くにまつ@神保町 ★★★★★

先日、古くなった布団を捨てようとした際に、はたと気付きました。



布団って





可燃ゴミなのか？粗大ゴミなのか？不燃ゴミなのか？資源ゴミなのか？
火を付ければ燃えるようにも思えるし、デカいから粗大って名前がピッタリな感じもするし、もしかしたらプラスチックとかの合成繊維を使っているようにも思えるし、ユニセフとかでどっかお困りの国に回せる気もするし（←資源ってそういうコトではない。。）、とにかく我が人生でこんなに迷ったコトはありませんでした




が、



同じくらい分別に困るものが発生しました。




くにまつ
まさかの二日連続汁なし坦々麺。こちらは広島式汁なし坦々麺の専門店です



…って、



広島式汁なし坦々麺って




カテゴリーは何になるのよさっ⁈
中華？ラーメン？和食？はたまた拡大解釈してエスニック？ファーストフード？もうどれが一番しっくりくるのか全然分かりません。




オーバーヒートした頭で食券機の前へ。元味とかKUNIMAXとか何やら組合せがあるみたいですが、もうよう分からないので恐らくスタンダードなこちらを注文




汁なし坦々麺＋温泉卵
あー、コレ絶対に美味いやつだ。



カテゴリー問題でグルグル混乱中の頭でグルグルかき混ぜいただきますと




劇的に美味いっ！★★★★★
昨日の汁なし坦々麺はコッテリとした美味さでしたが、こっちはキレッキレ・シャープな美味さです。美味さが一点に集中して攻めてくる感じ。細麺が芝麻醤と花山椒を掴んで離さず美味さが結束しております。



お好みで卓上の調味料でカスタマイズ



自分は辣油&花山椒を大量投入。



美味いです。やはり美味いです。もうカテゴリーとかどうでもイイ。。



さて例によって例のごとく計画的に残したこちらに


半ライスをドボン



混ぜ混ぜしていただきます



最高！★★★★★
意味わかんないくらい美味いです。コレをやって汁なし坦々麺を食った、と初めて言えるでしょう。絶対にオススメです。




夢中で食っちゃいました。ご馳走です。さて、カテゴリー分けどーしようかな、ってコトで




結局、



「その他」にしました。。。
我が人生でこんなに「その他」に救われたコトはありません。。。



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小星星麺 (しょうしんしんめん) @川崎 ★★★★☆

以前、ひょんなコトからお知り合いになった方がいらっしゃるのですが、



この方、後に私の働く業界と




大戦争を繰り広げている業界の方だと判明し、
お互いに交流を絶ったのでありますが、



何が困るって




毎朝駅ですれ違う。。。
見ないようにするのですが、何故かすれ違う度に目が合い、お互いにバチバチ&メラメラやるのであります。



そんなバチメラな私が昼飯にやってきましたのはこちら




小星星麺
汁なし坦々麺が食べたくて調べたら引っかかったお店です。




これこれコレが食いたかったんです。川崎は？なんて意地悪を飲み込んで注文します。んで待つコト暫し




汁なし坦々麺
なーんか池袋の楊二号店のに激似ですが、それも飲み込みかき混ぜます。




うっし、完了！いただきまーす！！




バチメラ！★★★★☆
山椒のバチバチとした刺激、麻辣のメラメラとした辛さが絶妙なバランスです。肉味噌は粗めに挽いた豚肉が印象的。大量のナッツでコクも十分！美味ーい。




ただ自分の好みはもうちょいメラメラが強い方が良いかな、と辣油を追加。




うんうん、益々イイ感じ♫でも、汁なし坦々麺を食べる楽しみはこれからです。




加減しいしい残した肉味噌に



セットのライスをぶち込んで



ぐちゃぐちゃに混ぜていただきますと




クッソうっま！★★★★★
バチバチ・メラメラがよりダイレクトで下手したら麺より合うんじゃないか？？ってくらい美味いです。理性を失うくらい美味いです。




そして、コレが理性を失った結果。




あー、美味かった！さて、バチバチ&メラメラを補給したコトですし、




明日も一戦交えますか。。。
そのうち殴り合いになりそうで怖いです。



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本城@用賀 ★★★★★

フランスで最も権威のある新聞社ル・タン社の社長であるムッシュ・ショーバン氏はお国にシャトーを持つ貴族の家柄で、旅先には専属の料理人を随行させるグルメで高名な方ですが、氏に言わせれば




