前日のセンダード市出張の帰りに三越の地下で買ってきたジョアンのパンを昼食にいそいそと食べながらテレビを点けると、白石パン(盛岡市)の工場見学の番組で、主力商品の「豆パンロール」の製造工程が紹介されていた。
豆パンロールはホントよく食べるのだが、若い女性の職人さんが一日1万個、片手で1個ずつ、同時に2個、生地の形を整えているとの話を聞いて、気のせいかその美味しさが増したように思えた。
この工程は人間の手でないと、豆が表面にほどよく浮き出てこないのだそう。
1個1個のパン生地へその豆が同じ数量入るようにするのがとにかく大変で、社員の負担軽減を考えて4000万円する機械を導入したと、あっさり語る社長さんもいい方だった。
番組では紹介されなかったが、チャグチャグ馬コやさんさ踊りを見た帰りに時々立ち寄る白石パンアウトレットショップ(花巻の手前の紫波町)は、厳しい検品ではじかれたのだろう、すこしだけ型崩れた商品がお安い価格で並んでいる。
あー、なんだかまた行ってみたくなったな。