中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

Refuge(ルフージュ)@銀座 ★★★★★

2023-02-03 07:03:00 | フレンチ
職場の若い衆に「今度、部の有志で飲み会やるコトになったんで来て下さい!」と言うので、面子を聞いたら20代〜30代までの社員だと言う。


そして、


ボクが最年長。長老だという。。。
はい、キッパリ断りました。



だって、ボクはこれまでいつも愛され弟キャラ(長男だけど)。韓国で言えば「国民の弟」。そんなボクがそんなキャラ崩壊にも近い飲み会に行けるか!バーカ!!!



そんな弟キャラは会社の女子パイセン2人と新年会でもやりましょう。



ルフージュ
店を決めるのは弟の役目。昨年末から予約していました。


ますば泡で乾杯して(乾杯時点
で、3人でキャーって盛り上がり酒
の写真失念。飲み放題です)


なんかのムースや

蜜柑を使ったカルパッチョ

サラダに

シャルキュトリー

アンチョビキャベツ

サーモンのレアステーキ

ぶどう牛ランプ肉のロースト

小えびとキノコのトマトクリームパスタ

とろけるガトーショコラと


ぜーんぶ旨い!★★★★★
ペース良く出てくるお料理はそれぞれ手が込んでいて全部美味しいです。特にトマトクリームパスタは何だかシーズンのそれを彷彿とさせるお味で飲み放題後半で酔っ払っていたにも関わらず、今でも鮮明に覚えています。


でも、


その後のコトは覚えておりません。何か今度3人で旅行に行くコトになったそうです。。。



Le Manoir D’HASTINGS(ル・マノアール・ダスティン)@銀座 ★★★★★

2022-08-09 17:16:00 | フレンチ
私には何だか繰り返し唱えたくなるカッコイイ物事・人物の名称があります。挙げていきますと


リュウグウノツカイ


マリーローランサン


聖蹟桜ヶ丘


アンリパンシャルティエ


そして、



ル・マノアール・ダスティン
カックイイ店名!過日の打ち返しに何処が良いかなぁ、と悩み倒した結果、名前がカッコイイこちらにしたのでありました。創業1993年の老舗フレンチで、これまた名前がカックイイ六本木の老舗ル・ブルギニオンの師匠に当たるお店だそうです。



おツレのお誕生日なのでシャンパン様をグラスでいただきます。


乾杯!お誕生日おめでとう!!!


ブータンノワール
本来は豚の血で作るソーセージですが、豚の血は日本では禁止されているそうでエゾシカの血で作られています。そして、コレが激うま★★★★★ まったりとコッテリとしていて味が重厚。そこに林檎のジャムが軽やかな弾みを付けてくれて、こりゃ凄い。


と、ここでお料理のプレゼン。この後に出てくる鮎料理に供される稚鮎です。ちなみにこちらのお店は10種類くらいある前菜から2〜3品セレクトするところに楽しみがあるのですが、おツレは優柔不断、且つこーゆー時に必ずスペシャリテを外して、後から何で教えてくれなかった⁈と文句を垂れるので、本日はシェフのおまかせを事前に頼んでおります。


シャブリをグラスで。


ペアリングはやっていないとのコトでしたが、グラスワインのラインナップの中で料理に合うものをお願いすることにしました。


じゅんさいとキウイの冷製
ぎゃっ!キウイ!私、キウイアレルギーですのでコレはおツレにパス。


パンが美味しいです。また、バターもミルクミルクしていて素敵。3個食べちゃいました。


人参のムース
前菜の皮切りはスペシャリテのこちら。まったりとした甘さの人参のムースには雲丹がゴロゴロ入ってます。上に山と乗っかるコンソメジュレも珠玉の出来★★★★★ ボリュームもたっぷりで辱さに涙こぼるる思いです。

美味しいお料理にワインも溢れます。


オマール海老のラビオリ
ブリンブリンのオマール海老は味も詰まっていて最高に美味いです★★★★★ アメリケーヌソースもめちゃ旨で、パンを拭って一滴も残せません。


ワインもジャンジャン行きます。



そして、こちらもスペシャリテ


鮎のガトー仕立て
旬の鮎をお菓子に見立てた何とも見た目に涼やかなこちら。鮎の身と肝を層にしていまして、もうコレがまた美味いのなんのって!★★★★★ 味の甘味と肝の苦味の調和が堪りません。


先程の稚鮎はフリットで供されました。油切れの悪さが気になりましたが、小さいけど生命力に満ちた確かな鮎の味に満足です。



お魚料理に備えてリースリング


アコウダイのポワレ
確かアコウダイ。間違ってたらスミマセン。アコウダイ自体はちょいとパサついていますが、ソースに浸して食べるとパサついていた分ソースを吸って丁度良い塩梅に★★★★☆ 計算付くなのでしょうか?


さ、最後はお肉料理というコトでメドックを選択。


んで、




色々な部位のミートパイ
3種類くらいの部位が混じり合ったこちらは食べるたびに味わいが変わってとっても美味しいし、楽しい!★★★★★ ボリュームも満点でもう幸せです。


赤をおかわりです。


デザートはフォンダンショコラとバニラアイスクリーム。フォンダンショコラは焼きたて熱々で、そこにアイスを合わせるとめちゃ美味い★★★★★ 甘い物大嫌いですが、コレは申し分なく美味いです。


お菓子も上々!