「日本料理はオードブルの連続で退屈」
ですと。



確かに、確かにオードブルの連続かもしれない。



でも、決して退屈ではありません。



それはこちらのお店で分かります。




本城
私めの誕生日のお祝いにお招きにあずかりました。



スパークリングな日本酒で乾杯。甘くて食前酒にぴったり。



じゅん菜と雲丹のすり流し。初夏を感じるじゅん菜のシャクシャク感が堪りません★★★★☆




スパークリングを片付け、お酒にシフト。銘柄はこの後出てくるお酒と併せて全て失念しました。。




胡麻豆腐の雲丹乗せ。まったりとした胡麻豆腐に比較的軽やかな雲丹の風味がとっても合います★★★★☆ 小豆のほんのりした甘みも味に奥行きを与えています。




湯葉の毛ガニ餡。蟹は毛ガニが最も美味いと思ってますが、やはり美味いです★★★★☆ 湯葉も贅沢な厚さがあり思わずニヤケます。




お刺身。紋甲烏賊、鮪、鯛、海老。厚切りの鯛がむっちりとして身が甘く上々★★★★☆ 海老も香りが良く只者ではない感じ。




お酒も当然進み、続きましては花形



すっぽん豆腐の椀。流石はすっぽん！と思わせる如何とも形容し難い美味さ。本当の贅沢品です★★★★★




椀で一合イケちゃうボクたち。。




焼き物は鮎とのどぐろ。




のどぐろのギリギリの脂の乗りに、なんちゅう美味い魚なんだ、、と溜息しながら★★★★★





鮎がぶっちぎって美味い！★★★★★
小ぶりの鮎を頭からバリバリ食いますと、先ずは身の甘みにウットリし、次にやってくる苦味に心躍り、最後に惜しむべき香りを残して確実に我が記憶に打ち込まれます。この皿は美味すぎ。。




そんな皿に添えられておりますこちらは半熟卵の海鼠腸がけ。雲丹とも白子とも異なる妙なる風味でまさに酒泥棒。



案の定、まんまと盗まれたのであります。




こちらは酢の物。しかし、酢の物と言われてキョトンな我ら。




だって刺身になった貝と鱧だよ？？



って、あ！！梅肉ソースと酢味噌をそれぞれ付けていただくことで「酢の物」が完成するワケね！納得。つか新しい発想だわ。鱧の美味さは勿論、最近歳のせいか酢味噌が好きになった私。貝の磯の香りを酢味噌が包み込んで素敵に素敵★★★★☆



当然飲むよねー



ここで痛恨のミス。炊合せの写真失念。どんな炊合せだったかも忘却。。




そろそろお食事にしましょうか、とのご提案を受けて、お行儀悪く酒を傍らにお食事へ。




鯛と茗荷のご飯です。茗荷はあんまり感じられません。残りは包んで貰えると勝手に思って控えめによそっていただいたのですが、その手の特典は無し。大盛りで頼めば良かったー★★★☆☆




飲ませる漬物たち。




甘味と水菓子。白味噌のババロアチックなヤツが塩気が効いていて、酒飲みでも美味いと思える出来でした★★★★☆




ふぅー堪能しました。確かにフランス料理の様に一皿でドカンと人を驚かすものは日本料理には少ないかも知れません。しかし、日本料理はそれぞれのお皿が一連の流れとなって全体的な大きな満足に持っていっている様に思えます。ムッシュ・ショーバン氏にはこの点を是非ご理解いただきたいものです。



え？



ムッシュ・ショーバンって誰だって？？





「美味しんぼ」に出てくる人ですが、何か？？？



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Buffet Monchant（ブッフェ モンチャン）@☆☆☆☆☆

