中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

大門 五六八@大門 ★★★☆☆

2018-03-31 12:58:28 | 蕎麦
府中勤務時代、客先に馬主様がいらっしゃいまして、よく馬主席にご招待いただいておりましたが、



今でも忘れられない名前の馬がいます。



それは




オサキニシツレイ
※画像は違う馬です。
先行逃げ切り型で結局最後は馬群に沈むのですが、「先頭はオサキニシツレイ、オサキニシツレイ」なんてアナウンスが流れるとなんかプッと吹き出したくなるような楽しい気持ちになったものですが、今日は全然楽しくありません。




五六八
なんかさっぱりしたもんが食いたくなりこちらへやって来ました。




カウンター席に一番乗りで通されまして、メニューを眺めます。




なんかコレが良さげ。注文します。



と、注文後、昼時もあって大勢の客が店内に雪崩れ込んで参りまして、カウンター席は一名客でいっぱいに。あぶねー、あとちょっと遅かったらオーダー過多でいつ蕎麦が出てくるか分かったもんじゃありませんでした。



そして、待つコトしばし



「お待たせしましたー」と店員さんが蕎麦を持ってきました。




左隣の客に。。



あれ?自分の方が先に注文したのにな??おかしいな。。なんて思っていましたら蕎麦が運ばれてきました。




右隣りの客に。。



ん???と思ってるトコに次々と蕎麦が運ばれてきました。




自分以外のカウンター席の客全員に。。。





やいやいやいやい!!!
ちょっとコレどゆこと??誰よりも先に注文した自分に蕎麦が来ないとどゆことよ⁈



と、ブンむくれているところにやっと




辛肉せいろ(天国)
やーーーっときました。コレで不味かったら店員に噛み付いてやる、といただいてみますと




うん、取り敢えず噛み付くのは勘弁してやる★★★☆☆
ツルッと喉越しの良いまずまずの蕎麦です。辛い汁はそばつゆに豆板醤を溶かし入れただけの雑な作りですが、まぁ良しとしましょう。



食べ終わる頃にはカウンター席の客は皆さんとっくに食い終えさっさと出ていかれます。




以上、オサキニシツレイされた話でした。。



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魚乙@千葉みなと ★★★☆☆

2018-03-29 07:58:33 | 和食
文豪バルザックは、一度に100個の牡蠣を、またドイツ初代首相ビスマルクは175個の牡蠣を、さらにフランス国王アンリ4世は昼食で、300個の牡蠣を平らげていたと言われますが、



阿呆か⁈



美味いからってドカ食いするのは馬鹿です。美味しいと思えるその一口を大切にしましょうよ。




魚乙
3月ももう終わり。ってコトは牡蠣のシーズンももう終わり。ってコトで今シーズン最後のカキフライを食いにパイセンとやってきました。




刺身定食に一瞬心揺れますが、



やはり初志貫徹ってコトで



かきフライ定食




デッカいかきフライ5つに



お刺身が付いています。こちらのお刺身はお世辞にも鮮度が良いとは言えませんが、そんなコトはどーでもいいのです。目当てはこっちの




かきフライ。下品な迄にソースとカラシを塗りたくっていただきます。



そしたら




牡蠣汁ブッシャー!!★★★☆☆
噛んだ瞬間に牡蠣のお汁が溢れ出し、お口の中は豊かな磯の香りに包まれ思わず目を瞑ってしまいます。そこから次第に引き潮の様に香りが引き、後には甘みが残ります。ただ、欲を言えばタルタルソースを添えていただきたいかな。5つのかきフライを全てソース&カラシでいただくと流石に飽きます。



そーゆー感想からパイセンと対策を講じまして




リセッシュ再び
今度来る時はカバンに市販のタルタルソースを忍ばせて来ようというコトになりました。



どんだけだよ。。


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amore amore(アモーレ アモーレ)@大門 ★★☆☆☆

2018-03-28 07:47:32 | 居酒屋
激動の時代においてもコレはやはり衝撃です。




先々週までは確かにそこにあった担々麺推しのラーメン屋「空海」



気になっておりまして、本日行ってみましたら、



そこに空海はなく




!!!!!




空海からの




アモーレ アモーレって改めるのにも程がある。。。
しかし、他に行くアテもありませんので、取り敢えず入ってみます。



メニューをしげしげ。餃子やら麻婆豆腐に空海の残り香を感じつつ、別のヤツを注文。



それがこちら




肉ミックスジュージュー焼定食
ホントにジュージューいってます。どれ、お味をみましょう。




中々イケるでないか★★★☆☆
醤油と味噌の混和みたいな濃い目のタレがたっぷりの肉、野菜に絡まり中々どうして美味いです。お肉もモツ


鶏肉


レバー


バラ肉と色々な味、食感の違いが楽しめます。



定食にはご飯とスープが付いてきます。スープは鰹ベースの蕎麦屋のかけ汁みたいな変わったスープでした。



すげー量でしたが、最後までいただけました。



カオス感が若干心配ですが、是非アモーレアモーレで頑張っていただきたいです。

…因みにあくまでご参考までにですが、空海は生涯で4回改名しております。。


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AS CLASSICS DINER ROPPONGI(エーエス クラシック ダイナー ロッポンギ)@六本木 ★★★★☆