いやー、美味しかった!おツレも満足してくれたみたいで良かった良かった。帰る際は五十嵐シェフにお見送りいただきました。また絶対に来よっと!オススメです★


あ、ちなみにバローロは2万くらいだった模様です。。。




Bistro oeuf oeuf(ビストロ ウフウフ)@二子玉川 ★★★★☆

2020-11-14 11:24:00 | フレンチ
出向元の会社の人事にいらっしゃる女性なのですが、この方、ツンと澄ました奴らが多い社内で異彩を放つホンワカぶりで、私は彼女が大好きです。



そんな彼女からこの度、出向社員の年末調整書類の取りまとめを依頼されたので快く引き受け、書類を送りましたらこんなメールが届きました。






還付額って運次第でしたっけ⁈
宝くじ売り場のおばちゃんの「大きく当たりますように…」的な発言に思わずウフフフと心が温かくなったのでありました。


そんなウフフフな話の後はこちらのお店



ウフウフ
二子玉川で人気と聞いてやって参りました。開店の18時ちょい前に店に着きましたが、なるほど店の前は開店を待つ人でごった返しています。


席に通され、飲み放題メニューを物色


スパークリングか迷いましたが、やはりビールでいきたいお年頃。乾杯!


人参のサラダ・豚肉のリエット
前菜で出てきましたこちら。人参のリエットは至って普通ですが、リエットがとってもコッテリしていて美味★★★★☆



バケットに塗りたくっていただきます。


パテドカンパーニュ
お肉のゴリゴリ感が楽しい一皿。スパイスの使い方もお上手で危なげがありません★★★★☆



ビールを2杯片付けてスパークリングに移行


自家製スモークサーモン
コレが絶品★★★★★ 一瞬もうちょい塩気が欲しいな、と思うのですが、食べ進めるとそれはサーモンの旨みを殺さないためであって、そのためのキワキワの塩加減であるコトに気付かされます。こーゆースモークサーモンなら大歓迎。


白に移行


ニース風サラダ
モリモリに盛られてボリューム満点。お口がサッパリします★★★★☆


さて、メインに備えて赤に移行


んで、本日のメイン


さつきポークのロースト
コレまた見た目にボリュームのある一皿です。



豚バラ肉は燻製っぽくなっていて超ジューシィなベーコンって感じ★★★★☆


一方の肩肉(かな?)は肉質は柔らかなんだけどお味はギュッ〜と凝縮していて美味しい★★★★☆ 最近の豚肉って美味いっスね〜



デザートにプリンをお持ち帰りでいただきました(甘いもの嫌いなのでおツレに払い下げました)



お料理美味しかったー。人気なワケだ。皆さまにもこんな美味しい体験がたくさんありますように…

EZO(イーゼットオー)@赤坂見附 ★★★★★

2019-11-22 18:04:36 | フレンチ
ハイドンがザロモン・セットの第六番ニ長調の指揮をした際に、彼の指揮ぶりを間近で観たい聴衆が勝手に椅子を前に移動させ、その直後巨大なシャンデリアがその場に落下。もし椅子を移動していなければ大惨事であったため、この時の曲はこう呼ばれます。




『奇蹟』と。
そして、この日のこちらのお料理も奇蹟と言うべきでしょう。





イーゼットオー
そうです、つまり蝦夷。北海道出身のシェフが北海道の食材をテーマに作るお店です。




分かりにく〜いトコですが、会社の女子パイセン夫婦のご案内でおツレと4人でやって参りました。




19時カウンター一斉スタート。シェフのご挨拶を受けながら本日のメニューを凝視します。う、美味そー




まずはシャンパンで乾杯。ドリンクはペアリングでお代わり可。意地汚く早速お代わりです。




自家製鴨の生ハム・蝦夷鹿サラミ・放牧豚のモンディオラ
一番右のが八角っぽいスパイスが効いて印象的★★★★☆ あと、ホオズキが甘くてとっても美味!





シャブリが出てきて次のお料理



酪恵舎のモッツァレラとおがわの塩水ウニ
ギューーーっと凝縮したモッツァレラは水っぽくなくウニの濃厚さに引けを取りません★★★★☆ オリーブオイルも香りが良く吟味されてます。




自家製・季節のバターチーズ『えびす南瓜』
コックリと甘い南瓜にバターの風味が素敵★★★★☆



そして、こちらの甘いワインをぶつけるコトで柔らかく塩を使っているコトが分かります。仕掛けが凝ってるなぁ。




お見事な鱈の白子が披露されました後、出てきましたのは



真鱈白子とロックフォールの山かけグラタン
いや〜ん!絶対美味いヤーツ。こんなん食べる前から分かりきってます。




ほらね★★★★★
白子は生命力に満ちた軽やかさと濃厚さが同居し、そこへロックフォールチーズの心湧き立つ風味が相まり素敵に素敵。ソースに山芋を使っているおかげでクドさは皆無。素晴らしいアイディアです。




そうこうしている間に次なるプレゼン。何と蝦夷鹿のレバー。あー、早く食わせてよう!





