ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

「SAD SONG」

2023年12月26日 | ブルース

 1983年12月31日、渋谷西武劇場。

40年前、自分がどこでなにをしていたかがわかるのは便利なものだ。

この日夜通し一緒にいたライブ友達はみな、今どうしているだろう。

 

SAD SONG

作詞作曲 大江慎也

 

あの娘のおもかげが

とめどなくあふれだし

うすぐもった胸を

真白に 塗りつぶす

水しぶきが岸を越え

君の顔にふりかかるころ

僕はふるえる霧靄をしずめ

この胸ははりさける

 

Sad song

あの娘の声がひびきわたる

Sad song

あの娘の唄がきこえてくる

やさしい風がふきぬけて

閉ざした心をひらいてゆく

 

その体にふれたとたん

たじろいで身をかたくする

永遠に凍りついた

白い肉体がさめた火をともす

真夜中にたたきおこされ

目の前がまぶしく光る

ベッドのまわりは すき間なく

とりまいた冷酷な顔が

 

Sad song

あの娘の声がひびきわたる

Sad song

あの娘の唄がきこえてくる

やさしい風がふきぬけて

閉ざした心をひらいてゆく

やさしい風がふきぬけて

閉ざした心をひらいてゆく

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