ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

シーズ・ノット・ゼア

2021年11月01日 | favorite songs

 

 好きな60年代のビートバンドを尋ねられ、ザ・フーとザ・ゾンビーズです、と答えると、決まってツウだね、と褒められた。

ゾンビーズはビートルズやストーンズに少し遅れてデビューし、本国イギリスよりもアメリカで人気が出たものの、たった2枚のアルバムを残して解散、その後にシングルカットされた「二人のシーズン」が大ヒットするという数奇な歩みも、バンドの実像を一層分かりにくくしているのかもしれない。

日本では彼らの「アイ・ラブ・ユー」をGSバンドのカーナービーツが「好きさ 好きさ 好きさ」のタイトルでカバーして100万枚以上の大ヒットを記録しているし(1967年)、佳曲「二人のシーズン」は繰り返しテレビCMに使われた。

デビュー曲「シーズ・ノット・ゼア」(1964年)は暗くくぐもった完成度の高い曲で、苦しい失恋の思いをつづった歌詞が胸に響く。

 

 

誰も話してくれなかった

彼女の嘘のつき方を

誰も話してくれなかった

彼女にどれだけの男が泣かされたかを

 

けれども今さら謝られても遅い

僕は知らなかったし 気にしようもなかった

彼女を探すのを邪魔しないでくれ

もうそこにはいないんだ

 

彼女の容姿について話させてくれ

どんな風に振る舞い どんな髪の色なのかを

声は柔らかくクール

まなざしはクリアで輝いていた

でも彼女はもういないんだ

 

誰も彼女について話してくれなかった

僕はどうすればよかった?

誰も彼女について話してくれなかった

みな知っていたのに

 

けれども今さら謝られても遅い

僕は知らなかったし 気にしようもなかった

彼女を探すのを邪魔しないでくれ

もうそこにはいないんだ

 

 

Well no one told me about her

The way she lied

No one told me about her

How many people cried

 

But it’s too late to say you’re sorry

How I would know? What should I care?

Please don’t bother trying to find her

She’s not there

 

Well let me tell you bout the way she looked

The way she act and the color of her hair

Her voice was soft and cool

Her eyes were clear and bright

But she’s not there

 

Well no one told me about her

What could I do?

Well no one told me about her

Though they all knew

 

But it’s too late to say you’re sorry

How I would know? What should I care?

Please don’t bother trying to find her

She’s not there

 

Well let me tell you bout the way she looked

The way she act and the color of her hair

Her voice was soft and cool

Her eyes were clear and bright

But she’s not there

コメント
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