中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

じゃがいも亭@西新宿五丁目

2017-04-30 16:20:48 | 居酒屋
女王・クレオパトラ、というとぱっつん黒髪に緑のアイシャドウ、褐色の肌を連想される方も多いかと思いますが、




実際には彼女は、プトレマイオス朝エジプトの人間。要はギリシャ人の系譜で、バッチリ白人だったワケですが、そーは言われてもなんかイメージと違う。そんな方もまた多いのではないでしょうか?



本日はもう一つイメージと違うヤツ。





じゃがいも亭
昨日の昼飯の帰り道




こちらのお店のこちらの看板の「すき焼き風肉豆腐」が目に留まり、きっとツユが沁みた豆腐が美味いんだろうなぁ、と想像を掻き立てられ、堪らずやって来た次第であります。



店内は狭く、カウンターとテーブル席が2つ。カウンターに通されました。その場で注文します。



んで待つコト、数十秒




すき焼き風肉豆腐(玉子付き)定食
驚異の早さでお出ましです。





驚きながらも、早速お待ちかの肉豆腐をいただきます




まずは肉。かなり甘い味付けです。店の味というより家庭料理的な仕様です。肉は切り落とし牛肉。要はクズ肉ですな。




でも、まぁ、でもようござんす。本日の目的は肉ではなくあくまで味の沁みた豆腐。さっさと余計な具は掻き分け、豆腐との面会を急ぎます。



が、




全然沁みてないやんけっ⁈★☆☆☆☆
イメージしていた沁みに沁みた豆腐とは対極の、さっき買って来たスーパーの豆腐を放り込んで温めました式の誠意の「せ」の字も無いやつ。クレオパトラは実は河内弁を喋ってた、くらいの期待とのギャップ。




あまりのショックにボーッとして




卵を間違ってかけちゃうの巻
肉豆腐ではなくて、すき焼きもどきとして食べれば良かったんじゃないか、と今思いました。。。



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Makan Makan(マカン マカン)@大和

2017-04-28 18:00:08 | エスニック
もう、コレは悲劇です。



2人は別れなくてはならない運命。。




ロミオとジュリエット



アン王女とジョー・ブラッドレー



明菜とマッチ…は違うか。。運命じゃないや。



聖子とひろみ



そして、




ボクとマカン マカン
大人の事情が発生しまして、恐らくもう二度と大和に来る機会はないでしょう。。もうこちらのお店にも来れないと思うと悲し過ぎます。。





涙に霞む目を拭き拭きメニューを眺めます。海南鶏飯もイイしマカンプレートも捨てがたい。。でも、ここはまだ見ぬ




本日のランチいってみるか!!





本日のランチ(ミー ロブス)
いってみました。




もちろんサラダも付いてきます。



本体の方は




ミー ロブスに




ペーパーチキン




ピクルスという仕様。



つか、




ペーパーチキン!!!
思い出の料理だけど、未だ食べたコトない幻の料理。まさか、今日このタイミングで出てこようとは。。やはりこのお店は運命のお店なのかしら、なんて考えながらいただきます。




うんめっ!!!★★★★★
紙で蒸し焼きにされているからでしょうか、鶏肉の旨味が閉じ込められているというか、凝縮されてます。味付けも鶏肉の旨さを活かすやり方でめっちゃ美味いです。コレだけで、このお店にもう来れないコトが本当に悔やまれます。




んで、悲しみを引きづりながらメインのミー ロブス。




メニューで「ポテトベース」と謳ってるだけあって、ドロドロなスープ。甲殻類のエキスが色濃く出ておりまして、奥行きが半端ないです。辛さも程よく




きしめんの様な平打ち麺との相性も上々★★★★☆ やっぱりこちらのお店レベル高いです。




…なのでそれだけにもう来れないのが残念。。我々の前に立ちはだかる別れの運命は余りにも残酷です。



今生でもう会えぬのなら




『生まれ変わったら一緒になろうね』
そんな記者会見もあったっけ。。。


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ねぎし@大崎広小路

2017-04-27 18:10:32 | 和食
最近、偉い方々の失言が大変多い様でございます。



んで、そこに並べて大変恐縮ではありますが、




自分も最近失言が大変多うございます。




あん時も




こん時も



って、みんな酒やんけ⁈



…気を付けます。




そこでここは、美味しんぼの「舌禍事件」に倣い、そんな悪い舌は食べてしまおうとやって参りました。




ねぎし
言わずと知れた牛タンのお店です。店内に入ると窓際のカウンター席へ案内されまして、荷物にカバーを掛けて下さいました。こーゆー慮りは嬉しい限り。




メニューを見てみます。2種類食えるこちらが良さそう。注文いたしました。



んで、待つコト数分




ハーフミックスセット




牛タンとカルビが3枚ずつと




テールスープ




麦飯には




とろろ付きというこの手の店のスーパースタンダードなラインナップ




ご丁寧に青唐辛子の味噌漬けまで揃い踏み。




んじゃ、早速いただきます。まずは牛タンから




おー、コリコリと流石は牛タン、が味わいは乏しい★★☆☆☆ 冷凍ってのがよく分かります。まぁ、値段を考えれば酷か。。




続いてカルビですが、




コレがよろしからず★☆☆☆☆
愚鈍な甘辛いタレが強過ぎて、肉の味が全然わかりません。サミットみたいなつまんないスーパーで売ってるウン百円也の味付き肉みたいな感じ。




