中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

POTA PASTA(ポタ パスタ)@渋谷 ★★★☆☆

2018-06-19 08:41:04 | イタリアン
我が上司殿の口笛マネージャーは大抵がめちゃくちゃなのですが、中でも閉口しますのが、




時間の読みがめちゃくちゃ
「5分時間イイ?」と聞かれ応じれば話は30分、「20分時間イイ?」と聞かれ応じれば話は2時間コースです。



よって、口笛に時間ちょっとイイ?と問われれば




6掛けして応じるようになりました。
本当に困ったお人です。



さて、話は一気に変わってパスタの原価の話ですが、



先日、原価約100円というパスタ界において




最低でも10掛け
というお店に出会いまして、サラダもスープも無しで10掛けは、原価100円では恐らく無いにしろちょっと商売し過ぎなんじゃないの?とパスタという食べ物自体にも不信感を抱いておりました。



そんな悶々とした数日を過ごしておりましたら、こちらのお店に出会いました。




ポタ パスタ
驚くべきはその




価格帯!
平均500円、1番お高いのでも800円くらい。サラダ・スープは付いていませんが、それでも安いでしょ。


そんな中から本日注文しましたのは



うに・たらこパスタ
へぇーモチモチ麺仕様なんだ。値段(680円)からして乾麺だと思っていただけに好感度高いですね、コレは。さてお味どうかな。



このお値段でコレは立派!★★★☆☆
たらこ感と言うよりウニ感、ウニ感と言うよりもクリーム感って感じですが、名前を伏せてお味だけみれば中々です。ただ、やはりずっしりくるお味ですので飽きがくるのが玉に瑕


そこいくと




おツレの鯖と大葉のパスタは清々しい脂が乗った鯖と大葉の清涼感が堪らないパスタ。見た目では分かりませんが結構辛さが効いていて自分好み★★★☆☆ 何せ食べ飽きないのがイイですね。




ご馳走様でした。いやー、良心的なお店です。不当な掛け算をしていません。



と、この記事は始業前の会社のデスクで書いているのですが、只今口笛から「10分時間イイ?」ですと。。




コレから私、60分間席を空けて参ります。。
頭の体操にはなりますね。…ならないか。。



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オサカナバルBLEU@新宿三丁目 ★★☆☆☆

2018-06-18 07:44:08 | 居酒屋
甘味は肝の毒
ってコトで、酒飲みの御多分に洩れず甘いモノが嫌いです。



ストレス発散と称して虎屋の夜の梅を丸噛りする「ヤケ羊羹」なる行為をなさる方を存じ上げておりますが、私には絶対に出来ない芸当であります。



そんな甘いモノ嫌いな私の元に先日興味深い情報が寄せられました。



酒飲みが喜ぶ甘くないプリンがある。




なんやてっ⁈
現場に急行したのでありました。




オサカナバル ブルー
可愛い佇まいのお店です。




飲み放題をお願いしてます。飲むぞー




ってコトで乾杯。さぁ、お料理はどんなものがいただけるのかなぁ、なんてお待ちしておりましたら




フィッシャーマンズプレート
いきなりインパクトのあるヤツがドカンとやってきました。内容を見て参りましょう。




貝のコンソメゼリー寄せ


海藻サラダ


シュリンプカクテル


生牡蠣



正直、微妙。。。★★☆☆☆
鮮度が、、、鮮度が感心出来ません。。コレは結構痛いです。


アレ?って思っているトコにお目当ての品



タパス盛り合わせ
の中の



雲丹プリン
コレか!噂の酒飲みが喜ぶ甘くないプリン!!勢い込んでいただきますれば、




う、うーーーん★☆☆☆☆
二種類の生雲丹に雲丹のジュレを合わせたものですが、やはり雲丹自体の鮮度がよろしからず。。だったら



塩っぱすぎるのが玉に瑕な鮪の生ハム★★☆☆☆や



やはり塩っぱいタラコの燻製★★☆☆の方が酒飲みはまだ喜びます。



塩っぱいので否が応でも酒が進みます。


こちらは名物らしいレモンサワー。カキ氷状で甘くないサクレみたい。飲みにくいコト甚だしです。


ワインも試しましたが全く美味くありません。



ってコトでビールに回帰です。



新鮮なパクチーをのせた 海老とモッツァレラの揚げたて海老カツ
切り分けますと




ジュワーなヤツ。チリソース、パクチーも手伝って海老カツと言うよりトート・マンクンみたいな感じ。コレはイケます★★★☆☆



揚げ物はビールと何故こんなに合うのでしょうか。



合い過ぎます。



本マグロの極レアステーキ
コッテリとしたガーリックソースがマグロと絡みイイ感じ★★★☆☆ 大葉がアクセントになってます。コレまたビールに合うヤツです。



エンジンも温まり


アクセル全開


フルスロットル。そんな中やってきましたのは



濃厚カニミソパスタ
見た目にコテコテ系お料理です。んで、食べてみてもやっぱり



コッテコテ★★☆☆☆
味が濃過ぎ&カニミソがキツくてコレはもう食事ではなくてツマミです。一本いっぽんを食べるのが精一杯。



ビールで何とか流し込みました。




甘くないプリンを求めてやって来ましたが、なんだかなぁ。。。美味しいものを探求する道って甘くないです。。。



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魚乙@千葉みなと ★★★☆☆

2018-06-16 17:49:20 | 和食
かつて鰻は客の注文を受けてから割いて焼くので時間がかかったため



「待つ(松)だけ(竹)うめ(梅)え」と洒落て




なんて言ったそうですが、こちらのも中々の松竹梅ぶりです。




魚乙
地元の大人気店で大箱にも関わらず昼は客でごった返しております。故に本日は開店直後を狙ってきましたら既に8割方客が入ってました。ガビーンだな。




気を取り直して注文いたしましょう。以前パイセンから弁当も中々内容が充実していてカキフライの時期でなかったら食うべし、との教えを受けておりましたので





いってみっか!本日はお試しですので堅実に「梅」をいってみます。



それから待つコト20分少々。やはりいっぺんになだれ込んだ客を裁くのは容易ではないらしく、待ちに待ちましたがやっとご対面




梅弁当
あらあら梅でも十分ご立派!



