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たけしの芸能史「衣装」

2022年05月23日 | TV・ラジオ・CM・映画

日本の芸能史を、たけしと所ジョージが語るシリーズ、けっこう面白いので放送があれば見るようにしています。

今回はどんな芸能にも欠かすことの出来ない「衣装」がテーマ

「衣装」と言えば、ジュリー!では有りませんか。登場するかな?と期待して見ました。

『衣装がスターを スターたらしめてきたと言っても 過言ではない』というナレーションと共に、冒頭にはジュリーと美空ひばりさんの画像が。

「スターの証」ひばりさんと並び称されるのは、悪くない始まりです。

「君の名は」の真知子巻きの大流行から、石原慎太郎の「太陽族」、ミニスカートのツイッギー(1967年)。ミニスカートの流行ぐらいからは、私も説明がなくても、時代背景がわかります。

そしてTVのカラー放送をきっかけに、衣装が重要視されるようになった。中でも劇的に変わったのがGS(グループサウンズ)の衣装。

それまでは揃いのスーツやミリタリー風のものが多かったが、華やかなものに激変する。

そのきっかけになったのが、デザイナー コシノジュンコ。

当時の事についてコシノジュンコが、阿川佐和子との対談で語っていた。

コシノがデザインした、ザ・タイガースの衣装が・・

こちら

「花の首飾り」という曲をイメージし、花柄の裾の拡がったジャケットにブラウス、タイトなパンツ。

その後、数多くのグループの衣装もコシノが手がけ、男性グループの衣装はより華やかになっていった。

歌番組では、きらびやかなセットやパフォーマンスに合わせ、ド派手に進化してゆく。

・・といって、映像はチェッカーズや米米クラブに変わり、一気に衣装の歴史は80年代末に時代が飛んでしまった。あれ~💦 ソロ時代のジュリーを抜かすな!!と大いにイカリました。その後は、お笑いタレントの衣装や、トレンディードラマの俳優の衣装(織田裕二、木村拓也)。アムラーにシノラー。

紅白歌合戦の衣装(ジュディ・オング、小林幸子の巨大衣装、美川憲一との衣装対決)など、紅白映像が多い。紅白を延々流すなら、ジュリーの紅白の艶姿を流して~!と思いました。最初のGSの衣装でジュリーが出たので(動かない画像のみ)、制作側としてはバランスを取ったのか?と思うけど、ソロのジュリーの映像がないのはおかしいでしょ、やっぱり(-_-;)

私的に思い出深いのは、紅白の布施さんの「愛は不死鳥」の衣装でした。1970年ごろだろうか?

どの歌手も衣装に関しては特に見るべきものは無い中で、布施さんが手を拡げたらザーっと白いヒモが下がった。まさに鳥の羽を広げたようでオオ~っと目を見張りました。この衣装のせいで布施さんファンになった人も多いとか。ファンにはならなったけど、今でもおぼえてるあれはとても素晴らしかった。

お母さんが、前夜に紐を一本づつ縫い付けたそうで、この番組では言っていなかったけれど、以前にSONGSに出演した時の布施さんが、リリアンの紐だと話していました。ジュリーじゃないけど、これは非常に印象に残った衣装でした。

ソロのジュリーを取り上げなかったのは、ジュリー1人に偏ってしまうので、バランスを取ろうとした忖度だろうけど、布施さんの「愛は不死鳥」の衣装を取り上げたのだけは、この番組エライ!と思う。

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