お口直しに麦飯+とろろ




とろろの風味が若干飛んでますが、出汁が品良くて、口直しとしての役目は果たせる出来★★★☆☆




テールスープは頼りない貧弱な味★★☆☆☆。追加料金払ってでもイイからちゃんとしたテールスープをいただきたいな。。



…うーん、今回東京で牛タンを食いましたが、このぶんだとやっぱり牛タンは




「東北でよかった!!!」
失言じゃないですよね?コレ。。



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華盛楼(かせいろう)@西新宿五丁目

2017-04-26 18:00:19 | 中華料理
陶淵明の作品『桃花源記』によると桃源郷とは、



「目的を持って追求したのでは、到達できない場所」とされています。



なら、こちらのお店も桃源郷か?





十二社池の上近く、突如現れる中華屋の看板




しかし、辺りを見渡せど店あらず




←この先30m、だなんて言ってるけど、




行けども




行けども




30m先に




店あらず



桃源郷
自分の中でこちらのお店は桃源郷・幻中華ってコトで片付けておりました。




ーそれから何ヶ月かが経ち、目的を持たず追求してない本日





あ、あった。




華盛楼
例の←この先30m先、を左折して100m先にありました。。。




書き殴られたメニューを一瞥し、店内へ。すると店内はほぼ満席で、辛うじて空いてたテーブルに相席です。



と、




座ると同時に有無を言わせず「基礎」がドカンと降ってきました。慌ててオーダーします。



んで、待つコト数分




ご本尊到着。




黒担々麺セット




カッチンコッチンの茹で卵が中々客を突き放す仕様で、一抹の不安が百束くらいになって押し寄せます。



恐る恐る一口




ほーう、黒胡麻が効いてて美味い。
濃厚さ、には欠けますが、黒胡麻の風味と辛味、花山椒の痺れも適度でバランスがイイです。何だ、心配するコトなかったじゃないか!コレなら安心して麺をいただ




けませんっ!★☆☆☆☆
麺が茹で過ぎで伸びに伸びきっております。つか、麺同士がくっ付いてダマになってます。スープが中々なだけに、コレは裏切られた気分↓↓↓




麺は食えたもんじゃありませんので、仕方なく具のモヤシをポリポリやっておりますと




まさかのチャーハンが放り込まれました。やれ嬉しや、食べられそうなヤツが出てきた!喜んでいただきますと




めっちゃ油っこい&塩っぱい★☆☆☆☆
この一言に尽きます。トドメを刺された感あります。。。





やはり幻のままにしときましょう。。。



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ラーメン凪 豚王@渋谷

2017-04-25 18:15:20 | ラーメン
最近、脳の稼働日数が激烈に落ちてます。



金土日の過激飲みにより、月曜日は当然ながら



火曜日、水曜日もその後遺症が残るようになってしまいました。



最早、脳内営業日は木曜日、金曜日のみ。



しかし、こんなコトは良くないワケで。



今週末こそ飲み過ぎないぞ、と



誓ったその日に



あっさり自分を裏切るという…



そんな背徳感を二宮尊徳的に背負った翌日、今日こそは、と誓いを新たにやって参りました。




ラーメン凪 豚王
豚骨ラーメンが食いたくて、おツレがスマホで検索したらヒット。すっごい煮干しラーメンの「凪」と名前がおんなじだなぁ、と思ってやって来ましたら、すっごい煮干しラーメンの凪でした。




店前でメニューを眺めておりますと




生ビール200円⁈
誓い、は反故されるためにあると悟った瞬間。




かんぱーい!!向かい酒って何でこんなに美味いのかしら。




お得意のホルマリン漬け酢を眺めながら、ビールをやっておりますと




特製豚王
妙に機械的な接客の店員さんにより提供されました。




かなーり、こってこてな油膜が二日酔いの自分を超絶牽制します。



が、怯まずいただきます。




煮干しやんっ⁉︎★★★★☆
確かに入り口は豚骨。でも、その後の長ーいトンネルは紛れもなく煮干し。豚骨ラーメンを食いたかった自分としては調子が狂いますが、まぁコレはコレで流石に美味いです。




麺との絡みも上々




焼豚もローストポーク風で肉肉しく美味いです。やはり凪、完成度高い。




こちらはおツレの赤王。




真っ赤なスープが挑発的。一口いただきますと




中々美味い★★★☆☆
結構な辛さですが、ベースが豚骨であるコトが手伝って甘みを感じます。肉そぼろもプリプリで出来栄えは中々です。しかし、注文したおツレに言わせると、粉っぽさを感じるとのコトでありました。




その後、替え玉なんかしちゃったりして。つか、替え玉の方が絶対に量多いでしょ⁉︎なんて文句とビールを飲み込みつつ、




きっと今晩も誓いは果たされないだろうなぁ、とぼんやり思うのでありました。。


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