奈井江町 まちのわだい web版

北海道 奈井江町役場の公式ブログ
町のさまざまな出来事をお知らせします

すこやかクッキング教室

2011年08月01日 | まちのわだい


 奈井江町が進める健康づくりの大きな特徴は、乳幼児から大人まで、それぞれのライフステージに応じて事業を展開していることです。

 特に、学齢期にある小学生~高校生には、「小中校生すこやか健診」を実施するとともに、食習慣については「すこやかクッキング教室」を夏休み期間中の各小学校で開催しています。

 江南小では25日に実施し、19名が参加。奈井江小では27日に実施し、26名の子どもたちが参加しました。

 この事業では、毎年、テーマとなる栄養素を設定し、それについて学んだ後、実際に料理を作ります。

 今年のテーマは、「ビタミンと鉄分」。
 メニューは、「キャベツつくねの照り焼き」や「ほうれん草のいり卵」、「かぼちゃのクレープ」の3品を子どもたちが作り、さらに食生活改善推進委員の皆さんが作ってくれた「にんじんピラフ」と「いろいろやさいのせんぎりスープ」を合わせました。

 毎年参加している子もいて、みんななかなか慣れた手つきです。
 「お手伝いしてるの?」と聞くと、「いーや」という子から「うん!」(←自信たっぷり)と、様々でしたが、みんな、とても楽しそうに取り組んでいました。

 みんなで作った料理は、みんなで美味しくいただきました。
 「オレ、にんじんダメ~」という子もいましたが、つくねやクレープは子どもたちのお気に入りだったようで、きれいになくなっていました。

 この事業にお手伝いをいただいている食生活改善推進委員の笹木洋子会長は、「子どものうちに、こうやって料理を経験することは、とても大事ですね」と話していました。

ママにシェフの技法を伝授

2011年08月01日 | まちのわだい


 7月26日、奈井江町子育て支援センターが主催する子育て講座「ママのためのクッキングアドバイス」が開催されました。
 今回の講師は、「食堂のらねこまんま(本町2区)」オーナーシェフ三浦聖嗣さん。参加したママさんたちにプロの経験で培った〝目からウロコ〟のアドバイスをたくさん伝えました。

 大根の絵を描いて、煮物や大根おろしをするときにどの部位を使うかを会場に質問した三浦さん。
 全ての人が、「煮物は甘い青クビのところ」「大根おろしは辛い先のところ」など、大根の上下で使い分けをしていたが、実際はそうではなく表皮に近いところが辛く内部の方が甘いため、土を掘って進んでいく先端部分ほど皮が厚く辛みが強いことを説明。
 大根おろしを薬味として使う場合は、おろして5分間は甘く、5~15分の間が辛さのピークで、それ以降は美味しくなくなっていくので、どんな味の大根おろしを食べたいかで、大根の皮側か内側かを使い分けたり、そばを茹でる前に擦っておくか、食べる直前に擦り下ろすかを使い分ける技法を教えました。

 ママさんたちとの質疑では…
Q.「家でつくるメニューが、どうしても単調になってしまうんです」
 「料理の本を見ても、味の想像がつかないんですよね」
A.「外食するときには、普段、自分が作らないものを注文するようにしてして下さい。できれば、使われている食材や味などをメモしておくともっと勉強になりますよ」
 「買い物のときに同じ食材、同じ調味料を買っていることが多いハズです。意識して、いつも買わない香辛料を買ってみてはいかがですか」
 答えの1つ1つにメモをとるママさんたちから、予定時間をオーバーするほど質問が寄せられました。
 質疑が終わった後は、隣の部屋で遊んでいた受講者の子どもたちも一緒になって、三浦さんが持ってきたゴボウのガトーショコラを試食。
 中にあっという間に平らげる子もいるなど、互いに個性が強く、一見、相性が合わないと思うゴボウとチョコレートという2つの食材を使っても、美味しい組み合わせになることを舌で伝えました。

 「質問もたくさんでたし、ボクもその質問に応えたいとたくさん横道にそれてしまって…。あっというまに時間がなくなってしまったので、1回で終わらずにこれからも続けていけたら…」と三浦さん。

 これからのママさんたちの食卓が楽しみですね。

空手で全国へ

2011年08月01日 | まちのわだい


 このたび、町内の小中学生が空手で全国大会へ出場することになりました。

 出場するのは、奈中2年の松浦大晃(まつうら ひろあき)君と、奈小3年の鶴未光(つる みひろ)さんです。

 大会は、8月上旬に長野県松本市で開催されます。

 7月25日、役場を訪れ、町長へ大会出場を報告しました。
 松浦君は、「練習の成果を十分に発揮し、できるだけ上位に入りたい」と、鶴さんは「優勝して、金メダルを持って帰ります」と意気込みを話していました。