バンコク都のチャチャート知事が、また 粋な計らいを行なっていますヨ。ベンチャキティ
森林公園の全てのスポーツ施設を無料で開放すると、タイ広報局を通じて発表しています。
昨年2月かな? 公園が改修される前はベンチャキティ公園と呼ばれていました。ちょうど
コロナ禍の最中に改築工事中でしたが、現在は「ベンチャキティ森林公園 = Benchakiti
Forest Park」として生まれ変わっています。スクンビットのアソーク交差点をラマ4世通りに
向かうと、300メートル前後に位置するバンコク都内のど真ん中にある公園の一つです。
ここは以前、専売公社のタバコ工場があったエリアですが、1991年12月に同工場が地方に
移転されることが決まった際、現在の公園敷地が残され、1992年は当時シリキット王妃の
御生誕60周年の記念年であったこともあり、王妃に敬意を表し公園造営が進められました。
その後、時間が空きましたが、2004年に「ベンチャキティ公園」が正式に誕生しました。
開園後、正式な開園式は シリキット王太后陛下誕生日の8月12日に行なわれています。
<シリキット王太后陛下>
財務省が公園を管理し、バンコク都市計画局と公園運営など行なって来ましたが、2008年6月、
バンコク都に移管されました。 シリキット王妃は、園内に一年中、折々の花が咲くように
植物を植えることを提案され、今のような様々な植物が多い公園の元になったと言われています。
また、当時から「水源を守る森林公園」というコンセプトがあったようで、その前触れとして
公園中央に200m×800mの大きな池を造り、都内で最も大きなウォーターパークが生まれました。
<昨年8月にリニューアルオープンしたベンチャキティ森林公園>
そして タイ政府は、以前からの故プミポン国王陛下とシリキット王太后陛下の意向に従い、
2016年3月、ベンジャキティ公園を森林公園に拡大する開発プロジェクトを承認しました。
現在では、拡張した公園の総面積は300ライ(約48万㎡)以上になり、10,000本の木と季節の
花に囲まれ、湿地のある森林公園となり、高層ビルと一体化した美しい景色が広がっています。
300ライの広大な敷地に緑豊かな森林も見られ、サイクリングロード、高架歩道、サイクリング
ロードも整備されています。そのベンチャキティ森林公園で、バドミントン、バスケットボール、
ピックルボール、テックボール、フットサル、卓球など、様々なスポーツが無料で楽しむ事が
出来るようになるんですから嬉しいですよねぇ~ 公園内のシャワールーム、更衣室も無料
てすってヨ。 そう言えば、ルンピニ公園と全長1.3kmの高架歩道で繋がっていますので
旅行者も一日かけてルンピニとベンチャキティ森林公園を散策するのも楽しいでしょうネ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます