どぜう 飯田屋@田原町 ★★★★☆

只今絶賛出向中でありますが、その出向先にめっちゃタイプ♡と思い慕うお方がいらっしゃいます。

そんな桃色吐息なある日、私にかかってくるはずの電話が何故か他部署のその方にかかってきてしまい、「◯◯部の△△と申しますが、□□さんにお電話です。」と私のコト知らないと思いますが、みたいな感じでやって来たのです

が、

うん、、、

全部知ってる。

下のお名前は勿論、こちとら人事情報を握る立場でございますので、生年月日・住所・社員番号等々、アナタを骨の髄までよく存じ上げているの（調べ上げたの）です。

そんなメロメロ骨抜き状態な私はやはりこちらの骨抜きどぜうが大好きです。

飯田屋

どぜうと言えば私はこちらのお店と決まっています。

どぜうをお迎えするのにあたりビールで聖体拝領いたします。

んで待つコト暫し

ほねぬき鍋

おツレと2人ですので2人前です。

私同様骨を抜かれたどぜうにシンパシーを感じつつ

大量の葱にドギマギしながら


グツグツ煮込みましていただきます。

ホフホフ

うーん、骨身にしみる美味さ★★★★★

淡白な様でしっとりとした身はふんわり柔らかで、濃口の割下が良く合います。一緒に煮える牛蒡・葱にも味が染み込みコレだけで酒が飲めます。

味変アイテムは七味と山椒。流石浅草だけあってやげん堀で泣けちゃいます。

そうそう泣けちゃうついでに言わせてもらうとここ最近値段が高騰しています。10年前は1,500円/1人前だったのが今や1,950円也ってのはちょっと骨身にこたえますねぇ。。。

満月盧@都庁前★★★☆☆

ウジェニーは夫・ナポレオン三世が普仏戦争に敗れ、惨めにもプロイセンの捕虜になったと報告を受けた際こう言いました。

いいえ！そんなはずありませんっ！！戦死したはずですっっ！！！

年老いて鬱気味の夫より、自分の子をフランス皇帝として早く担ぎ上げたかったウジェニーの気持ちが透けて見えるエピソード。でも、気持ちは分かるし、大体同じコトが起きました。

と、言うのも、職場のババア共があのクッソ不味い中華、4年前に二度と来るか！と誓った中華、絶対に潰れると確信した中華・満月盧でランチして来たと言うじゃないですか。。

ボクは叫びましたね。

いいえ！そんなはずありませんっ！！潰れたはずですっっ！！！

さっさと潰れてもっとマシな飯屋が入ってくれるのを祈ってましたが、まだ営業しているというのです。ホントにぃ〜⁈ってコトで見に来ましたら

ありました。。。

マジでか。。。

しかも、あの激マズ汁なしタンタン麺もご健在。むう、こりゃ入って食ってみるしかありますまい。

つーコトで

汁なしタンタン麺

ビジュアルは変わらず

余地の無いフラットな皿も変わらず。あー、こりゃまた絶望パターンだわ…といただきますれば

ひゃだ☆まともになってるっ！

★★★☆☆ 

麺は相変わらずのくちゃくちゃ食感で閉口しますが、その麺を完全に取り戻すお味付け。程良い刺激、濃厚な胡麻、肉味噌の香り高さ。一体この4年で何があったのか？と思わず店員さんに聞きたくなるくらいの劇的ビフォーアフター

箸がとまんないっ！！

だいぶ量があったので食い切れないな、なんて思っていたら食える食える。肉味噌一つも残せません。

ご馳走様でした。コレで麺がまともなら言うコト無し。でも、ホントに一体何があったのかしら？味がまるで違います。何方かその辺の事情をご存知でしたらご一報くださいませ。

