琵琶湖ボテジャコの日々

幼少の頃、川に親しみ魚と戯れたことを思い出します、瀬田川の清流が再び戻ることを願う昔人

今なぜ原発再稼働か

2012-04-06 12:44:49 | 日記
東日本大震災から一年が過ぎました。

この一年間被災された皆さんは私たちが想像もつかない苦労を

されたと思います。

また福島の方々は大震災と、原発事故により二重の苦しみを背負って

必死に生活されている。そのことを思うと、悲しみと、東電に対する

怒りがこみ上げてくる、福島のある酪農家は原発さえなければと言葉を

残し自ら命を絶ちました。

今、原発立地で生活をしていた住民は放射能汚染で住み慣れたところに

帰れず、家族ばらばらで各府県に移住せざるをえない状態です。

滋賀県にも数家族の方々が移住されています、3月11日全国的に反原発

集会が開催され、滋賀県でも全県的に「ばいばい原発」守ろうびわ湖

共同行動として開催されました。

私は大津膳所公園会場に参加しました。会場には、青年から、子供連れの家族

お年寄りを含めて1000人以上の参加者で熱気に包まれ、主催者の挨拶の後

10人の方々がリレートークその中で福島から移住された方が帰るに帰れないと現状報告されました。

福島第一原発の修復が出来ないまま、事故の反省もなく関西電力と野田政権は地元住民を無視し大飯原発の再稼動を容認・・・ストレステストとはただの

シュミレーションにしか過ぎない、大地震、津波に対応していない、国民を欺くのはええ加減にしてほしい、

5月には北海道の泊原発が止まりこれで全原発が止まることになる、関西電力はマスコミを利用して夏の電力不足を大きく宣伝、

ピーク時には停電もありうると利用者に対し脅かしている。

私は専門家でないので、ここで原子力の専門家である京都大学助教授の小出裕章さんに登場いただこう、小出さんは、

ただちに原発をやめても何の影響もありません。

原子力発電の設備能力は、日本全体の18%に過ぎません。原子力による発電量が28%だと言われますが、これは原発の稼働率だけを上げて、

火力発電所の殆どを止めているから、原発からの電力をすべて火力発電でまかなっても、なお火力発電所の設備利用率は70%ですみます。

多くの原発が停止した2011年夏、停電による混乱はありませんでした。

「電気予報」の予報値が外れた結果について、電力会社は満足に説明していません。

節電効果の詳しいデータが公表されないことに首をかしげた人も多いはずです。

しかし事実は、原発がなくても電気は足りることを、はっきり示しています。

私はこのことを知って、関西電力と野田政権の利権に絡んだ原発推進を圧倒多数の国民と共に原発を日本から、いや世界からなくす運動を強めなくてはならないと思う。