2018-03-27 08:36:40 | アメリカン

エドワード・ホッパー作「ナイトホークス」



ナイトホークスとは「夜更かしする人々」の意味です。深夜のダイナーを舞台にした人間模様が堪らない絵ですが、私は昼からふかします。




エーエス クラシック ダイナー
今のところ世界で一番美味いピクルスを食わせる店だと思っています。




当然乗っかります。



ってゆーか、




平日の昼から飲むビールは格別っスね!!
天下を取った気分になれます。



そんな上機嫌なトコにお待ちかね




ピクルス
正直、コレだけでも食べに来る価値があると思います。酸味・塩加減・鼻に抜ける香り、三拍子揃ってます★★★★★ こーゆーピクルスを成城石井なりカルディには扱っていただきたいです。



そんな風に今日日のピクルスの堕落を嘆いておりましたら、メインがご到着しました。




ベーコンチーズバーガー



デロン、とはみ出た厚いベーコンが何とも好戦的。



んじゃ、いただきます。




美味い!★★★★☆
口に入れた瞬間スモークされたベーコンの脂と香りが弾け飛びます。有無を言わせない凄みがあります。ただ、その一方でパティは完全にベーコンに食われてます。他はレタスがびっくりするほどシャキシャキなのとバンズがほんのり甘くて美味しいのが印象的です。



付け合わせのポテトはホクホクでホッコリします。



昼からビールをふかしてとってもイイ気分。だけど、







アタシこんなんでイイのかしら。。。
(エドワード・ホッパー作「モーニング サン」)


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Concombre(コンコンブル)@渋谷 ★★★★☆

2018-03-26 06:59:46 | フレンチ
大昔、当時付き合ってた彼女を母に紹介し、印象を聞いたらこーでした。






性格は良いけど、お顔がね。。。



ひでぇ言い方するなぁ、と思ったものですが、本日のお店の感想と似ています。




コンコンブル
ランチが評判で出掛けたのですが、満席でフラれ本日はディナーでリベンジです。




アラカルトでもよかったのですが、フリードリンクの誘惑に負けてコースにするコトに。シェフおすすめコース料理をお願いします。




始めは瓶ビールで。



コレがめちゃくちゃ美味い!下手な生より瓶の方がよっぽど美味いと再認識します。前菜が来るまでに二本いっちゃいました。



前菜に備えて白にシフト。さぁ受け入れ態勢万全でお迎えしますのは




5品のオードブル盛り合わせ
スミレなんかあしらわれて見た目に綺麗です。では、一つずついただいていきましょう。




豚のリエット田舎風。レバーの甘みが好印象★★★☆☆



砂肝のコンフィ。めちゃくちゃ柔らかに仕上げられています★★★★☆ 丁寧なお仕事が分かります。



ホタテのキッシュ。ホタテの磯の香りを卵液がふんわり包みこんで美味しいです★★★★☆



キャロットラペ。酸味があって舌がリフレッシュします★★★☆☆



生ハム。うん、いただけます★★★☆☆



イワシのマリネ。脂ノリノリ★★★★☆ 〆具合も上々です。



こっからは赤にシフトです。さて、前菜を終えスープに臨みます。



オニオングラタンスープ
見た目にアッツアツ、グッツグツのスープ。




オニオンが甘ーくて、チーズが濃ゆくて、フリードリンクのテーブルワインでも合う合う!★★★☆☆




こちらはおツレの本日のポタージュ。カボチャのポタージュですが、皮まで使っていて凄い素敵でした★★★★☆




グラニテはキュウリのシャーベット。コレはかなりの飛び道具。口が青い香りで包まれ、これまでの一切が無かったかの様です。。



んで、メイン




白スズキのパイ包焼き ショロンソース
プンとマヨネーズの様なサワーな香りが鼻腔をくすぐります。これ、絶対に美味いヤツだ、と食べてみれば、




トレトレビアン!★★★★★
サクフワなパイ生地にまずはトロけます。そしてスズキもどきもキワキワの脂の乗りでマヨネーズソースと絶妙にマッチングしてます。コレは脱帽です。




骨付き鴨モモ肉のコンフィ フランボワーズ風味
こちらはおツレのメイン。




一口奪取していただきました。先程の砂肝同様、しっとりと炊かれていて身はホロホロです★★★★☆ フランボワーズの野趣溢れる甘みが鴨肉と渾然一体となってます。美味。




その後、デザートの盛り合わせをいただきながらコーヒーで口を濯ぎお店を後にします。



さて、本題に入りましょうか。



一見、何の問題も無いようなこちらのお店ですが、ここまで触れなかったある大問題がございます。



それは




ホールご担当のお二人
お二方とも外人なのですが、まー愛想が無い、要領が悪い、目を合わせない、ってか、そもそもやる気がない。キャパがそんなにデカくない割に店が回ってないのは彼らのせいと思われます。




そう、




お料理は美味しいけど、サービスがね。。。
こちらのお店はオススメですが、どんなに待たされても中っ腹にならない余裕を持ってお出掛け下さいませ。。


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