こちら側のどこからでも切れます、と言いながらどこからも切れない醤油袋



恐らく意味なんて分からず「概要」とプリントされたTシャツを着た外人



地元の駅で「タベヤスイ タベヤスイ タベヤスイ…」と詠唱しながらカレー屋のチラシを配るインド人



さっき買ったレタスと同程度のレタスが置かれた見切り品コーナー



全て





モヤモヤします。。
そして、本日はそんなモヤモヤがまた仲間入り






ビュッフェ モンチャン
今飛ぶ鳥を落とす勢いのGEMSシリーズが三軒茶屋に出来たと聞いてきましたが、早速




モヤモヤポイント①・9階建なのにエレベーターが一基しかない&小さい！
待てど暮らせどエレベーターがやってきません。始め7階のお店が気になり、やっと着たエレベーターに乗って見に行ったら、エレベーターが全然来ないという理由で、外階段を使い7階まで上がってきた強者カップルがいらしたくらいです。構造上の欠陥ですな。




さて、話を本日のお店自体に戻しまして




モヤモヤポイント②・急騰する土日の価格！
ランチ60分平日1,500円が土日2,500円って跳ね上がり過ぎだろ



つか、




モヤモヤポイント③・不当価格！！！
いくらビュッフェでも内容は親子丼やらカレーやらそぼろ丼、高過ぎだろ。。でも、まぁもうしょうがないので身を任せるコトにいたしました。。




野菜で元を取ってやる！と意気込みましたが、





モヤモヤポイント④・ドレッシングが絶望的に不味い！！！
フレンチドレッシングとシーザードレッシング、玉ねぎドレッシングの三種を試しましたが、怒れてくるくらいに不味いです。


んで、メイン




親子丼




モヤモヤポイント⑤・鶏肉専門店とは思えない屑肉！！！☆☆☆☆☆
素人がニンベンの白ダシ使って作った親子丼の方がまだ食える。コレで金取るって、恐れ入ります。


さらに




モヤモヤポイント⑥
・カレーすら不味い！！！☆☆☆☆☆
セロリを前面に出した世にも珍しい不味いカレーです。カレーを不味く作れるとは、本当にご尊敬申し上げちゃいます。



そして、極め付けは



モヤモヤポイント⑦・接客がおかしい！！！
客を馬鹿にしてんのか？っていう絶妙な接客をする店長風のおっさんにより店内は独特の雰囲気に包まれています。



んで、何が許せないって



モヤモヤポイント⑧・料理人が客の目の前で酎ハイ作って飲んでる。。。
絶句しました。。。何、この店。馬鹿なの？？？
JAL以下。




総括・かなり酷い店です。。。
人気店の新業態らしいですが、まぁすぐに結論は出るでしょう。



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じゃじゃおいけん@三軒茶屋 ★★★☆☆

本日はお作法のお勉強をいたしましょう。




イタリアにて「もっとチーズをかけて」と料理人に頼んではなりません。
料理の腕を侮辱していることにあたります。




ロシアにてウォッカの空き瓶は必ず床に置かなくてはなりません。

テーブルの上に戻してしまうと縁起が悪いことを意味します。



フランスにて食べ残しを詰める箱をもらってはなりません。
食事を楽しめなかった（おいしくなかった）ことを意味してしまいます。




アゼルバイジャンにて塩をこぼしてはなりません。
喧嘩を売るコトを意味します。なお、塩に砂糖をかけることは、喧嘩を受けることを意味します。



そして




じゃじゃおいけん
にて




じゃじゃ麺
をいただく際は




ぐっちゃぐちゃにかき回して




ごま油やらラー油やらコショウやらニンニクやらしょうがやら追い肉味噌やらカレー粉やらで自分好みに味を整え




かっ喰らわなければなりません★★★☆☆
ごまの効いた肉味噌は見た目の量はポッチリですが、全体に与える効果は大。また生姜も効いていて食べる程に胃が火照ってスルスル入ります。




ワシワシいただいても結構ですが、最後はこんな感じのところで寸止めし、




卓上の卵を割ってこれまたよくかき回して、店員さんに割り箸を丼に添えたまま差し出しましょう。麺の茹で汁を注いで返していただけます。




コレがチータンタンです。
お匙等は特にはいただけませんので、手に丼を取ってスジャータからミルク粥の施しを貰った釈迦の如くグビグビやりましょう。ふんわり卵の優しいお味の中にお湯を浴びた胡瓜が独特の香りを放ち新感覚のスープです。ご飯があればぶち込んで雑炊風にしたいところですが、それはマナー違反らしくご用意はありません。




一瞬で片付けてしまいました。ちなみに中国にて出された料理を平らげてはなりません。量が足りなかった、と招待主に恥をかかせるコトになりますゆえ。。。




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