学生の頃、アメリカはニューヨークに行った際にリバティ島の自由の女神の台座からお隣エリス島を眺めていた時のお話です。
こちらのエリス島には昔の移民局がございまして、当時アメリカンドリームを求めて世界中の人々がやってきたのでありますが、不意にアレ?「移民」って英語でなんて言うんだっけ?となり、
うーん、うーん、、えーと、確か…
「immigrant?(移民?)」
と、一人ボソッと呟いてみたら、隣で同じくエリス島を感慨深げに眺めていたラテン系のおば様が
「Yes, I'm an immigrant、、、」
いや〜ん、何か掘り当てちゃった〜(>_<)
そして、返す言葉も見つからず動揺する私を他所に、おば様はこれまでのご自身の波乱万丈な半生を語り始め収拾がつかなくなってしまったのでありました。。。
と、その日以来掘り当ててしまうコトに恐怖を感じている私ですが、本日の様な掘り当ては大歓迎です。
カゼ ウズマキ
三軒茶屋にて昼食を求めてぶらぶら彷徨っておりましたらぶち当たったお店です。
メニューを打ち眺めますと断然コレがイイみたい。こちらをお願いします。
まずは前菜。「前菜」言っても値段が値段ですので歯クソみたいな量と質のものかと思いきや、イタリアンの八寸とでも言えそうな風合いで出てきまして驚嘆しました。お味も一つひとつ丁寧に作られていてお店の誠意がビシバシ伝わってきます★★★☆☆
サラダも申し分のない盛りでワシワシいけます。
あらま、フォカッチャまで付けちゃうんですか⁈
おったまげておりましたらメインが登場
燻製バターのカルボナーラ
早速おツレと取り分けいただきます。
うんうん、美味しー★★★★☆
燻製バターのスモークな香りがカルボナーラ(炭焼き、の意)の原点を見つめ直させてくれます。クリームの具合も重たくなく、つか軽妙でスルスル食べ飽きるコトなくいただけます。
自家製ラザニア
こちらのお店のオススメだというラザニア(焼き皿、の意)。見るからに美味そう。
んで、やっぱり
おいしー★★★★☆
トマトソースとホワイトソースの比は3:1くらい。ではトマトの味が全体を覆うのかと言うとそうでは無く、トマトソースの酸味とホワイトソースのコクが共存共栄していて絶妙な加減です。なるほどオススメの意味が分かりますわ。
食後には畳み掛ける様にデザートまで。そしてこのバナナケーキが甘ったるくなく、ふんわりしっとり優しいママの味(←こんなん作ってもらったコト無いけど…)★★★★★ 甘いものが会社の上司の次に嫌いな自分ですが、実はこのバナナケーキが一番印象に残っております。
うーん、この値段でこの質と量は凄まじき。お店の雰囲気も抜群です。カゼウズマキ、素晴らしいお店を掘り当てました。たまにはこーゆー出会い方もイイですな。
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