フランスで最も権威のある新聞社ル・タン社の社長であるムッシュ・ショーバン氏はお国にシャトーを持つ貴族の家柄で、旅先には専属の料理人を随行させるグルメで高名な方ですが、氏に言わせれば
「日本料理はオードブルの連続で退屈」
ですと。
確かに、確かにオードブルの連続かもしれない。
でも、決して退屈ではありません。
それはこちらのお店で分かります。
本城
私めの誕生日のお祝いにお招きにあずかりました。
スパークリングな日本酒で乾杯。甘くて食前酒にぴったり。
じゅん菜と雲丹のすり流し。初夏を感じるじゅん菜のシャクシャク感が堪りません★★★★☆
スパークリングを片付け、お酒にシフト。銘柄はこの後出てくるお酒と併せて全て失念しました。。
胡麻豆腐の雲丹乗せ。まったりとした胡麻豆腐に比較的軽やかな雲丹の風味がとっても合います★★★★☆ 小豆のほんのりした甘みも味に奥行きを与えています。
湯葉の毛ガニ餡。蟹は毛ガニが最も美味いと思ってますが、やはり美味いです★★★★☆ 湯葉も贅沢な厚さがあり思わずニヤケます。
お刺身。紋甲烏賊、鮪、鯛、海老。厚切りの鯛がむっちりとして身が甘く上々★★★★☆ 海老も香りが良く只者ではない感じ。
お酒も当然進み、続きましては花形
すっぽん豆腐の椀。流石はすっぽん!と思わせる如何とも形容し難い美味さ。本当の贅沢品です★★★★★
椀で一合イケちゃうボクたち。。
焼き物は鮎とのどぐろ。
のどぐろのギリギリの脂の乗りに、なんちゅう美味い魚なんだ、、と溜息しながら★★★★★
鮎がぶっちぎって美味い!★★★★★
小ぶりの鮎を頭からバリバリ食いますと、先ずは身の甘みにウットリし、次にやってくる苦味に心躍り、最後に惜しむべき香りを残して確実に我が記憶に打ち込まれます。この皿は美味すぎ。。
そんな皿に添えられておりますこちらは半熟卵の海鼠腸がけ。雲丹とも白子とも異なる妙なる風味でまさに酒泥棒。
案の定、まんまと盗まれたのであります。
こちらは酢の物。しかし、酢の物と言われてキョトンな我ら。
だって刺身になった貝と鱧だよ??
って、あ!!梅肉ソースと酢味噌をそれぞれ付けていただくことで「酢の物」が完成するワケね!納得。つか新しい発想だわ。鱧の美味さは勿論、最近歳のせいか酢味噌が好きになった私。貝の磯の香りを酢味噌が包み込んで素敵に素敵★★★★☆
当然飲むよねー
ここで痛恨のミス。炊合せの写真失念。どんな炊合せだったかも忘却。。
そろそろお食事にしましょうか、とのご提案を受けて、お行儀悪く酒を傍らにお食事へ。
鯛と茗荷のご飯です。茗荷はあんまり感じられません。残りは包んで貰えると勝手に思って控えめによそっていただいたのですが、その手の特典は無し。大盛りで頼めば良かったー★★★☆☆
飲ませる漬物たち。
甘味と水菓子。白味噌のババロアチックなヤツが塩気が効いていて、酒飲みでも美味いと思える出来でした★★★★☆
ふぅー堪能しました。確かにフランス料理の様に一皿でドカンと人を驚かすものは日本料理には少ないかも知れません。しかし、日本料理はそれぞれのお皿が一連の流れとなって全体的な大きな満足に持っていっている様に思えます。ムッシュ・ショーバン氏にはこの点を是非ご理解いただきたいものです。
え?
ムッシュ・ショーバンって誰だって??
「美味しんぼ」に出てくる人ですが、何か???
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「日本料理はオードブルの連続で退屈」
ですと。
確かに、確かにオードブルの連続かもしれない。
でも、決して退屈ではありません。
それはこちらのお店で分かります。
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私めの誕生日のお祝いにお招きにあずかりました。
スパークリングな日本酒で乾杯。甘くて食前酒にぴったり。
じゅん菜と雲丹のすり流し。初夏を感じるじゅん菜のシャクシャク感が堪りません★★★★☆
スパークリングを片付け、お酒にシフト。銘柄はこの後出てくるお酒と併せて全て失念しました。。
胡麻豆腐の雲丹乗せ。まったりとした胡麻豆腐に比較的軽やかな雲丹の風味がとっても合います★★★★☆ 小豆のほんのりした甘みも味に奥行きを与えています。
湯葉の毛ガニ餡。蟹は毛ガニが最も美味いと思ってますが、やはり美味いです★★★★☆ 湯葉も贅沢な厚さがあり思わずニヤケます。
お刺身。紋甲烏賊、鮪、鯛、海老。厚切りの鯛がむっちりとして身が甘く上々★★★★☆ 海老も香りが良く只者ではない感じ。
お酒も当然進み、続きましては花形
すっぽん豆腐の椀。流石はすっぽん!と思わせる如何とも形容し難い美味さ。本当の贅沢品です★★★★★
椀で一合イケちゃうボクたち。。
焼き物は鮎とのどぐろ。
のどぐろのギリギリの脂の乗りに、なんちゅう美味い魚なんだ、、と溜息しながら★★★★★
鮎がぶっちぎって美味い!★★★★★
小ぶりの鮎を頭からバリバリ食いますと、先ずは身の甘みにウットリし、次にやってくる苦味に心躍り、最後に惜しむべき香りを残して確実に我が記憶に打ち込まれます。この皿は美味すぎ。。
そんな皿に添えられておりますこちらは半熟卵の海鼠腸がけ。雲丹とも白子とも異なる妙なる風味でまさに酒泥棒。
案の定、まんまと盗まれたのであります。
こちらは酢の物。しかし、酢の物と言われてキョトンな我ら。
だって刺身になった貝と鱧だよ??
って、あ!!梅肉ソースと酢味噌をそれぞれ付けていただくことで「酢の物」が完成するワケね!納得。つか新しい発想だわ。鱧の美味さは勿論、最近歳のせいか酢味噌が好きになった私。貝の磯の香りを酢味噌が包み込んで素敵に素敵★★★★☆
当然飲むよねー
ここで痛恨のミス。炊合せの写真失念。どんな炊合せだったかも忘却。。
そろそろお食事にしましょうか、とのご提案を受けて、お行儀悪く酒を傍らにお食事へ。
鯛と茗荷のご飯です。茗荷はあんまり感じられません。残りは包んで貰えると勝手に思って控えめによそっていただいたのですが、その手の特典は無し。大盛りで頼めば良かったー★★★☆☆
飲ませる漬物たち。
甘味と水菓子。白味噌のババロアチックなヤツが塩気が効いていて、酒飲みでも美味いと思える出来でした★★★★☆
ふぅー堪能しました。確かにフランス料理の様に一皿でドカンと人を驚かすものは日本料理には少ないかも知れません。しかし、日本料理はそれぞれのお皿が一連の流れとなって全体的な大きな満足に持っていっている様に思えます。ムッシュ・ショーバン氏にはこの点を是非ご理解いただきたいものです。
え?
ムッシュ・ショーバンって誰だって??
「美味しんぼ」に出てくる人ですが、何か???
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