蒼屋@南浦和 ★★★★★

会社にいる超絶神経質なババアには伝説がございます。なんでも、私が入社する前に職場の壁にかかる時計の秒針がうるさいと、

秒針をハサミで切り取ったコトそうな。。

ちょっと、どんだけぇ〜。本日はそんな神経質なババアは絶対に暖簾をくぐれないこちらのお店

昼間何度か前を通って気になってましたが調べてみたら結構な人気店の様。早速おツレとやってきたのでありました。

そしたら一階は満席で二階に登るよう指示を受けます。今日日珍しい、東京苑もかくやな急勾配の階段をズンズン上がればそこは

神経質ババアなんか一目でぶっ倒れちゃうくらいに客がひしめき合い、賭博の現場に踏み込んだ様な錯覚を起こします。正直僕ですら帰ろうかな、と一瞬考えてしまう程でしたが、覚悟を決めて席に着きます。

二階に登る際に一階で聞かれたドリンクが到着。泡消えちゃってますが、まぁ構いません。かんぱーい！

壁に貼られたメニューでアテを物色

むう、めちゃくちゃ安いな。こりゃ手当たり次第いくしかないですな。

つーコトで先ずは

地鶏タタキ

大山鷄だそうですが、250円ってあーた。。さっぱりしてますが鶏の味もしっかり出ていて美味★★★★☆ ニンニクは必要ない様です。

もつ煮込

見るからにこってりなこちら。んで、食べてみるとやっぱり

すっげーこってり！★★★★☆

けど、んまい！具材はもつのみと潔いのも好感度高いです。

煮込み豆腐

この分だと豆腐もさぞかしと言うコトで注文してみれば、豆腐は煮込まれてなく、煮込まれた汁にドボンと投下させた仕様。ただ、それが計算のうちかこってりお汁が豆腐の水気で中和され具合は良いです★★★☆☆

大根酢

メニューにあって、コレってアレかしら？と頼んでみたらアレでした。お口さっぱり★★★☆☆

ポテトサラダ

は100円也。しかし、お味は100円なんかじゃありません。ガンガンに胡椒を効かせた濃い味付けで酒が進む進む★★★☆☆

さてと、ではこのへんで

壺ニラ

焼き物に添えるイイという触れ込みのこちらを待機させ

白ホッピーも召喚し、焼き物を迎える準備万端。さぁかかってこい！

旨いし安いっ！

★★★★★

串一本100円でコレだけ食わせたら文句はないです。結局飲んで食って2人で8,000円。お見事。脱帽。恐れ入りました。

そうそう恐れ入る、と言えば冒頭の神経質ババア。昨日私が会社名がプリントされたボールペンを使っていたら

「アタシ、そーゆーの凄い気になるんだよね」

と言い、有無を言わさずボールペンをひったくりますと

カッターでカリカリやって削り取られるの巻。。。

めっちゃ傷付いてるんですけど。。アタシよっぽどこっちの方が気になるんですけど。。。

本家 第一旭@新宿御苑前 ★★★★☆

コロナによる在宅勤務が解除され、極楽だった我がノーバディ キャン ストップ グータラ生活が終焉を迎えました。。明日月曜日からまた5営業日連続で働かなくてはなりません。

そんな憂鬱な今日はまさに

暗い日曜日

あーあ、5営業日も連続で働けるかしら、ボク。。。そんな暗い日曜日のお昼にやってきましたのはこちらのお店

第一旭

雨が更に憂鬱にしてくれます。美味いラーメンでこの気持ち吹き飛ばしておくれよ、とやって参りました。

20分程並んで食券機にたどり着けました。



事前のリサーチで九条ネギ増しは必須、とありましので従いました。

んで、待つコト暫し


ラーメン＋九条ネギ増し

おほほほ、美味そう。しかし、これまた事前のリサーチでは豚骨ベースというコトでしたが、澄んでいてなんかそうゆう雰囲気の水面に非らず。どーゆーこっちゃ？といただきますと

見た目に反して豚骨ーーー★★★★☆

澄んだスープからは想像できないくらい豚骨です。しかし、野卑な感じは無く、とっても綺麗に豚骨の味を取り出しています。また、出汁をキリッと効かせていてその味の鋭さに目が醒めます。麺はストレート。やや塩味の強いスープをうまい具合に受け流しております。

