ウーピーゴールドバーガー@渋谷 ★★★★★

ユリゲラーからのユンゲラー

草刈正雄からの草刈り機まさお

長州力からの消臭力（たぶん）

そして、ウーピーゴールドバーグからの

ウーピーゴールドバーガー

色々大丈夫なのかしらん？

と、メニューを見てみればハリウッド全体から訴えられそうなバーガーがずら〜り。

そんなバーガー達から選んだのはこちら

マトンサルサバーガー

「マトン」の表記に迷わず注文。

付け合わせはポテトフライかマッシュポテト、サラダから選べます。今回はサラダを選択。そしたら、鮮度抜群でビックリ。久しくこんな活き活きした野菜を食いました。

こりゃ、侮れんぞ、とハンバーガーをいただきますれば、

うっめ！！！★★★★★

先ず、バンズが抜群に美味い。そして自家製だと言うサルサソースがすんごい美味い。んで、スパイスをばっちり効かせたマトンのパティがとんでもなく美味い。食べ進めていくうちに無くなってしまうのが勿体なく感じるくらいめちゃんこ美味いです。すげーぞ、このお店！

ぶへー食ったぁ〜。満足度満点。効用高し！

だからお願い

ハリウッドの皆さま、見逃してあげて。。。

LAWRY'S THE PRIME RIB（ロウリーズザプライムリブ ）@恵比寿 ★★★★★

前職で府中にいた時分に馬主の方を担当しておりまして、よく馬主席に招待してもらっていたのですが、馬主同士のサロンの末座に連なった時のお話です。

聞けば馬主諸氏は、北海道の海産王やら、北海道のパチンコ王、北海道の中古車王だとかで、皆さま見るからに成金チックでございましたが、度肝を抜かれたのは乾杯の掛け声

大金持ちぃぃぃ〜〜！

思わず仰反ったのでありました。

本日はそんな大金持ちらが跋扈するロブション城


の斜向かい

ロウリーズザプライムリブ 

私の誕生日のお祝いにおツレに連れてきてもらいました。

リクエストしておりました飲み放題。おツレは乾杯くらい泡（飲み放題外）でどう？なんて言ってくれましたが、あんなもの値段だけで効用は低いので、エビスビールで乾杯です。瓶ビールですが変な生より断然美味い！


シュリンプカクテル&スモークドサーモン

前菜でやってきましたこちら。事前のリサーチではシュリンプは背の高いカクテルグラスにぶら下がっているとのコトでしたので、誤って倒さないようナイフとフォークのイメージトレーニングをしていたのですが、杞憂でした。サーモンが厚切りでネットリとしていてめちゃ美味★★★★☆

こりゃビールじゃないわ、と白ワイン。空になりそうになるとどこで見ていらっしゃるのか絶妙なタイミングでお代わりを持って来てくださいます。

パン。外はパリっと、中はモッチモチ。小麦の香りが高くレベル高いです。

 オリジナル・スピニング・ボウル・サラダ

名物のこちらはテーブル担当のお姉さんがローリーズの歴史口上をしながら作って下さいます。ボウルの下に氷を敷いてクルクル回しながら作ったお陰で野菜が冷え冷えでいい感じ★★★★☆ コブサラダっぽいドレッシングも自分好み。

クラムチャウダー

とおっ〜ても濃厚なクラムチャウダーは白ワインが進みます★★★★★ ツマミになるスープは初めてです。

クラムチャウダーをチビチビ舐め舐めしながら白ワインをガンガンやっておりましたらお待ちかね。プライムリブのおなり。厚さ・焼き加減を聞かれましたのでローリーズカットのミディアムレアでお願いします。

んで、こちらが



プライムリブ・ローリーズカット（クリームドスピナッチ、マッシュポテト、クリームドコーン付）

うひゃースッゲ〜厚み！

ホースラディッシュとホースラディッシュクリームをお好みで付けていただくとのコトですが、

大金持ちぃぃぃ〜〜〜！

★★★★★

何？ナニ？？なに？？？このリッチな旨さ！？？絶妙に脂の乗った赤みのお肉はジューシーにジューシー。信じられないくらい柔らかで本当にビックリします。味付けも塗り込まれたスパイスが効いていて締まりがあるトコに深いお味のソースが合わさり旨さの底無し沼。

途中でサーブされますヨークシャープディングも肉汁が沁み込んだ仕様でこれまたリッチな味わい。

デザートはイングリッシュトライフル、ですがもうこの頃には赤と白をキメにキメて記憶が定かではありません。その証拠におツレ曰く係の店員さんに何かした（言った？）らしいです。怖いので詳細は聞いてませんが。。。

食べきれなかったお肉はドギーバッグにしてもらい、次の日の朝にコレまたリッチなペッパーライスにいたしました。やはり肉の旨さが際立ちます。

ふうー美味しかった！永年の夢が叶いました。ロブション城なんかに行かなくても十分大金持ち気分が味わえます。

でも、やっぱりちょっと行ってみたかったりします。。。

CHOPPERS（チョッパーズ）@小手指 ★★★★☆

中学生の頃ハマったRPGゲームに「ゼノギアス」ってのがあったのですが、主人公達地上人を教会を介して管理する天上人達の住む空中都市の名前が

エテメンアンキ

という設定で、当時は「変な名前」くらいにしか思っていなかったのですが、最近古代史に関する本を読んでいたら、このエテメンアンキが出てきました。なんでもメソポタミア文明のジックラト（バベルの塔のモデル）の名前で意味は

