ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

父の日

2023年06月23日 | 日記

 

 他法人の地域包括支援センターでの長期実習のため一時帰省している大学生の娘から父の日のプレゼントをもらった。仕事にかまけて子育てをせず、後ろめたいのでしつけも声掛けもしなかったこんな僕に。

トートバッグにノートパソコンやテキストを満杯に詰めて毎朝出かけて行く彼女を、来年は働きやすい職場に就職できるといいね、と祈るような気持ちで送り出している。

そのたび思い出すのは、キャロライン・ケネディが駐日大使時代にハフィントンポスト紙へ寄稿した父の日についての思いだ。

「私が生まれる数日前、私の父、当時のケネディ上院議員はNBCニュースのインタビューを受けた。1950年代の米国では一般的な考え方だったのだろうが、インタビュアーはこのような質問をした。『男の子が生まれたら、政治の道に進んでほしいと思いますか。』時代を先取りすることに長けていた父はこのように答えた。『もちろん。でも娘が生まれたとしても、何らかの役割を果たしてほしいと願っている。これは男性に限定すべきことではないと思う。』(中略)

1957年にインタビューを受けたとき、父はすでに、性別や人種を問わず、あらゆる市民に平等な機会が与えられる将来の社会について考えていた。これまでに女性の役割について、重要で好ましい影響を与えた男性の多くには娘がいるが、それは偶然ではないと思う。『娘が上司にどのように扱われるのが望ましいか。』『母親に対して同僚にどのように振る舞ってほしいのか。』『父親が孫と過ごす時間が増えれば、孫たちはもっと幸せではないのか。』男性がこのような質問を問いかけるようになれば、皆のためになる。

皆さんにとって素晴らしい父の日になりますように!」

コメント
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