ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

客を呼ぶ男

2019年08月06日 | 日記

 僕は周囲から「客を呼ぶ男」だと言われている。確かに、がらんと誰もいない飲食店に一人あるいは一組で座っていると、まもなく次々に客がやってくる。「福の神」扱いされることもある。家族までもが本気でそう思っていて、息子にいたっては、自分のあとに客が入ると、「客を呼ぶ男の息子だから」などとご満悦だった。

でも実はこれにはちゃんと訳があって、混んだり並んだりするのを極端に嫌うため、早め早めに行動してきた結果なのだ。並んでまで食べたいものなどないし、並んでまで買いたいものもない。

(整列乗車・整列入場等をのぞけば)デビッド・ボウイの「シリアス・ムーンライト・ツアー」(1983年)のチケットを買い求めようとする群衆で長蛇の列ができていた新宿マイシティ(現在のルミネエスト新宿)の階段室が、列に並んだ最後の記憶だ。

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