迅る気持ちを赤で鎮めます。




グビグビやってますといよいよその時




超希少『シカレバカツ』
あー、もうコレも決まってるじゃないですか。。。




本当に美味しい★★★★★
ハンターさんがシェフの注文に応じてズドンとやったこちらの鹿ちゃんのレバーは恐ろしく新鮮。よって臭みなどとは無縁で、とーっても甘くめっちゃ美味い!凝ったソースとカラシも添えてありますが、コレは塩で食べなきゃ勿体無い!






さぁ、メインをお迎えする間にガンガン飲んじゃいましょう。




お、シェフがまた何か企んでいるようですよ



って




瞬間スモーク!!!
んで、



ソースをかけていただき出来上がり。




蝦夷鹿ロース肉の瞬間薫製
ジュワッと溢れ出す肉汁、野趣溢れる風味、ソースの典雅さ、完璧です★★★★★ もっともっと食べたい。。。



あー、幸せ




って




貴方、幸せで人殺す気ですかっ!!!??




〆の土鍋リゾット
もーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!




明日から何食えばイイんですかっっっ!!!??
贅沢にカジカから取ったという出汁に、爽やかな大葉、そしててんこ盛りの弾けんばかりのイクラ。信じらんないくらいに美味★★★★★




カジカの肝入りお吸物。もうね、完落ちです。。。




甘いものが駄目なパイセン夫婦と自分はチーズ



甘いもんOKなおツレはデザートに焼きリコッタケーキで締め括りです。




エスプレッソで終わり。いや〜〜〜奇蹟的なお料理の数々でした。只今プレオープン中とのコトですが、オープン後には白味噌トリュフ鍋なんていう聞いただけでヨダレモノのメニューを投下するそうで今からとっても楽しみ!!!



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Le Coq Roti(ルコックロティ)@池袋 ★★☆☆☆

2019-09-25 15:59:11 | フレンチ

冷静になって考えてみると、羽根つき餃子の羽ってそんな有り難がるもんじゃなくない?って思うように



冷静になって考えてみると、食材集めて料理作るよりも出来合いを買った方が安かったんじゃない?って思うように



冷静になって考えてみると、保健体育の性教育のテストで100点取ったけどコレ親に見せるのマズくない?って思うように



一度立ち止まって冷静に考えてみる必要があるのかもしれません。




ルコックロティ
美味しいロティサリーチキンをいただける、とのコトでやって参りました。コースで4,500円と格安です。




更には飲み放題。恐れ入ります。




さぁーて、何飲むかな、と飲み放題メニューを眺めましたら、スパークリングワインがあったので折角だから乾杯はコレで。



ぐいーっとやってるところにお料理が登場です。




メカジキの瞬間スモークとフレッシュハーブのカルパッチョ~バルサミコソース~
料理人さんイイ腕してますねーと皮肉の一つも言いたいくらいにうっすく切られたメカジキ。味というか風味を感じる程度★★☆☆☆ ま、アミューズブーシュくらいに思えばなんてコトはありません。




胡桃と10種の彩りサラダ~すりおろしオニオンとリンゴの自家製ドレッシング~
お野菜の鮮度はまずまずだけど、ドレッシングがまんまオニオンとリンゴでヒネリが無いです。凡庸★★☆☆☆




大山どりのコンフィ~チミチュリソース~
鶏むね肉をしっとり仕上げてありますが、それだけ★★☆☆☆ 作りかけというか、料理として中途半端な感じがします。




切りたてふわっふわパルマ産プロシュート
ふわふわじゃないっ!なんて小さなコトは申し上げません。塩が回って塩っぱすぎる!★☆☆☆☆




なんとここまで料理が一気に来まして、テーブルの上を整理するのが忙しくやっとスパークリングをやっつけビールへ。




カリカリフライドポテト
「カリカリ」を謳ってますが、冷静になって考えてみるとただのポテトフライです★★☆☆☆



と、ここへお目当てのメインが登場




茨城県産つくば鶏のロティサリーチキン
2人なので半身でやってきました。んでお味は




うん、流石に名物は食わせる★★★★☆
恐らくちゃんとマリネしているのでしょう、香味野菜とハーブの香りがくっきりしていてメリハリがあります。肉付きはそれ程でもありませんが、その分肉質がしっかりしていて、鶏肉の味を感じるコトが出来ます。




こりゃ赤いきますか、ってコトでシフト




熱々キャベツのアンチョビソテー
わーい、アンチョビだーなんて喜びましたが、冷静になって考えてみたら家でも作れますがな、コレ…★★☆☆☆




折角なので白も煽ります。




ガレット ロレーヌ
もう一つの名物、らしいこちら。しかし、出てきた時には既にチーズが冷たく固まり、またガレット自体も自らの熱で蒸れきってしまって全く美味くありませんでした★☆☆☆☆




うーん、品数と値段だけでみたら良いかも、と思いますが、冷静になって質を考え合わせますとあんまり…かも。クールクールクレイジー ボーイ。



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