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蚊に刺されない方法って、あるのかな?

2019年06月08日 | タイの海外安全情報
 
 5日のデング熱のブログでいくつかメールを頂き、蚊に刺されないようにするには?
という質問がありました。 以前にも書きましたけど、もう一度 その話をしますネ。

“蚊に刺されやすい人” に関する逸話って、一度は耳にしたことがあると思います。
それって本当なのか? でも「蚊に好まれる人」って、確かに存在するようですヨ。

 
 <池庄司敏明先生と著書>

半世紀以上にわたって蚊を研究してきた元東大教授の池庄司敏明先生によれば、まず
蚊が人に寄ってくる理由は、人の吐く息に含まれる二酸化炭素(炭酸ガス)を好むから。

蚊には口の辺りにある2本組の「小顎髭」にあるセンサーが、人の吐く息に含まれる
炭酸ガスをかぎ分け、この感知能力が凄いとか。大気中の炭酸濃度は、0.035%ですが、

人の吐く息は、およそ4.5%。蚊は なんと、わずか0.01%の濃度の変化を理解し、無風
状態でも、呼気が拡散していった5メートル先でも、感知できるほど優秀だといいます。

 

飲酒する人が蚊に刺されやすいのは、飲んだアルコールが体内で消化・分解される時、大量の
炭酸ガスが発生され、それが呼気と一緒に口から排出されるため、蚊が寄ってきやすくなります。

“お酒を飲んだ人は、蚊に刺されやすい” という説は本当なんですネ。また、体が大きい人、
また妊婦はお腹が大きくなりますから 息を吐く量も多くなって、蚊に刺されやすいんですネ。

そして、体温の高い人も蚊に刺されやすいと言われます。蚊には触角にある産毛のような
センサーが約2千本あるんだそうです。 ここに温度を感知するセンサーがあります。

 

ここは、0.05度の変化を察知し、人間の10倍ほどの感度だそうですヨ。蚊は露出した肌によって
温められた空気の僅かな温度の違いをかぎ分けているんですネ。体温が高い人も要注意ですかネ。

そう言えば、蚊は黒い色が好むとも言われます。蚊は、色を認識することはできませんが、
人の目には見えない紫外線領域の光の波長で色を見分けていると考えられているんだとか。

こんな実験があったそうです。
多種な色のシャツを着せて、蚊の飛来数を比較した海外の実験で、黒が最もよく蚊を誘引、白が最も
少なく、黒と白を比較すると大きな差が出たそうです。また、日焼けしたあとは、蚊に刺されやすい

 

という国内の実験結果もあるとか。黒は蚊にとって保護色になることに加え、黒は太陽の熱を吸収
しやすく、黒い服を着ると体温が上がりやすいことも、蚊を引きつける理由だと考えられています。

ちなみにアフリカで、白黒模様のシマウマとホルスタインの牛に止まる吸血バエ(蚊と同じ吸血昆虫)を
観察した研究で、いずれも明らかに黒い部分に多く止まっていたという実験結果もあるそうですヨ。

蚊の2千本センサーは、温度のほかにも、汗の臭いのもとになる乳酸や脂肪酸もかぎ分けるそう。
ですから「太っている人」「汗かきの人」は、蚊に刺されやすいのは納得しますよネ。

 

ちなみに、体の部位の中で足が最も刺されやすいという実験結果もあったそうです。
足の裏は体の中でも汗腺が密集していて、夏は臭いが強くなるためだと考えられます。
池庄司敏明先生の知識を知っているだけでも、蚊に刺されにくくなりますよネ。  



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