12月14日、参議院本会議で公的年金法案(年金カット法案)が強行採決された。
衆議院に続く暴挙だ、安倍主相は野党からの問題指摘に対し「私が述べたことを理解いただけないなら何時間やっても一緒だ」と独裁者丸出しの暴言を吐いたが、それを反省するでもなく、強行採決。
もはや安倍主相は、反対意見など無視してなんでも強行採決で通してしまうつもりなのだろう。
自民党が衆参ともに単独過半数を握った「一強体制」の下で国会は立法府としての機能を果たしていないと言わざるを得ない、
政府提出の法案に批判的なチェックを加えるのは野党の役割であり野党もまた多くの有権者の声を背景にしている。
その野党の議論を否定する主相の発言は、独裁的であり、緩やかにナチス独裁政権に近づきつつある。恐ろしいことだ。
高齢者も若者もこのことに早く気づいて欲しい。
まさに追い詰められる高齢者、若者は貧困にあえいでいる。
25日の参考人質疑では、全日本年金者組合、生活困窮者支援に取り組む団体の代表から、低年金の高齢者の暮らしの深刻さとともに、
現在の若者世代の非正規・低賃金の雇用実態のままでは将来の年金受給がまともに保障されない危険などが指摘され
「カット法案」を強引に推し進めることに強い異論・反対が表明されました。その数時間後に質疑を打ち切り、採決を強行した政府・与党のやり方対し怒り以外何物でもない。
今回の法案は、物価と賃金で下落幅がよりより大きい方に合わせて年金も減額するというもので、2014年のデーターにこの新ルールを当てはめると
国民年金は年間4万円減、厚生年金ではなんと14万円も減ることになる。
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12月に咲く花ネリネ 花言葉は「また逢う日まで」