い。
　『こんな雪じゃ滑れない。ホントのゲレンデに行けばできるかも』
　と、どこかのスキー場に行った。
　でも…まったく滑れなかった。

　小さい頃スキーを学校で習った。
　だからスキーは山から降りてこられる程度には滑れる。　
　スキー体験者のマーヤは、両足が一つの板に一緒に固定されているのが怖くてたまらない。
　しかもストックないし。
　痣ができる程転び、転べば80%の確率で頭蓋骨強打。
　骨がかち割れるんじゃないかと思うほど地面に直撃。
　かなり危険なスポーツだよね…怖くて…もうちょっとも滑れない…と思いました。

　下手なボーダーはコントロールがきかないから、出会ってしまったら大変。
　『あぁ～、あぁ～、あぁぁぁぁぁ～』と叫びながら互いにすっごいスピードでゴッツンコ。
　相手の体がミゾオチ直撃。
　もう息もできませんの。
　
　そんなんで… 怖くて山の上から降りられない。
　結局スノボーをソリ代わりにし、八蔵さんにストックをロープにみたて引っ張ってもらい山の上から下りてきました。
　八蔵さんは『勘弁してくれよ』って思ったらしいけど、マーヤはこれが一番楽しかった。
　

　今回。
　簡単そうにビュンビュン滑っている八蔵さんを見て、『スノボやりたいな』って一瞬頭をよぎったけれど、そんな過去の記憶が蘇り、
　
　『やっぱりマーヤはスキーでいいや』って思った。
　
　スノボーって早いの。
　一緒に滑るのは無理。
　だってアッと言う間に遥かかなたに消えていきます。

　どちらかが先に滑って、相手が降りてくるのを待つ…の繰り返しでした。


　そんな訳でマーヤはスキー。
　短めのスキー板（長いと板の先が雪にささって転ぶから）。
　久しぶりだから滑れるか心配だったけど、めっちゃゆっくりのボーゲンで滑れました。
　（簡単なコース限定）。　

　滑っている最中に足の甲と指がつり、膝も痛くなりましたが寒さで痛みも麻痺して大丈夫でした。
　のーたん。
　これが例のスキーウェアです。
　（付き合っていた頃、八蔵さんに買って貰ったスキーウェア）。
　

　一面の雪。


　素敵なログハウス。
　
　マーヤが学生の頃は『私をスキーに連れてって』が大ブームでした。
　色んな憧れを胸にゲレンデに行ったなぁ～。
　（映画の様にはいかなかったけどね）。


　八蔵さんに雪玉を投げようとしたけれど、雪がサラサラで雪玉ができませんでした。
　すっごいサラサラの雪だよ。　

　
　チェリーさんから『山のてっぺんにお地蔵さんがいるよ』って教えて貰ったので見てきました。


　まず『開運の鐘』を鳴らしました。


　　
　『蔵王地蔵尊』。　
　まわりの小さなお地蔵さんは雪に埋もれて全部は見えませんでした。
　『蔵王地蔵尊』も鼻水垂らしてたよ（鼻水凍ってた）。

　『災難よけ地蔵』で200年もの間蔵王を見守っているお地蔵さんです（高さ2，34メートル）。

　『開運の鐘』をならして災難よけの『お地蔵さん』も見たから今年は少しはいい事あるかな？
　あるといいな。



　リフトから見る景色はとってもキレイ。


　木の枝に雪がついてこんな感じ。


　スキーも楽しかったけれど、この景色を見れた事が嬉しかったです。
　今までにもスキー場に行った事があるけれど、こんなに雪深いスキー場ははじめて。
　本当に美しい雪景色。
　本当に雪が多いんだね。
　トールで雪景色を描くけれど、今まで描いていたのは『嘘くさい』って思いました。
　雪の量も、木の上の雪のかぶり方も、木の形自身も想像していたのとは違った。　
　描き方間違ってた。
　
　想像する事も大切。
　でも、本物を見る事の大切さを感じた。
　
　この寒さと雪で木は本当に凍っているんだね。

　冬の厳しさは生半可じゃない。
　人間なら凍って死んでしまうのに、凍っても生き続ける木。
　凍って、雪の重さで折れていた太い枝も沢山あった。
　折れた枝の内部は生きていて、樹皮の部分とは違った表情だった。
　力強かった。
　生命って凄い。
　なんていうのかな？
　ずっと見ていたら何か聞こえそうで…木に魂が宿っているのを感じて、時々それが自分の心と調和して…何て表現したらいいもかな…。
　わからない。
　けど、美しかった。
　『美しい』。
　そう思った。
　
　それにしても寒い。
　何ていうのかな？
　寒い…。
　（寒い以外の言葉を思いつかないのかい？マーヤくん…）。
　
　頭がこんな感じ。
　『あら？八蔵さんってこんなに白髪が多かったっけ？』