脂ノリノリの塩鯖に



フライはホタテに鮭にイカ



刺身は鮪にタコになんかの白身(コチ??)と内容充実&美味しい★★★☆☆


まさに待つだけうめぇ







どーでも良いですが、鰻が食いたいです。。



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【番外編】要は大和にある会社との取引が切れたって話

2018-06-15 22:21:23 | その他
前略




マカンマカン
殿



私はこれまで貴方に最高のシンガポール料理を食べさせていただいてきました。



ある時は凄味のある海南鶏飯で私を驚愕させ



またある時は超絶酒が飲みたくなる牡蠣春巻で私を圧倒し



またまたある時は幻のペーパーチキンで過去の馬鹿な自分との決別のきっかけを作ってくれましたね。



本日は、



貴方との最後となる本日は、



一体、何を食べさせていただけるのでしょうか?




嗚呼、最後はコレなのですね。前回激ウマだったコレなのですね。。貴方との最後に相応しいコレなのですね。。。




この気の利いたサラダともお別れだなんて本当ですか。。



そして、



いよいよ最後の時




アヤム メラ
全く、何て美味しそうなお姿なのでしょうか。。



メインからいただきたいところではありますが、コレが最後であります故、自分を焦らすつもりで先ずはサイドメニューからいただきます。



と、申しますか




サイドメニューから大変美味しゅうございます。。。★★★★★
何でしょう、この美味しさ。ナスと白身魚の炒め物なのですが、ナスはどこまでも瑞々しく、白身魚は白身でありながらコッテリと脂が乗り、味付けは軽やかでありながら、ハッとする旨味も十分で貴方の料理の腕の非凡さが改めてよく分かります。。




さぁ、もう後には引けません。貴方との最後は笑顔で、笑って迎えたいから、、、



今までどうもありがとう、って手を小さく振ってお別れしたいから、、、



貴方から離れる時はお水の花道の財前ばりのピースサインって決めてますから、、、



って




涙がちょちょ切れちゃうじゃないかっ!!!!★★★★★
美味い、美味すぎます。鶏肉は信じられないくらい柔らかく煮込まれ、ココナッツミルクとレモングラスの使い方はもはや罪。マカンマカン殿、貴方は本当に美味しいシンガポール料理のお店でございました。



また、大和にご縁ができるその日まで暫しのお別れです。



草々


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印度料理 BHINDI (ビンディ) @千葉みなと ★★★★☆

2018-06-14 08:41:10 | カレー
先日、道を歩いておりましたら、自分の少し前を白杖を持った女性が点字ブロック沿いに歩いておられたのですが、



その行く手の点字ブロックに某飲料水メーカーのトラックが、自販機の商品交換か何かで無理な駐車をしているではありませんか。



なんちゅうコトをするんや、と憮然としながらも慌てて女性に声をかけようとしましたら、



さらに自分の数歩先を歩いていたサラリーマン風のお世辞にも仕事が出来そうとは言えない冴えないおっさんが、さっと女性に駆け寄り手を引いてトラックを迂回させて点字ブロックに導いたのであります。







輝いて見えました。
もう、そこにはさっきまでの冴えないおっさんの姿はどこにも無く、愛に溢れた紳士がいらっしゃったのでありました。そして、おじ様を見てくれだけ決めつけた己を猛省したのでありました。。



さて、そんな懺悔ついでにもう一つ懺悔です。





ビンディ
京葉線の高架下、しかも店自体も口が裂けても綺麗な外観とは言えず、



店先のディスプレイも何か物悲しく、ほんまにこのへんで人気のインド料理なんかいな?と胡乱に思いながらも店内へ。




そしたら、驚いたコトに一階は私で満席。二階もあるらしく後に来た方々は次々と二階へ通されていました。大人気じゃないか。驚きながらメニューを眺め、このBランチにします。



んで、待つコト数分




Bランチ(マトンカレー)
おー、中々に喰わせそうなビジュアル。




先ずはこちらからいただきます。



うんうん、タンドリーチキンは穏やかなお味でとても柔らかなのに対し★★★☆☆



シシカバブの方はスパイスを容赦なく使って振り抜いた味付け★★★☆☆ なるほどメリハリがあって中々です。



マトンカレーはどうかしら



うまっ!★★★★☆
これまたスパイスがふんだんに使われております。この手のカレーには珍しくトロッとしたカレーなのも自分好み。大きめにカットされたマトンはロースを使っているとのコトでとっても柔らかで良い香りがします。美味いです。




こちらのスープはミルク仕立てで全体に緩急を付けて好感が持てます。




ふー、食った食った。いや、美味しいお料理でした。地元で人気なのも頷けます。高架下で燦然と輝いております。見てくれで判断をしてはやはりダメですね。



この教訓は忘れるまで忘れません。。


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