今の時代、雨天だったらゴルフをプレーしない？

　
　日本は毎日 猛暑が続いています。　ゴルフのキャンセルも多いようですヨ。

正式には最高気温が25度以上の日を「夏日」、30度以上を「真夏日」、35度以上を「猛暑日」といい、
「酷暑日」は猛暑日の俗称だそうですネ。でも東京なんぞは、酷暑日の方が言い当てている感じです。

　

日本で最近のゴルファーは、ちょっとした雨が降っても「真夏日」でも、“ゴルフを簡単に
キャンセルしてしまう” なんて、ボヤいていた知人がいます。「雨が降るとゴルフはキャンセル」

という一昔前なら考えられませんでしたよネ。そんな非常識も、いつの間にか当たり前になった
ことを知らされます。「ゴルフのキャンセル」ということだけで 時代の移り変わりを感じます。

何年前だったかな、こんな昔の幹事を思い出しました。雨が降りそうだったからと、コースに
来なかった参加者に、“どんな理由にしても、約束を守れない者はゴルフをする資格がない” と
永久追放してしまいました。タイのゴルフ界だったら、永久追放者だらけになってしまいます（笑）。

　

しかし 寂しいかな、近年のコンペの案内には「雨天の場合は中止」という文字があることは
珍しくないようです。　真剣に、求道者のようにゴルフをしている上級者ゴルファーの中にも、
“雨天だから今日はゴルフ中止です” と普通に言うので、驚くと 知人は嘆いていました。
　
オールドゴルファーを自認する その知人には、ゴルフコースの知り合いが多く、ゴルフ場の
立場になってものを考えるのでしょう。キャンセルがそのまま損害となる現実を知っています。

　

満員だったはずの休日、ゴルフコースは様々な準備をして客を待ち受けます。キャンセルが
出れば、その分だけ準備は無駄になり、ビジネスとしても売り上げが落ちます。ゴルフ場は

コースを維持するのは、ほとんどのゴルフ場が採算ギリギリです。ほんの少しのイレギュラーな
出来事で、ゴルフ場は廃業に追い込まれるコースは少なくありません。現に、毎年いくつかの

ゴルフ場が廃業しています。知人は、“ゴルフを楽しみ、いつまでもゴルフをしたいと願うなら、
ゴルフコースを保護する気持ちを持つべきだ” が口癖です。　気持ちは分りますけどねぇ～ ・・・

　

タイでは、雨天になったらゴルフ場へ来ない、なんて不思議ではありません。　むしろ一般的です。
タイのゴルファーはゴルフ場に、わざわざキャンセルの電話などしませんしネ。　タイのコースも

土曜日曜などは、どこも客が多くキャンセルが出れば困るでしょうが、ゴルフ場も強く言いません。
そうだ、キャンセル料を厳しく取り立てれば、連絡するようになるのかも知れませんねぇ～　

タイのゴルフ場が客として一番歓迎しているは日本人ですが、その理由は二つあるといいます。
一つはプレーが終わって、必ず食事を取ってくれること。しかもビールをガンガン飲んでくれます。

　

そして もう一つがキャンセルが少ないことです。日本人は、雨天だろうが時間厳守で来て
くれます。事情がありキャンセルするのであれば、電話をするゴルファーが多いですからネ。

これはタイ人のゴルフ場スタッフの間で評判だといいます。　この評判は維持したいですネ。
観光客の方もタイ在住の方も、日本と同じように、気配りする姿勢は大切にしたいものですネ ・・・　　



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