天と地の基礎

だそうで、なるほどねぇ〜と一人納得したのでありましたが、こちらのお店の由来も納得です。

チョッパーズ

お店の由来は後程お話するとして

まずはメニューを眺めます。チリビーンズにするか激しく迷いましたが、こちらを注文しました。

ダブルバーガー＋スープセット

うんうん、中々に素敵なビジュアル。

パティは一枚にまとめるか、二枚に分けるか選べるが一枚の方が食べやすいというご説明をいただきましたのでおちょぼ口な私は一枚にまとめる方でお願いしました。

そんでもパティはこんなに分厚く、それこそバンズの天地を繋ぐ基礎になってます。

それではおちょぼ口を120%展開していただきます。

お店の名前である『CHOPPERS』は肉をCHOP（切る）＝挽くという意味！！！！★★★★☆

何においても特筆すべきはパティ。ハンバーグ、というよりは小さなステーキの集合体、って感じ。よく言う肉肉しいって感覚を通り過ぎて、もはや肉を食ってるって感じです。味付けはオーロラソースですがクドさは無く、純粋に肉、パティを味わえます。難を言えばトマトがやや水っぽく全体の出来に文字通り水を差してしまっています。

スープは牛すじのスープ。生姜を効かせたお味であったまります。

ふー、食った食った、ご馳走様でした。お店の店員さん（奥様かな？）がとっても気の利く親切な方で心も満たされました。お近くに来られた際には、是非是非こちらのチョッパーなハンバーガーをお召し上がり下さいませ。

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MUNCH'S BURGER SHACK（マンチズ バーガー シャック）@田町 ★★★★★

以前、鰻を食わせる高名な店に一族郎党で行った際のお話です。



その日は腹の調子が悪く、本当は松といきたいトコですがサイズダウンして竹でお願いし、鰻重をお待ちしていたのですが、隣の席の客が注文に際して店員にそんなに食べられないから竹にしようかしら？なんて相談をしましたら、この店員




「でもね、お客さん、竹って店員の私たちが運んでいて淋しくなるくらい小さいですよ？」
だってさ。



うん、




アタイの立場はどーなんのっ！？
悪かったな、淋しい想いさせちゃって。ちらっと店員さんの顔を見たら気付いたらしく、お互い非常に気不味い感じで、この後、私は鰻の味なんか分かったもんじゃありませんでした。



そして、この事件以降、私は大小の決断を迫られたら大でいこう、と決めています。



そんな枕をかまして本題です。




マンチズ バーガー シャック
トランプ大統領様が来日した際に召し上がったハンバーガー屋さんが田町にある、とは聞いてましたが中々田町に用がありませんで、ほぞを噛んでおりましたが突発的案件により図らずも訪問と相成りました。




並んでる間にメニューを眺めます。が、この日はよりによって月曜日。週末の肝臓の酷使で毎度恒例の月曜病。だもんで体調に合わせ一番小さいと思われるスタンダードバーガーが相応なのですが、店員さんに淋しい想いをさせてしまう恐れがありますので、えぇいままよと注文を決めます。



んで、待つコト暫し




自家製ベーコンチーズバーガー
うひゃー、ベーコンの旨そうな香りがプンプンします。つい先程まで凍り付いていた胃の腑が動いたのが分かりました。




横から見ればそのビッグにビッグなお姿にウットリ。食べるのが勿体ないくらい。




なんてコト言ってないでいただきましょうか。








なんぞこのクソ美味いバーガーは？？？！！！！★★★★★
かぶりついた瞬間に確信しました。今後ここのハンバーガーを超越するハンバーガーには出会えないと。まずパテですがローストビーフと間違う程の肉感そのままで旨味の結晶体。次にウリのベーコンはスモークされた香りと背徳的な脂が官能的で悩殺されます。更に野菜も生きた野菜でシャキシャキ。マヨネーズも当然自家製なんでしょう、リッチな味わいながら少しもくどくありません。とにかくめちゃんこ美味い！！！！




そりゃトランプが食うだけはあるわな、こりゃ。脱帽。




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GOLDEN BROWN（ゴールデンブラウン）@池尻大橋 ★★★★★

関ヶ原の合戦時、東軍側に付き戦功を挙げた黒田 長政は徳川 家康に手を取って感謝された旨を父・黒田 如水に報告いたしましたが、如水は




「家康に握られた手はどちらか？」と尋ね、右手だったと聞くと




「その時、お前の左手は何をしていたんだっ⁈」
と激怒したそうですが、こちらのハンバーガーは両手じゃないと食べられません。




ゴールデンブラウン
おツレ曰く昔からあるお店とのコトでやって参りました。




どれにしよーかなー、とメニューをしげしげ。やはりこのクラシックスタイルが気になります。つーコトで、




クラシックハンバーガー
店名に恥じない見事な金褐色なお姿です。




重量感もバッチリ。んでは両手でいただきます。




バランス感半端ない！★★★★★
パテに頼らず、バンズに頼らず、オニオンに頼らず、トマトに頼らず、ピクルスに頼らず、タルタルソースに頼らず、皆が両手をがっしり握り合って「美味しい」に向かって一致団結していて感動的ですらあります。このうちのどれかが右手をずいと差し出したらきっとバランスは総崩れになったコトでしょう。




そして、時は再び関ヶ原。小早川 秀秋の寝返りで総崩れになった石田 三成率いる西軍。黒田如水は晩年「三成があと半日でも持ち堪えたならば、自分は隙に乗じて九州から攻め上がりこの両手で天下を取ったのだが、、、」と悔しがったそうであります。



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