　帽子をかぶってなかった八蔵さんの髪の毛は凍っていました。
　マーヤの睫毛も凍って白くなったよ。
　雪のマスカラ。
　瞬きすると冷たかったけど、『雪のマスカラ』がなんか嬉しかった。
　その写真を載せようと写真は撮ったんだけど載せられません。
　すっぴんだったので、一部だけ拡大しようと思ったけれど、顔全体にシミが…。
　すっごいシミだらけの汚い肌が必ず写ってしまうので…恥ずかしくて載せられません。
　（って言うか自分でも大ショックなシミだらけの肌です）。
　『あたしめっちゃババァじゃん』。
　こんな事で思いがけず自分を客観視してしまい…。
　現実を受け止められません。


　お昼は『カレー』と『味噌ラーメン』を食べたよ。
　勿論、大盛りです。

　雪山のごはんって美味しいね。　
　『トン汁』が食べたい気分だったけどなかったのでマーヤはラーメンにしました。
　勿論『カレー』でが八蔵さんです。
　前の日にもカレー食べたのにな。

　樹氷も見れました。
　モコモコの完璧な樹氷は写真で撮ると全体が白で良くわからない（完璧な樹氷ができる場所だけあって吹雪いている様な＆凍っている様な背景で真っ白なの←意味わかんないよね…うまく説明できない）。
　だから、写真でも見える小さな樹氷を載せるね。

　『樹氷』





　自然って凄いです。
　最近『激しく感動する』って事がなくなってきて（感じなくなってきて）それが悲しかった。
　感動できないのは『大人になったんじゃなくて、純粋さを失っているから感動しなくなってきたんじゃないか…』と感じる。
　でも、昔感じたような感動の感覚に触れた。
　自分の心から無くなってしまったと思っていたけれど、無くなったんじゃなくて奥深くに眠っているだけかも…まだ呼び起こすことができるかも…と思い嬉しくなりました。
　　
　また行きたいな。

　八蔵さん『山形は初めて』って言ってたくせにスキー場で滑っていたら『俺、ここ来たことある』って言い出した。
　そして、『すっごい良い温泉があったはず』と、スキーをした後、八蔵さんの記憶をたどってお風呂を探す事になりました。
　昔の八蔵さんの思い出話を聞きながら…見つけたよ。

　『源七露天の湯』。


　屋根にはすっごい『つらら』。

　上から落ちてきたら刺さるよね。

　強硫黄泉の温泉。
　素朴な飾らないたたずまい。
　空から雪が降る中、美しい景色を見ながら入る温泉は最高でした。
　

　お風呂から出た時はあたりが暗くなって、また雪が降ってきたよ。

　雪って神秘的。
　とっても好き。
　雪は大好きです。
　
　楽しかったよ。
　八蔵さん、連れて行ってくれてありがちょ。
　マーヤと行くと簡単なコースばかりでつまんないよね…ごめんね。
　でも、またお願いします。

チェリーさんとお茶♪

　新年、あけましておめでとうございます。
　みなさん、今年もよろしくお願い致します。


　今年は新しい年明けを一人で迎えました。
　色んな事を思いました。
　いい一年にしたいと思います。


　元旦にチェリーさんからお茶のお誘いメールを貰っちゃったよぉ～♪。
　一人で家にいたから嬉しい。
　２日にチェリーさんと待ち合わせ（また来て貰っちゃった）スタバでお茶しました。
　今年初めて会う人は八蔵さんじゃなく『チェリーさん』でした。
　チェリーさんに会うのは2回目なのに、心の距離なく色んな話ができたよ。
　時間があっという間に過ぎて足りなかったねぇ～。
　楽しかったねぇ～。

　
　千葉から帰って来る八蔵さんとも駅で合流。
　八蔵さんとも会いました。　　　　
　
　八蔵さんも『可愛い子だね』って言ってました。
　そうなの。
　チェリーさんは可愛いねよぉ。　

　チェリーさんにお菓子をもらったよ。
　第24回　全国菓子博名誉総裁賞受賞『元祖　新庄の花　あじさい』


　紫陽花のお花が咲いているみたいなお菓子。
　チェリーさん有難う。
　美味しく頂きました。

　かなり痩せちゃったね。
　これから大事な時期だから体に気を付けてね。

　今度こそホントにマーヤがそっちに行くよぉ～。
　またガールズトークしようね。
　楽しかったよ、ありがちょ。