100歳になっても自立できていたら最高です！

　日本では毎年、敬老の日がやってくると、厚生労働省が100歳以上の高齢者数を発表します。

 

今年は、過去最多の８万6,510人になったといいます。一年前に比べて6,060人増えました。

医療技術の進歩が大きく貢献しているのでしょう、1971年から51年連続で100歳以上の

高齢者が増え続けているそう。そう言えば、最近「人生100年」という言葉をよく耳にします。

　

英国の教授たちが、”世界で長寿化が急激に進み、先進国では2007年生まれの２人に一人が

100歳を超えて生きる「人生100年時代」が到来する” と予測、これまでとは異なる新しい

人生設計の必要性を説いた所から、あらゆる所で「人生100年時代」が一人歩きしています。

 

もし日常生活を自分でこなせれば100歳まで生きてみたいですが、そうは成らないのが

現実ですからネ。2007年生まれの人が２人に一人が100歳となっても、言動がままならない

のであればねぇ～　「人生100年時代」という言い方は、ちょっと誤解を招く表現ですよネ。

　

日本人の平均寿命は男性81.64歳、女性87.74歳ですから100年まで男性なら20年近くあります。

ましてや、自立した生活ができるまでの健康寿命は男性が72.6歳、女性が75.5歳ですからねぇ～

 

ちなみに、タイ人の健康寿命は男性で68.3歳、女性が70.6歳です。平均寿命は男性が

73.5歳、女性が80.9歳ですから、タイ国のその差は男性が約５年、女性が約10年です。

　

　＜懐かしいきんさん＆ぎんさん＞

さて 話は戻り、過去最高となった100歳以上の８万6,510人の内 女性が７万6,450人で

88.4％を占め、男性（１万60人）の７倍以上に上り、９割が女性です。最高齢は女性が

118歳、男性は111歳でした。　男性は今年、ようやく初めて1万人を超えました。

 

長寿の双子姉妹と言えば、きんさん＆ぎんさんが思い出されますが、この長寿記録を破った

双子姉妹がギネスブックに載りましたネ。107歳の双子姉妹ウメノさん＆コウメさんです。

　

　＜ウメノさん＆コウメさん＞

香川県在住の炭山ウメノさん、大分県在住の兒玉コウメさんが、107歳300日の記録で「史上

最高齢の一卵性双生児女性」及び「存命中の最高齢の一卵性双生児女性」に認定されたそう。

 

記録を更新したといっても、きんさん（2000年没）＆ぎんさん（2001年没）が107歳175日

ですから125日の更新です。でも二人そろっての107歳300日とは凄いですよネ。驚きです。

「世界一長寿の双子姉妹となった」と言っても、どこにそんな双子姉妹がいるんでしょう（笑）。