また、タイのタクシー問題？ もういいよ、ってか！！

　我々 外国人もタイ人も、何かと接する機会が多いタクシー。　同時に よく 世間を 騒がせます。

今回の物議は 日本人が絡んでいましたネ。　先週、スワンナプーム国際空港のタクシー協会が、
運輸省などに乗車賃の値上げを 求めました。　が、それは 日本人がフェイスブックにタクシーの

　

酷さを 書き込んだことが原因のようです。　あっという間に 「いいね！」 が、３万以上に上る
大きな反響を 呼び、タイのマスコミにも報道されてしまいました。　ことの顛末は こうです … …

　同空港からメーター・タクシーでバンコクに行こうとした その男性は、所定の公共タクシー乗り場で
乗車したにも関わらず、運転手がメーターの使用を 拒否し、700バーツでどうだ、と 交渉してきました。

男性は、タクシーから降り、乗り場の受付スタッフにクレームを しましたが、まったく受けづけず
結局、再度 順番待ちを して違うメーター・タクシーを 使って、バンコクに移動したとのことです。

　

大騒ぎとなった結果、その運転手には1,000バーツの罰金が科され、同空港での登録を 末梢され、
空港所定のタクシー乗り場での客待ちができなくなってしまいました。　まぁ～　当然と言えば
当然のことで、このくらい厳しくやって貰いたいものです。　さて、ここからが問題です ・・・

　前述したタクシー協会が、運輸省などに乗車賃の値上げを 求めたのは、このことに対する一部
タクシー運転手らの反発だというのです。　ルールを 無視しておいて本末転倒な話だと思いますが …　　

この求めに対して運輸省は、「市内のタクシーは、一日13～14人の乗客に対して、空港のタクシーは
一日４～５人と少ないが、同じ収入が得られている」 と、値上げを しない回答を 出したようです。

　

また 「乗客の荷物の重量に応じて追加料金を 支払うオプションを 導入して欲しい」 という要求に
対しても、「導入する場合は法改正が必要であり、今後 検討していく」 との回答にとどめました。

投稿は日本語・タイ語でしたようですが、ここで生活していれば このような事は、よくある話です。
こんなに大きな問題として、取り上げられることに驚きを 感じますが、様々な意見が噴出しました。

　

　処で 昨年の12月、オンライン予約サイト・ホテルズドットコムが、アジアの主要都市の空港から
市内までのタクシー料金を 調べた結果を 報告していました。　最も安かったのはバンコクでした。

　都市　　 　タクシー料金　　　市中心部までの距離と時間
バンコク　　　　８ドル　　　　　　　27キロ　40分
北京　　　　　　15ドル　　　　　　　30キロ　28分
シンガポール　17ドル　　　　　　　18キロ　25分
台北　　　　　　30ドル　　　　　　　47キロ　42分
香港　　　　　　38ドル　　　　　　　40キロ　30分
ソウル　　　　　39ドル　　　　　　　58キロ　66分
東京成田　　　 191ドル 　　　　　71キロ 　60分

　ここからタイのタクシー問題の諸問題が浮かび上がってきますネ。　明日に続きます。