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TOCライブに向かう電車の中で読み始めギリギリに読み終えた。
ライブ前にどうしても完読したかった。よかった。間に合った。
とても読みやすい、好感が持てる文体。
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少々青春ドラマぽく出来すぎてる感もあるけど、爽やか。
音楽、芝居、漫画、小説・・・それぞれに夢を持ちつつ、ビルの窓拭きをする青年達(と元青年)の物語です。
夢がなくたって生きてはゆける。でもなくちゃ生きてる意味がない。
・・・と書いてはないが、こう書いてある。
「夢を叶える事よりも、夢を見ることで人間は人間になれるんだ。」
「俺達が窓を拭いていたのは、メシを喰うためだ。
俺達が窓を拭いていたのは、家賃を払うためだ。
しかし俺達が窓を拭いていたのは(誓ってもいい)、夢を見続けるためだ。」
かなわないね、私なんかには。
夢を追う人の、圧倒的な強さと輝きを、私は心底まぶしいと思う。
もしかしたら私はそちら側に居たかったのかもしれない。
でも・・・私は何かを諦めてここに居る訳ではない。
すべてのチョイスは納得済み。失敗はしていない。後悔はなにもない。
"もう一度やり直せるとしたら、いつに戻りたい?"
もう戻りたくはない。あれをやり直すのは難儀だ。
だけど・・・ "夢は見ていた? 今、夢を見ている??"
夢など見たことはなかったかもしれない。
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