個人的には焼豚が嫌いなので、こーゆーバラ肉炒めみたいな、焼豚チャーシューしたヤツでないのが嬉しいです。

ふぅーご馳走様！暗い日曜日を見事に断ち切ってくれる一杯でした。

そうそう、最後にご忠告

絶対に聞いちゃ駄目よ。死にたくなるから。。

肉なべ 千葉@渋谷 ★★★★★

大学時代の友人に吝嗇という言葉を人間にした様な奴がおりまして、一番の衝撃は何人かと飲みに行った際、漬物盛り合わせを注文したのですが、会計の段に放った耳を疑う発言。

オレ、漬物嫌いで食わなかったから漬物盛り合わせ代は引いて割り勘ね。

コレ以降、皆の総意で彼を飲みに誘うのは止めたのでありました。

それから何年か経ち、この吝嗇家が結婚し披露宴に呼ばれまして、あまり気が乗りませんでしたが、会場も東京だし同窓会のつもりで行ったのでありました。

そしたら、やはりというべきか

御車代は当然無し。。。

私は当然いいとして、遠方から、大阪や福岡からやって来た友人もいるのにも関わらず御車代無し。友人らと「奴の顔を見るのも最後だねー」なんて話したのでありました。吝嗇にも程があります。

そんな奴はこちらのお店の精神を見倣うべきでありましょう。

肉なべ 千葉

先日別のお店を探して彷徨っている際に見つけたお店。その名前から絶対あの店の系列だと思いその場で調べてみればあの店の別業態。早速電話で予約をしたのでありました。

んで、店に行ってまずいただいたのが

奴にこの店の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいっ！！！
そんなわざわざいいのにー。でも、この気持ちが嬉しいですね。

10円玉ではなくご縁が重なる様に、と5円玉2枚なところも素敵

更にはお手紙付き。お料理をいただく前からもう胸がいっぱいです。

でも、腹は膨れませんのでガンガンいきましょう！

お通しに出て来たのは豚バラのスープ。

美味しいですが、圧力鍋でもいいので、もうちょい煮込んでいただくと軟骨もトロトロに食えるんですけどね。

九条葱 胡麻和え

シャキシャキとした食感と甘みに富んだ九条葱に出汁の効いたゴマダレが合わさり美味です★★★★☆

タンユッケ

あーもう、絶対に美味いよね。

混ぜ混ぜしていただきまーす。

やっぱり、んめ★★★★★

甘みのあるタレに卵黄の濃厚さがタンの持つ旨味を引き出しています。美味い、美味すぎる。こりゃ酒が進んじゃいますな。

ほら進んじゃった！こっからはハイボールで攻め込みます。さぁ、そして本日のメイン


牛なべ（2人前）

おー、中々壮観。

横から見た感じ。お肉は色んな部位が入っているのが分かります。

早速火にかけてまいります。煮え具合等は店員さんが全てやってくれますので、食う側は酒飲んで待つのみ。

15分程煮込んだら、黒胡椒を全体に挽いて完成。早速いただきまーす。

おいしー★★★★★

豚骨系のスープと聞いていたので、もっとギトギトで味も濃いいのかと思えば全然全くそんなコトは無し。お肉は下茹でされているので余分な脂分は抜けており肉の味を純粋に楽しめます。煮込むうちにキャベツからの水分で出てくるので次第に優しい甘さに育っていきます。

半分くらいのトコで味変を挟みます。

アイテムはこちらの酢醤油


よりさっぱりいただけてより美味いです。コレ家にも欲しいわ。


さて、具を平らげましたら〆の焼きそば

コレも店員さんが作って下さいます。んで、こちらが完成品

旨辛麺

ぶひー超美味そう！！！んで、案の定

くっそ美味い★★★★★

麺は素揚げしてあるコトで牛なべのスープをコレでもかってくらいに吸いまくり、そこに食べる辣油的なタレを合わせるコトで劇的エボリューション。こんな美味い〆はそうそうあるもんじゃないです。

あー、美味かった！最後にはお店特製のミンティアを賜りました。さっきの御車代と言いこーゆー御心遣いが嬉しいですね。ちゃんと見倣うんだぞ！前田！！！